浮かれポンチ、ハンミュを観る

主に観たハンミュ(韓国ミュージカル)のレビュー置き場。

영웅 / 英雄を見にホットスポット(光化門広場)へ行こう

 

 

★★★★★

 

・2017年2月18日(土)15時

・世宗文化会館

安重根:양준모(ヤン・ジュンモ)

    ソリ:리사(リサ)

 伊藤博文:이정열(イ・ジョンヨル)

 リンリン:허민진(ホ・ミンジン)

 

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🔫まずはあらすじをさくっと

 

<一幕>

ロシアの白樺の森の中、安重根は日本帝国に侵略されつつある大韓帝国を救うべく、同志たちと左手の薬指第一関節を切り落とす「断指同盟」を組む。指から流れ出た血で「大韓獨立」と太極旗に書き、決意を固める。

 

その頃景福宮では日本による明成皇后暗殺を受けて女官ソリが悲嘆に暮れている。ソリは敵を討つために日本行きを決意し、キム内官によって安重根に引き合わされる。

 

転じて舞台は東京。伊藤博文は側近とともに芸者遊びを楽しみつつ、満州行きを決める。そこに踊り子として現れたソリ(源氏名はナミダ)を一目見て気に入り、自分の側に置くことにする。

 

安は中国人の旧友ワンウェイが営むウラジオストクの食堂にて同志たちと合流する。同地ではワダ率いる日本警察が反逆分子を日々追っている。ある時また追われていた安は、一緒にいたワンウェイの妹リンリンと恋人を装い、街角でキスすることで追っ手をかわす。リンリンは安への特別な感情を自覚する。

 

警察は安たちをワンウェイの食堂にまで追ってき、彼は安たちを逃がすが、代わりに日本警察に拷問されて命を落としてしまう。自分をかばって亡くなった友人の葬儀にて安は、自分のしていることは正しいのだろうかと苦悩するが、故郷や母のことを想い、意志を完遂することを誓う。

 

安たちのもとに日本のソリから、伊藤のハルビン行きが知らされる。安たちはこの機会を捉え、在ロシアの協力者チェ・ジェヒョンの反対を押し切って伊藤暗殺を決意する。

 

<二幕>

白樺の林の中で安たちは伊藤襲撃の練習をしている頃、伊藤はソリを連れて日本を後にする。

 

ウラジオストクでは安たちが相変わらず日本警察に追われているが、見つかってしまった安をかばってリンリンが被弾。リンリンは息を引き取る直前に安への想いを伝える。その場には彼女を想っていたユ・ドンハも居合わせており、安はリンリンの亡骸を彼に託してハルビンに向かう。

 

伊藤の列車が万が一、ハルビン到着前に一時停車した場合に備え、同志ウ・ドクスンとチョ・ドソンは手前の蔡家溝駅で列車を待っていた。長らく待ったあげく列車は結局通過するが、二人は列車に銃を構えているところを見つかり、逮捕される。

 

ハルビンに向かう特別列車で伊藤に同行するソリは、眠りについた伊藤を簪で刺し殺そうとする。しかしソリを警戒した伊藤は寝たふりをしており、失敗。失意のソリは走行中の列車から身を投げて自決する。

 

安は市内の教会を訪れて最後の祈りを捧げた後、ハルビン駅に向かう。駅では大勢の人が伊藤の到着を歓迎していた。安はその中に紛れ込み、下車してきた伊藤に向かって発砲、「大韓独立万歳」と三唱する。

 

逮捕された安以下4名の裁判。安は伊藤を暗殺の動機として伊藤の朝鮮への所業を述べ、「誰が真の罪人だろうか」と問いかける。最終的に安は死刑判決、他3名は懲役判決を言い渡される。

 

独房にて安は『東洋平和』を執筆している。安は看守の千葉に「互いが認め合い、尊重し合えば東洋の平和が実現する」と説き、共感した千葉は安を先生と慕う。刑の執行を目前に安は千葉に「為国献身軍人本分」という絶筆を捧げる。千葉は安の母チョ・マリアから送られてきた白装束を安に着せ、安は絞首台へと向かう。

 

さくっと書くつもりが…

 

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🔫ミュージカルとして楽しんだもの勝ち

 

この作品、前菜が一番重い。

 

だって一曲目から血気盛んすぎでしょ!というか本当に血出てるし…包帯血みどろだし…

自分で指を切り落としてまで祖国救済を誓う場面だから、俳優さんたちもすんごい熱がこもってて、一曲目にして盛り上がりがフィナーレだった笑

 

しかも本作、会場は光化門広場に面する世宗文化会館。そしてこの日は土曜日。ということで広場では、朴槿恵退陣の集会を絶賛開催中でした\(^0^)/

その隣で「英雄」やってるわけだから、もう劇場の中も外も国民感情大噴出\(^0^)/

それらを日本人がミーハー心で見にきてることなんて悟られないようにしようと、なぜか本能的に思ったのでした。

 

というか本作を観にいこうという日本人ってそもそも少ないんじゃないかな。私は良く言えば好奇心、悪く言えば話のネタにするために、わりとニュートラルな気持ちで観にいってみました。

 

日本がどう描かれているかということも、韓国語の台詞が全ては(というか大部分は)分からないという問題があるので…日本のことを何て言ってたかとか、安や伊藤の主義・思想の細かい台詞は聞き取れなかったんだけど、別に日本や伊藤がそこまでゲスな描かれ方はしていなかったのかな、という印象。少なくとも隣の大国の抗日ドラマのようなことはなかった笑

 

それよりは逆に安重根の内面や理想を丁寧に描写することで彼を持ち上げて、相対関係を作っている感じ。「反日の英雄」というよりは、「祖国と東洋の平和のために戦って散った英雄」という描かれ方なのかなと感じた。

特に最後の独房での千葉看守とのシーンは、外交や世論ではお互いの印象が悪くても、個人レベルなら彼らのように意思疎通して、前向きな関係が築けるんだよ!てなことを暗示してくれてるのかなと思いました(希望的観測 でも見てた人たちには本当にそう思ってほしいな。

 

ま、もっと韓国語が分かるようになってからまた見たら「全然違うじゃん!w」てなるかも知れないけど、そんなわけで少なくとも言葉が分からないうちは、ミュージカルとして十分楽しめる作品でした。テーマ的に、朝鮮人役の俳優は演技にひときわ熱がこもっていた印象を受けたけど、それ自体はミュージカルとしてはいいこと。曲もいいしダンスもハイレベル、衣装やセットも豪華で、俳優陣も素晴らしい、韓国ミュージカルの大作と言っていいと思います。

 

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🔫各方面の「英雄」たち

 

主演のヤン・ジュンモさん。初めてだっただけど、実力のほどは保証されているも同然なので、期待通りの安定感と声量。そして漢!って感じのイケメン。筋肉つきやすそう(何目線

 

日本警察と同志たちとのチェースも、ダンスのテンポと迫力がgood。ともすると冗長になりがちなミュージカルのダンスシーンですが、「ここまでやるなら文句ないわ!」という作り込み具合。ニュージーズを想起させる大勢でのアクロバティックなダンスシーンが、いくつかありました。ダンスナンバーの最後に、日本警察で唯一歌要員だと思ってたワダがバク転したのにはびっくり!伊達じゃなかったのか!w

 

そして何と言ってもmyハイライトはソリ役のリサ姐さん(ともはやお呼びしたい)の辞世の歌。

伊藤殺害に失敗して慕っていた明成皇后の