浮かれポンチ、ハンミュを観る

主に観たハンミュ(韓国ミュージカル)のレビュー置き場。

マリーアントワネット&マタハリコンサートで渋谷からソウルに瞬間移動!

 



★★★★★

 
・2017年1月20日(金)19時
・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
・キム・ジュンヒョン
    キム・ソヒョン
    キム・ソヒャン
 
 

Tracklist

 

👑第一部:マリーアントワネット

1. Lullaby (キム・ソヒョン)

2. I'm the Best (キム・ジュンヒョン)

3. Enough is Enough (キム・ソヒャン)

4. The Girl You See in Me (キム・ソヒョン)

 

💋第二部:マタハリ

5. The Girl I Used to Be (キム・ソヒャン)

6. Because of you (キム・ジュンヒョン)

7. One Last Time (キム・ソヒャン)

8. All That We Had to Do (キム・ジュンヒョン)

 

🎩第三部:ミュージカル色々

9. 私だけに (エリザベート/キム・ソヒョン)

10. Music of the Night (オペラ座の怪人/キム・ジュンヒョン)

11. Only Love (ルドルフ/キム・ソヒャン)

12. Think of Me (オペラ座の怪人/キム・ソヒョン)

13. The Measure of a Man (ルドルフ/キム・ジュンヒョン)

14. 星から降る金 (モジャ!/三人)

 

 

 

先日の上映会に引き続き、今月は完全にジュニョン月間と化しています。しかも今回は生歌!生ジュニョン!全身を目と耳にして臨みました。目に耳が付いてる感じ。

 

そして私のジュニョン様萌えポイントの一つに「ヒゲ」があることは既に全米が知る通りですが、なんとジュニョン様は、ヒゲがなくても美しかった!さすがは私の見込んだ真性イケメン!雰囲気イケメンならこうは行きませんぜ。

あと女性のエスコートの仕方がナチュラルすぎて惚れた。女優さんだけでなく通訳さんにまで、優しく腰に手を添えて!私あのためだけに韓国語猛勉強して通訳になりたかった。

 

さて今回、女優さんお二人は初めて。もちろんどちらもトップレベルということは存じておりました。そんなトップ女優二人+ジュニョン様という超豪華メンバーに一堂にお目見えするなどという幸運があってもいいのでしょうか!眼福も耳福もいいところ。ハンミュツアー谷間の時期、私はこれだけを楽しみに生きておりました。

 

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1. Lullaby

まずはMA×ソヒョンさんから。

もうソヒョンさんかわいい〜♡猫ちゃんみたい。キラキラの白いドレスがとてもお似合い。そして髪の毛もとぅるとぅる!奇跡のアラフォーよね。オトナ可愛いマリーアントワネットって感じだわ。

そして声楽科出身ってのは知ってたけど、実際に元オペラ歌手だったのね。オペラ歌手として日本で公演したこともあるそう。そらクリスティーヌ役はどちらも楽勝だわな。

 

2. I'm the Best

わーい!いきなりきたー!私の今月の練習曲!毎月一曲、韓国語の勉強のために一曲選んで歌詞を覚え込んでいるのです。そして1月は、このコンサートで絶対に歌われると見込んでいたこの曲だったのです。おかげで「群衆を煽動しろ」という、何とも使い道に悩む表現を覚えました。

思えばジュニョン様が劇中で歌う曲って、曲として普通に好きなものが多くて、よく練習曲に選んでいる気が。マタハリの"Man to Man"然り、モジャ!の「神よ、なぜ許される」然り。ジャックザリッパーの「灰色の街」も選んだことがあったな。好きな俳優が好きな曲を歌ってることほど素敵なことはないよね!

 

3. Enough is Enough

MAには出演してなかったけれど、今回のコンサートのためにソヒャンさんが特別に準備されたという曲。

しかし、どこまで地声で上がっていけるんだ彼女は…!パワフル…

MAは見たことないけどそう遠くない未来にきっと再演されるだろうから、そしたらぜひマルグリットは彼女で見たいな!

 

6. Because of You

後ろのスクリーンで毎曲関連映像が映されるんだけど、ジュニョン様が歌ってる後ろでジュニョンラドゥの映像流さないでほしかった。どっちも見ようと欲張ってしまう!その結果どっちもチラ見になってしまう!

さて、強い(ように見える)男がプライドや意地をかなぐり捨てて、愛する女性に本心をぶつけるこの曲は、全乙女の憧れだと思うわけよ(ただしイケメンに限る)。まぁ実際のマタハリはどん引きしてるんだけどw 

それで、いつも劇中ではラドゥがマタハリに向かって歌ってる曲なんだけど…あれ、今日は舞台上にマタハリいないね?てことはもしかして、私に向かって歌ってるのかな?

なになに、お前のせいで、寝られない?何も手につかない?深く溺れて?もう我慢できない?から、お前をそばに置いておきたい?

いいよぉーーーーーー♪!!!というか寝られなくしちゃってごめんねーー♡いっそ眠らない夜を過ごそry

 

7. One Last Time

だからどこまで地声で上がっていけるんだ彼女は…!

そして赤い総レースのドレスと緑のライトに包まれて、ミュージカルそのままの風景が展開。ここはブルースクエアかと錯覚しました。

マタハリって最後は死んじゃうけど、激動の時代に自分の意思に従って行動し、勇敢に生きていたところは、いつの時代も共感を呼ぶんじゃないかなとこの曲を聴いて考えてた。

 

8. All That We Had to Do

この曲あまり『マタハリの目玉として意識してなかったけどなるほど、岐路に立たされたラドゥが自身とマタハリの運命を決定付ける決心の曲、という意味では大事な一曲。そして愛国歌的なメロディーで、高位軍人が背負う責任と宿命を的確に表しているのです。

それを見事に歌い上げ、この極東の市民の心を動かすことのできる彼にフランスは勲章でも授けた方が良い。

そしてこの曲の時のジュニョン様の悩ましげな眉間が絶品すぎる。

 

10. Music of the Night

最初数秒間、日本語だと気付かなかったけど、たまには分かる言葉もいいね!初めて日本語でこの曲聴いたわ。そしてとても共感したわ。だって

「新しい未知の世界へ 二人で旅立つのだ」→行きましょう

「心のおもむくまま 君は私のもの」→好きにして

「私にゆだねてほしい」→御意

「私にさわってほしい」→はい喜んry

 

12. Think of Me

ソヒョンさん、元オペラ歌手だったけどオペラ座の怪人でミュージカルデビューしたそう。

どうせならファントムのMy True Loveも歌ってほしかったな。ファントムもEMKでしょ?

そういえば今回は意外なことに、誰も出演中の作品の曲を歌わなかったな。

 

13. The Measure of a Man

ジュニョン様の最後の曲。しかし配られたセットリストを見ると、当初予定はモンテクリストの地獄ソングー!!そっちを歌ってほしかったーー!!ルドルフよく知らんしーー!!あの地獄ソングの爆発力をジュニョン様バージョンでも体感したかったーー!!!昼の部と入れ替わってたのかしら。両方見た人羨ましすぎる。

 

14.星から降る金

アンコールは三人仲良く並んでモジャ!の「星から降る金」。視界にイケメンと美女しかいなくて至福。真ん中のジュニョン様も超かっこいいけど、美女二人に挟まれてるのも羨ましい!

思えば三人ともモジャ!に出てたもんね。ヴァルトシュテッテン夫人以外のキャラがこの曲歌ってたのが新鮮。特にコロレド様は星から降ってこなくても金持ってそうだし(違

 

 

 

そして最後は三人でお見送り。例の通り俳優さんたちが横から見えちゃう部分には衝立が立てられて、視界を遮っていたよ(けち(-з-)

 

しかしそんな衝立、ジュニョン様には関係なかった!

 

 

 

なぜなら

 
 

 

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背が高すぎて頭が飛び出ていらっしゃるから!!w

 

 

 

あー高身長素敵。でもこの見送りの時はさすがに少し疲れてるように見えた。

ソヒャンさんは時差ぼけハイで最後までお元気だったのかしら。彼女、笑顔に愛嬌があって好き。ソヒョンさんは近くで見ても、舞台で見る通りの可愛らしさ♡!

 

 

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兎にも角にも、大劇場主演級の三人が東京で集ったのはグッジョブとしか言いようがありません。そしてまた見たい俳優が増えてしまった。アンダードッグもファントムも残念ながら見れないけど、今年のうちにまたどっかで出会うでしょう。とりあえずジュニョン様は来週のマタハリ上映会で(また)会いましょう!Hasta la vista!

 

 

以上!

 

 

 

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マタハリ上映会でフランス軍情報部の彼にハートを盗まれた件について

 


★★★★★

 

・2017年1月17日(火) 20:45
・シネマート新宿
マタハリ:キム・ソヒャン
 ラドゥ:キム・ジュンヒョン
 アルマン:チョン・テグン(VIXXレオ)

 

 

半年ほど前に見たキャストとは総入替えという絶好のチャンス!しかもラドゥ役はみんな大好き高身長イケボヒゲメンのキム・ジュンヒョン様!

 

 

💄上映会のアメとムチ

 

本上映会、150分、休憩なし。
始まる前にトイレにいったはずなのに、なぜかかなり早い段階で催し、これはあと二時間耐えられない!というピンチな状況に。

 

しかし一度本作を見ている私は記憶細胞をフル動員し、歌と歌の間でラドゥの妻が彼をなじる、比較的軽傷と思われる場面でトイレに行くという、我ながらファインプレーをかましました。

 

なんて話、すっごいどうでもいいわ…。

 


今回は映像ということで、字幕付きで分かったことと、俳優を大きく見られて分かったことが色々あって、映像も良いところもあるんだなと改めて思いました。
記録映像のため音質が残念という以外は、舞台の臨場感はないけれども、作品の良さは伝わったと思います。

 

字幕のおかげで分かった面白いことが、マーガレットが如何にしてマタハリになったかを説明する場面。「ジャワで森に逃げ込んだら森の住人の女性たちの荘厳な踊りに出会って、毎晩彼女たちの儀式に参加した結果私はマタハリに生まれ変わったの」
えぇえぇぇマタハリってマジなスピリチュアル系?!なんか見る目変わったわ…この瞬間だけちょっとアルマンが心配になったわ。

 

あと、兼ねて私が懸念していた「アルマンは最後までマタハリを騙しているんじゃないか問題」ですが、この度字幕のお陰でその疑惑は晴れ、「アルマンはちゃんとマタハリが好き」認定されました。至らなかったのはやはりオムさまではなく私の韓国語力でしたごめんなさい。ホッピング土下座。

 


💄ミュージカルとアイドルのオトナの関係

 

基本的に私、歌えるアイドルは大歓迎。オクさまもオ・ジョンヒョク♡もアイドルだし、ルナちゃんなんかもうまかった。かっこいい/かわいくて歌えるなんて、最高じゃん。

 

ということで超大作マタハリに出るアイドルチョン・テグン氏はどんだけうまいのかと興味あったけど、とりあえずプレコ動画は正直目も(耳も?)当てられなかったので、「何これオトナの関係(≒事情)にて出演?高いチケット代払って見るのはリスキー!」と感じてたの。そういう意味で今回の上映会は、小手調べにはちょうどいい機会でした。

 

そうして見た感想としては、まぁアイドルとしては良いんじゃない、くらい。まだまだ薄っぺらい。悪いけどハンミュのレベルには到達してない。
声域が狭くて低音が苦しいから、低いところはよくキー上げてたし、「英雄らしく」と飛行機倉庫(?)で歌う曲なんかは、曲ごともう一オクターブ高くした方が良かったんじゃない?w

 

彼の独特な声、私は好きだし、ソロの時はまだいいんだけどね。複数になると途端に声量負けね。上記の飛行機倉庫での歌なんか、個々でもアンサンブルの方がうまかったし、アンサンブルもみんな、俺の方が声出るしうまいじゃんと思ってるんじゃないか(勝手

 

あとアルマンが歌った直後にラドゥが歌う場面がいくつかあって残酷にも対比されてしまうのだが、後に出てくるラドゥ役のキム・ジュンヒョンがいちいち歌も歌い方もうますぎて笑ったw これぞミュージカル俳優!と席で独り、半笑いで悶えました。
まぁミュージカル新人と、ミューひと筋の大ベテランを比べるのもかわいそうなんだけどね。逆にジュニョンさまもアイドルはできないだろうし(見たい気もする

 

でもここはミュージカル!アイドルなのは分かるけど!歌い上げる場面で目の前のヒロインを無視して、自分の世界に入り込んじゃダメ!それはコンサートでやるやつ!

 

 

と、辛口になりましたがテグンくん。

 

 

Youスタイルいいねぇ!


脚長いねぇ。顔ちっさいねぇ。女優さんより小さい。軍服がよく似合ってる。正しい空軍の青年像。イケメン風。

 

だが王道イケメン像すぎて、一発で裏があるってバレるんじゃない?私ならアルマンが「マーガレット時代の話を聞いたら失望するだなんて。今のマタハリを作ったのはマーガレットじゃないか(きらーん」とか抜かした時点で、絶対こいつおかしいと気づくな!こんな気の利いた胸きゅん台詞を言うイケメンは実在しないもん!


他方、病室で包帯姿でマタハリを追いかける図は若干ホラーだったけど、最後の王子風白衣装とかはオムさまよりも似合ってたし、舞台映えする青年だったことは評価します(誰

 

 
💄予想を上回るセクシー爆風をマノアタリ(言いたいだけ

 

しかしそれよりもさらに、背が高くてかっこよくてヒゲが素敵すぎるジュニョンさま…!!!

 


もう今回は、彼に尽きましたね。私としては。

 

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前からかっこいいとは薄々と激しく気づいていましたが、まさかここまでの大実感とは。イケメンのアップ映像最高。

 

もう大佐の役がぴったり過ぎて、立ち姿・イケボ・流し目・ヒゲ等、全てのセクシーさに私の中の全乙女が腰砕けになりました。
凛々しいスーツ姿はさることながら、ガウン&スリッパでもかっこいい。でもガウンの下の丸襟の白肌着みたいのは、着ないで良い。裸で良い。あの時のコロレド大司教のように。

 

前回見た「お国一筋で生きてきました!」的正統派リュラドゥと比べると、ジュニョンさまのラドゥは「良いルックスで昔はぶいぶい言わせたんだろうな」系。マタハリに花を贈る仕草がこなれてた。
系統的に終盤の悲壮感はリュさまの方が出てくるんだけど、ジュニョンラドゥの素敵ポイントはすばり!物理的にも態度的にも超・上から!高圧的セクシードS!

 

私の好きなシーンの一つ、酒場でのラドゥとアルマンのデュエット"Man to Man"。テグン氏の若さもあって、お父さんが小学生の息子を怒ってる画(またはヒヨコと軍鶏)みたいになってたけど、あの有無を言わさぬ高圧パワハラはリュ×オムペアにはないケミストリーの成果だったと思いまぷ。

背がすごく高い分、マタハリの所在についてアンナを問い詰める場面も、スパイミッションの成果についてマタハリに迫る場面も、上からのドSが絵になるぅ。高身長最高。

 

鳴呼。私もアルマンやアンナやマタハリのように、ジュニョンさまに見降ろされながら言葉攻めされry

 


ごほんごほん。


そんなにかっこよかった中で唯一、マタハリに向かって「君がアルマンと過ごした時間は俺と一緒にいたも同然だ!」て言ったのは、さすがにちょっとキモかったわ。そらマタハリじゃなくてもドン引きするわ。まぁこの場合キモいのはジュニョンさまじゃなくてラドゥなんだけど。


とまぁ、とにかく鼻血とよだれと涙とトマト汁が止まりません。何なら目から鼻血が出て止まりません。肉眼では見えないけれど特殊なライトを当てれば、目から鼻血を流す私の顔はさながら「奇跡のマリア像」でしょう。ジュニョンさま、あなたはこの度、私を「奇跡のマリア」にしましたおめでとう。ありがとう。アーメン。

 

ちなみにトマト汁とは「舞台に興奮した時に発生する、汗でも涙でもよだれでも鼻血でもない何か」で、「ヘドウィグ」のクライマックスでヘドウィグがトマトを握りつぶして汁を浴びたことに端を発する用語です。私がヘドウィグだったら昨日は会場がトマティーナになってました。あでもトマトが滴るジュニョンさまも絶対すてkそろそろ本格的にキモいので自主規制

 

危険視されて今度のジュニョンさまのコンサートに入場拒否されたら困るからな!前日はたくさんトマトを食べよう!取って付けたようだけどキム・ソヒャンさんもすごいうまかったから期待!

 

 

以上!

 

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浮かれポンチアワード 2016年12月期

 

 

 

🏆🏵🎗🏅🎖浮かれポンチアワード🎖🏅🎗🏵🏆

 

 

昨日の「第1回韓国ミュージカルアワード」を見て「私も早くまとめねば!」となりました。

このハンミュツアーで見た作品や俳優が多数ノミネート・受賞していて大変よろしかったです。

 

 

🏵2016年12月期

 

ノミネート作品:ファントム私とナターシャと白いロバノートルダム・ド・パリモンテクリスト

(切なさに涙がちょちょぎれるシリーズ)

 

 

 

🏅最優秀女優賞:チェ・ヨヌ(『私とナターシャと白いロバ』ジャヤ)

  澄んだ歌声と美しい涙が評価されました!

 

 

🏅最優秀男優賞:ホン・グァンホ(『ノートルダム・ド・パリカジモド)

  来世でも必ず出会いたい歌声が評価されました!

 

 

🏅最優秀助演女優賞:シン・ヨンスク(『ファントム』マダム・カルロッタ)

  脇をがっちり固める演技と歌が評価されました!

 

 

🏅最優秀助演男優賞:チェ・ミンチョル(『モンテクリストモンデゴ)

  手堅い悪役が評価されました!

 

 

🏅最優秀ミーハーホイホイ賞:パク・ヒョシン(『ファントム』エリック)

  古参もミーハーも唸らせるスター性が評価されました!

 

 

🏅最優秀セクシーヒゲ賞:オム・キジュン(『モンテクリストモンテクリスト伯)

  ヒゲも似合うという意外な魅力が評価されました!

 

 

🏅最優秀ビジュアル賞:『私とナターシャと白いロバ』

  清らかな舞台セットと衣装が評価されました!

 

 

🏅最優秀完成度賞:『ファントム』

  全てが調和した高い完成度が評価されました!

 

 

以上!

 

 

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문테크리스토 / モンテクリストは色んな個性が(わりと好き放題に)際立つ作品!

 

 
★★★★☆
 
・2016年12月18日(日)19:30
・忠武アートセンター
モンテクリスト:엄기준(オム・キジュン)
 メルセデス:조정은(チョ・ジョンウン)
 モンデゴ:최민절(チェ・ミンチョル)
 アルベール:임준혁(イム・ジュンヒョク)

 

 

城南市での公演から滑り込みで見にいった本作。日曜なのに開演が遅めで助かった!

 
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⚓️勝手に勝手な俳優評

 

まずメルセデス役の女優さん。声は綺麗だし、声量もあるし、容姿も綺麗で、正統派メルセデス!なんだけども、声が震えすぎで歌い方はあまり好みでなかった…。メルセデスの曲は基本的に情緒不安定だから多少は構わないんだけど、ニ拍伸ばすごとに震えられると集中力が削がれる…。
あとオムさまもビブラート強めだから、デュエットになると二人して「ああぁああぁああぁああぁ」てなってるのに酔う笑
 
なんか今回のオムさまは、歌が妙に精細を欠いていた気がしたな…ところどころコントロールし切れてなかったというか。マタハリやジャックの時はもっと丁寧だったのに。
 
でも復讐ソングでの爆発力は良かった!あとスタイルも相変わらず良かった。特に全身黒い衣装の時が素敵♡ヒゲ良い♡目が切れ長♡脚長い♡
 

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そんな中、本作のマイベスト評価はモンデゴ役のチェ・ミンチョル氏!
 
重厚な歌声で、すごく安定してて、とっても良かったわ。アルベール役もなんだか声量不足の新人さん(?)だったから、今回チェミンチョル氏がいなかったらどうしようという感じね。
 
モンデゴ役は、将来チェ・スヒョンあたりにもやってほしいなと見てて思った。
 
 

 

⚓️長いものを短くするのは常に難しい
 
私はデュマの『モンテクリスト伯爵』がわりと好きで、原作は二度ほど読んだのだけど。
 
岩波で5冊(今は7冊?)にも及ぶ長編小説をどうやって2時間半に収めるのかと気になってたけど、わりとうまくまとめたなという印象。
 
それどころか、婚約パーリーや海賊船での格闘シーンは若干冗長だなと思ってしまったw 半分の時間でいいと思うお。
 
 
ミュージカル版では伯爵のパートナー(?)エーデが消されてたり、その代わりにルイーザがいたり、アルベールが実はエドモンの息子で、エドモン自身もメルセデスと元鞘に収まるという、伯爵もびっくり仰天の新事実が盛り込まれる等原作と若干違うところはあるものの、船乗り時代から復讐を遂げるまでの諸々を無理なく描いているように思えた。
 
原作では同じ重さで描かれてる三人の敵のうち二人を、ばっさり脇役にしたのが効いている模様。
 
その分「復讐」という最大のテーマに話の重点が徹していない感はあるね。「愛」と「許し」というテーマも入ってくるし。
 
話としては筋が通ってるし、音楽もいいから、一ミュージカル作品としては出来はいいと思う(エラそう
 
あと復讐するための会社をLERROMにしたのは原作には(確か)ない、面白いアイディア。
 
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個人的には何でも原作通りにやってほしい派なのだが、原作通りに復讐を遂げたモンテが財産をアルベールとその恋人に継がせて、エーデと二人で船で去ってくってのは、ミュージカル的には盛り上がらないんだろうか。
 
うん、盛り上がりは、しないか。余韻系になるか。
 
何よりカーテンコール後のモンテとメルセデスのぶちゅー!が見れなくなりますね(何を見にいってるんだ
 
 
でもオペラ座の怪人とファントムみたいに、パラレルワールド的な別作品も作ってほしいな!こちらは復讐&余韻メインで。
韓国、復讐モノ好きだし、創作されないかしら。
 

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⚓️その他コメンツ&ツッコミ
 
ダンテスが連行されてゆき、婚約パーリーの皆がはける際、なぜかダンテスの船に乗ってはけていくモンデゴ&メルセデスそれお前らの乗り物じゃないから!と静かに突っ込まずにはいられない。
 
というか婚約パーリーで花冠と花首飾りしてるのがハワイアンズしか見えない。
 
・ジャコモが会社の先輩にしか見えない。
 
・プロジェクションが、もはや3D的な何か!大海をゆく船とかは大迫力。幕一面がプロジェクション映像の時もあって、ミュージカルを見てるのか、映画を見てるのか分からなくなる時も。安易に場面転換時間を稼げる分、使いすぎ、甘えすぎに注意。
 
・韓国語力不足で分からなかったんだけど、アルベールがエドモンの息子だってのはどこで明かされたの?モンデゴを倒した後?衝撃的事実の割に当事者二人全然驚いてなくない?
 
・リュさま(T_T)年末でモンテ納めだったなんて(T_T)見とうございました(T_T)
 
 
 
以上!
 

 

 

 

 

 

노트르담드파리 / ノートルダム・ド・パリの鐘を~鳴らすのはあな~た~♪

 

 

 

★★★★★

 

・2016年12月18日(日) 15時
・城南アートセンター
・カジモド:홍광호(ホン・グァンホ)
 エスメラルダ:전나영(チョン・ナヨン)
 フロロ:서범석(ソ・ボムソク)
 フェビュス:오종혁(オ・ジョンヒョク)
 グランゴワール:김다현(キム・ダヒョン)
 クロパン:문종원(ムン・ジョンウォン)
 フルールドリス:김금나(キム・クムナ)

 

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🔔原点に吹き込む新しい風

 

もうこの作品好きすぎて、暗い中で序曲聞いただけで「あー原点に帰ってきたな」と懐かしくなって早くも感傷に浸った。笑
この作品こそ私のミュージカル原体験だからね。

 

もう出会ってから20年近く経つのね。

 

そして時は経ち、ハンミュファンになって一年余り。

 

 

念願の(T_T)

 


悲願の(T_T)

 


ホン・グァンホ(T_T)

 

 


グァンホを知ってからぜひ見たいとずっと願っていたのだけど、カジモドがイケボでもな…というのと、訪韓とのタイミングが合わなくて見そびれていた。


しかし待てど暮らせどグァンホの次回作は発表されないし、このまま見られないならノートルダム見ておけば良かった…と後悔し始めたところに、城南市で地方公演!ここなら無理なくソウルから行ける!
しかもフェビュスはオ・ジョンヒョク!ジョンフェビ!筋肉イケメン!絶対合う!そしてグランゴワールは、気になっていたキム・ダヒョン!グァンホが見られるのみならず、イケメンパラダイス!ポチッ!!

 


実際に聞く生グァンホはもう耳福すぎて、耳をpamperしすぎでpampersが必要でした(意味不明

 

とにかく、この声で名前を呼んでもらえるなら私エスメラルダになっても構わないわ。死ぬのは嫌だけど。死んだふりするからラストの曲を耳元で歌ってほしい。
この最後のDanse mon Esmeraldaはマイミュージカル史上最も悲しい&好きな曲で、もうグァンホに全部持っていかれてしまい、あんなに「イケメン♡!筋肉♡!」と興奮して楽しみにしていたジョンフェビでさえ、カーテンコールで出てくるまで忘却のファーアウェイ。

 

というかグァンカジはもはや鐘つきにしておくのは勿体無い。下に降りてきてミサで歌いなさい!と思うほど、魂が震える歌声で、カジモドの抱える闇とか切実な愛が痛いほど伝わってきました。

 

しかもグァンホって顔がかわいいから、つぶらな瞳のグァンカジが余計純朴で哀れに見えて。歌声×カジモド×つぶらな瞳のトリオ攻撃に、もうグァンカジが歌うたびにうるうるしてた。もうこの先グァンホ見るだけで泣くんじゃないか私。笑


本作に関しては特にこだわりのあるわたくしですが、今回は全キャスト、かなり理想的な声質・雰囲気だった。大変結構。
カジモドは綺麗すぎずたまにダミ声、エスメラルダは健気で無謀だけど落ち着きと色気も必要、フロロは重厚な声の冷たい炎、フェビュスは見た目も声も王子風、グランゴワールは知的で語りかける感じ、フルールドリスはピュアで世間知らず故の恨み節、クロパンは天に向かって吠える親分肌。

 

 

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🔔フェビュス論考

 

今までエスメラルダがフェビュスにこだわる理由ってそこまで共感出来なかったけど、ジョンフェビは何だか純粋で、運命のいたずらで本当にエスメラルダが好きになってしまった感じが出てたのよね。

 

フェビュスって端から見るとただの浮気男と見られがちで、まぁ実際に褒められたことはしてないんだけど、二人の女性に挟まれる苦悩は本当なんじゃないかと私は思うわけ。

 

特にフルールってソツのない良家の政略結婚相手だから、彼女に対してはどうしても「心底愛してるから」というよりは、「そうすることを立場上求められているから」愛する素振りを見せている、という風に見えてならないのよね。実際自由に恋愛結婚できる家柄でもないわけだしさ。

 

そこに妖艶で無垢なエスメラルダが風に吹かれたように現れたら、「この娘は自分の味気ない生活に、風穴を開けてくれる運命の女性なのかも知れない!」と惹かれることも無くもないと思うのよね。まぁそのせいで実際に体にブスッと穴が空くことになっちゃうんだけどね。
その後魅力的だったはずのエスメラルダの妖しい魅力が逆に「魔術」ということになってしまうのは、この時代の哀しいメンタリティよね〜。

 

それで思い出したんだけど、二幕のLa monture (フルールの恨みソング)とJe reviens vers toi (フェビュスのやっぱり君が好きだよソング)って、初期の頃と順番が入れ替わってたんだけど、なんでだろー。
確かこないだ見たフランス語版でも入れ替わっててアレ?と思ったから、韓国語版だけの現象じゃなさそう。

 

元の順番だと、フルール「何なのよあんた。全部嘘だったのね。でもエスメラルダを処刑するって誓うなら愛してあげてもいいわ」(怖 →フェビュス「俺は魔法にかけられていたんだ。本当に好きなのは君さ。エスメラルダは首吊りになるよ」ジャーンッ(仲直り

 

でサクッと元鞘に納まるのに、この順番を逆にすると

 

フェビュス「本当に好きなのは君さ。エスメラルダは首吊りだよ」→フルール「何よあんた騙してたじゃない。でもエスメラルダを処刑するって誓うなら、また好きになってあげてもいいわ」→私「だからもうさっき首吊りになるって言ったじゃんうぅうぅっ…!!フルール粘着質で怖いんんぅぅっ!!なんかフェビュス言いなりになっててこの先しんぱいんんぅぅっ!!」

って、ならない?


でもこうなった方が、フェビュスも「チーム可哀想」の仲間入り?その代わりフルールが「耐える女(チーム可哀想)」から「恨み深い粘着女」にキャラ変しちゃうな。フェビュスとフルールはどう頑張ってもトレードオフなのかしら。

 

んーちょっと途中でこの二曲を入れ替えた意図が分からない。私は仏版サントラで聞き慣れてる前者の方が、今のところは好きなんだけど。
と、あれこれ意外と考え込むフェビュス論考でした。


あ、本稿に浮気を推進する意図はありませんよ、って断っておかないといけない世の中かしら。

 

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🔔中世と現代をつなぐ普遍的テーマ

 

ところでノートルダムってサンパピエ(クロパンと仲間たち)の観点で見ると、極めて現代的なテーマよね。


庇護と幸福を求めてきた異邦人を、危険だ、異教徒だ、犯罪者だ、野蛮だと決めつけ、一網打尽に捕らえられて強制送還。

 


あらーなんかすごいデジャビュ

 


もちろんいい人ばかりではないし、社会的脅威になりうることは十分承知なのだけども。
このミュージカル、フランス人は大好きだけど、今フランス人がこれを見たらどう思うんだろう。今の世界にあっては、外国人なんて送還されてしかるべき、とか思われちゃうのかな。

 

私は外国に住んで、幸いにも虐げられたり暴力を振るわれたりしたことはないけど、外国人であることを理由に嫌な思いをしたことは些細ながらもたくさんあるから、
いつ自分に向けられるとも分からない憎悪や排除が、社会のあちらこちらに潜在しているのを感じたから、
Condamnés とか Libérés みたいなサンパピエの曲には共感しちゃうな。

 

きっと「外国人」になったことがある人は少なからず分かってくれるものと、勝手に思うんだけども。相変わらず共感するところの多いミュージカル。

 

 

🔔その他つれづれ


・韓国ミュージカルにはめずらしく、若干のさだまさし現象が見られる。

 

・カジモドがエスメラルダをさらおうとするシーンで、エスメラルダが抵抗するのは分かるんだけど、今回まさかの膝蹴りかましてたw グァンホはもうちょっと丁重に扱ってw

 

・Déchiréの韓国語タイトルが「つらい」なのがウケる。そんなこと言われてもw
あとつべで見たチェ・スヒョンフェビュスはこの曲の最後に胸元をバッ!!ってハダケてたから、大変期待して目を凝らしてたのに、ジョンフェビはやってくれなかった。彼は絶対いいトルソーだから残念。

 

・なのに、苦悩ソロ曲の歌い終わりになぜか神父服の前をバッ!!と開き、黒いタンクトップを露わにするフロロのお前じゃないよ感。いやこれは本当に求めてない。その権利フェビュスに譲ってくれ。てかフロロこんなキャラだっけw

 

・すごいどうでもいいんだけど、オジョンヒョクの首が前に出過ぎ(猫背?)なのが気になった。フェビュスのテロンとした衣装だととても目立つ。体に悪そうで心配(誰

 


以上!

 

 

나와나타샤와흰당나귀 / 私とナターシャと白いロバと、私も仲間に入れてほしい

 

 

★★★★★


・2016年12月17日(土)19時
・テハンロドリームアートセンター
・ペク・ソク:강필석(カン・ピルソク)
   ジャヤ:최연우(チェ・ヨヌ)
   男:유승현(ユ・スンヒョン)

 

話題作とのことで、白石役の三俳優とスチールの美しいビジュアルに惹かれて、言葉もおぼつかないけど見にいってきました「私とナターシャと白いロバ」。タイトルにも少し惹かれるよね。

 

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💠全方位から泣ける珠玉の作品


劇場入って驚いたのは、舞台の小ささ!そして一面に茂る真っ白な竹やぶ。ここに白スーツのペクソク(白石)、チマチョゴリのジャヤ、黒上下のサネがいる画は、それはそれは清らかで美しかったです。

 

詩の言葉遣いと方言で、他の作品よりもさらに聞き取りにくかったけど汗
大筋と雰囲気しか分からなかったから、だんだん物語が悲しくなってきてもそれが分からず。気づいたら周りの観客が涙を拭いていて、「?!なに今悲しいところなの?」と分かり、そのつもりで見てみたり。

 

それでも白石との思い出が次々と出てくるのはとても温かくて、悲しくて、美しくて、最後に二人で海に行くところなんかは不意打ちすぎて泣いた(T_T)

 


「私とナターシャと白いロバ」の詩を書いてるシーンが最後の曲の伏線になってるのは分かってたけど、まさか「いつか一緒に海に行こう」も伏線だとは思ってなかった(T_T)
現実世界で再会することはなかったけど、夢?の中では白石は約束を果たしてくれたんだね(T_T)

 

客席では最後の方、もはや嗚咽とむせび泣きが聞こえてきておりました。そんなに泣けるなら、言葉がもう少し分かるようになったらまた見てみたいな。分かってしまったらどうなるのか、今から少し怖いけど。

 

でも本作は言葉が分からなくても、曲と歌声と景色が美しすぎて泣けます。宝石みたいな創作ミュージカルだなと思いました。見てよかった。

 


ジャヤ役の女優さんも渾身の演技で、後半ずっと号泣してたな。あれはやってる方はたまらんだろうね。今までで見た女優さんの中で一番泣いてたわ。いつも思うけど、泣いててもちゃんと歌えてるからミュージカル俳優ってすごいよね。

 

出待ちでも彼女を待っている人がたくさんいて、女優さんに出待ちの列が出来るのって初めて見たな。でもすんごいかわいくて綺麗で愛嬌があるし、歌もうまかったから私も応援したくなった。

 

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💠シルクとつるぎとカン・ピルソク


白石のキャストが三人いる中(他二人はイ・サンイとオ・ジョンヒョク)、三人とも好きだから誰に当たってもいい意味で良かったところ、ゴーン・トゥモローで初めて拝見する光栄に与った、カン・ピルソク先生になりました。

 

ゴーンの時も思ったけど、ピルソク先生。
優しく、柔らかく歌う時の声の耳当たりの良さは、まるでシルクのよう。
お坊ちゃんな容姿にふさわしい上品さで、こんな声で詩を歌われた日にはもう、ジャヤでなくても一緒にいたくなってしまふ。

 

他方、力強く声を張る時は一転、つるぎのごとく澄んだ空気をスパーン!と切ってしまうかのようなキレッキレの声質になるのです。声量もすごいし、3Dのつるぎが空を切って客席まで飛び出してきそうなのです。

決意とか、悲しみとかが滲み出るこのつるぎバージョンの声が、チェ・ヨヌさんのキーンと冴え渡る声ととても合っていて、いいハーモニーでした。

 

いずれにしても抜群の安定感と持ち前の高貴かつ善良な面持ちで、日本人にもピルソク先生ファンも多い理由がじわじわ分かってきました最近。
創作ミュージカルの王子みたいに言われてるけど、確かに彼なら初演でも何でも任せられる感じがする!

 

ということでミーハーな私は、終演後に漏れなく出待ちもしてみました。
ハリーポッターみたいな眼鏡かけてたよ!

 

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一人ずつ丁寧にサインに応じて、写真まで一緒に撮ってくれて、ファンサービスあまりしないタイプの俳優かと(大変勝手ながら)思ってたから意外だった&見直した!(何様
カタコトで話しかけたら「ニホンジンデスカ?台詞理解できましたか?」って気にかけてくれて、人当たりもとてもいい人でした。

 

台詞はほとんど分からなかったけど感動したよ!あとすごいどうでもいいけど白いズボンで若干パンツ透けてたよ!変なとこ見てごめんね!

でもぜひまた会おうねピルソク先生!あんにょん!(*゚▽゚*)/~

 

 

以上!

 

 

팬텀 / ファントムなら劇場系三大芸術が一度に楽しめちゃう!

 

 

★★★★★


・2016年12月17日(土) 14時
・ブルースクエアの大きい方
・ファントム:박효신(パク・ヒョシン)
    クリスティーヌ:김순영(キム・スニョン)
    カリエール:이희정(イ・フェジョン)
    カルロッタ:신영숙(シン・ヨンスク)

 

 

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🎼始まりはミーハー心から

 

本作のキャストが発表された当初の私:

パク・ウンテとチョン・ドンソクは分かるけど、真ん中の人は誰だろー。
パク・ヒョシンっていうんだ。ポップシンガーね、ふ〜ん。
と、実は彼が一番の有名人だったことは微塵も知らず、日程が合えばパク・ウンテあたり見たいなーくらいに思っていたのだけど。


キャストが発表されてから、俄かに騒がしくなったインスタおすすめページ(インスタが最大の情報源
あ、この動画あの人じゃん、ファントムのスチールで真ん中にいる、鼻高めの…(ぽち

 

 

 

(なんか忘れたけどコンサートの一場面)

 

 


…何この人うまい!!

 

 

 

しかも私の好きな、ハスキーかすれ系だけど声量たっぷりボイス…!!
あ、こっちにも動画が、あっちにも動画が…
ファントムやモーツァルト!、トートの時の動画もあるじゃん!
というかこの声すごいファントムっぽい!
と見ているうちに、すっかり生でも見たくなってしまったパク・ヒョシン。

 

 

だが彼は、ミュージカル俳優の何倍もの人を集める人気歌手。チケットなんて発売開始後3分で売り切れていた…。

 

 

ところがある日、突如として「今だっ…!!!」という感覚が降臨し、インターパークを開いたら……
一席、キャンセルで空きがあるではないか…!!!これは取れということか。見ろということなのかっ!!
などと考えている暇もなく、条件反射的にポチってました。勝利。しかもわりといい席。
その代わり、こちらもとても感動すると噂の某冬恒例二人ミュージカルが残念ながら犠牲になったんだけど、ミーハー心には勝てないから仕方ない。


そんなわけで認知からとんとん拍子で拝見することになったパクヒョシン氏。

 


いやー良かった。
ミーハー目線ですが、仮面をしていながらもカリスマ性あるし、純朴ファントムで可愛げのあるところもいい。
ハスキーな声はファントムの謎めいた雰囲気にぴったり。だけど爆発力もあるから、静かな曲から声を張る曲まで、一貫した安定感でファントムを演じきっていた。

そして発声が声楽ではないのに、オペラ歌手に全く負けない声量…!
ミュージカルの歌唱法が、オペラの歌唱法と違和感なく対等に絡み合ってたのが新鮮で、そしてなんだか嬉しかった。


ファントムは劇中全く顔を見せないので、一瞬でも俳優のご尊顔を拝したいファン(とミーハー)のために、カーテンコール後にファントムが後ろを向いたまま仮面を脱ぎ、バッと振り返ると同時に暗転するというサービス(?)がついてきました。
音楽と照明と動作が計算しつくされ、全てが揃っていないと顔が見えなかったり、見えすぎたりでかっこ悪いことになってしまうが…

なんとこの日はタイミングが見事に揃っており、観客1,800人が恋い焦がれるスターの顔が…

 


0.3秒くらいしか見えなかったー\(^0^)/

 


しかも顔の3分の1くらいー\(^0^)/

 

 

さすがスターやわ(何

 

顔ちょい出しチラリズムで、ミーハー心さえも掴んで放さない手練手管よ。
ということで満たされたのか満たされてないのか分からない、ミーハー体験feat. パクヒョシンでした。
いつかトートも見たいなぁ。

 

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🎼オペラ座のファントムが二人いた場合


今回の制作まで全くノーマークだった「ファントム」。「オペラ座の怪人」とはちょっと違うのかなー、くらいの知識(少

でも両方知ってみるとなんだか私、こちらの方が全体的に好きかも。何というか、ストレスフリーに楽しめる。

 

ロイドウェバー版の怪人は、クリスティーヌを得るために監禁したり卑怯な取引を提示するところが捻くれてるというか、愛情が倒錯してて、純粋に同情できないんだよね。それどころか若干キモいしイラッとする。笑

 

対してこちらはそんなことはしないどころか、フィリップ(ラウル的なポジション)と仲良くなるクリスティーヌを見て、ひたすら落ち込むというナイーブさ。
自分の容姿が醜くて、一途に愛するヒロインのために何かしてあげたいんだけど怖がらせるのは不本意で、そして他の男性と近しくなるのを見ているしかないのは、ノートルダムのカジモドと似てるなと思った。これはカジモド目線の物語なんだ、と。

 

そんなわけでファントムは卑怯なことをしない分クリスティーヌの反感も買わないため、クリスティーヌも最後までずっとファントムを愛してて、それが最後のシーンでのお涙を倍増すると思うの。

 

あとは父と息子の関係がよりフィーチャー。
モジャ!にしろキンキーブーツにしろ、父と息子の関係って今まであまり共感して見たことがなかったのよね。自分が当事者になることがないから。


でも本作の父と息子シーンは何だかえらく感傷に浸っちゃったわ。二人の過去と真実と思ひ出と愛情と顔と窮地と、全てがどろどろになってファントムとカリエールから放出されてるんだもの。この後に何が待ち受けてるかを知ってると尚更泣ける。

ちなみにヒョシン氏は泣きすぎて、衣装の袖で顔拭いてました(やめたげて

 

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🎼3in1でお値段以上ミュージカル


「ファントム」は確かにロイドウェバー版のような、誰もが知る有名ナンバーを持つわけではないんだけど、逆にどの曲も「聞かせる」から捨て曲がない。


これは歌唱力が担保されていないと成り立たないだろうし(というか双方にとって苦行になりそう)、正直言うと子守唄になりそうな曲も多いので、「聞かせ続ける」のには特に歌のうまさが大事な作品だろうと思ふ。

 

その点、今回見た四作の中でファントムは、ずば抜けた安定感を誇っていたな。
クリスティーヌ役は本職のオペラ歌手だったし、そうでない人もどこかで声楽のトレーニング経験があるんでしょう。みんな本当に気持ち良いくらい声出てたね。

 

特に驚いたのはカルロッタ役のシンヨンスクさん。実はモジャ!のヴァルトシュテッテン夫人以来二度目のご対面だったという。
その時も脇をがっちり固めてたけど、今回はさらに本領発揮してたな。存在感あって、ふてぶてしくて、でもどこか憎めなくて、滑稽で、下手な歌の演技がすごく上手い。というかもはや歌普通にうまいんだけども。

 

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あとはバレエも、本作の大きな見どころ。
若いカリエールとベラドーヴァのパドドゥが本当にうっとりする美しさだった。バレエ久しぶりに見たけど、あんなに優雅で美しいと思ったのも珍しいかも。間違いなく見どころの一つ。
しかしバレリーナはつくづく綺麗な体ですなぁ。

 

ということでミュージカルなのに、オペラもバレエも本格的に堪能できるばかりか、人間の体ってこんなに美しいのか!人間の声ってこんなに美しいのか!と思わせてくれる本作。
この舞台に立てる人は幸せだなぁ。何かしらの美を持っているということだから。

 

上演期間中に訪韓する機会があったらリピート有力作です。他のファントム役も有望すぎて見たすぎる。

 


以上!

 

 

 

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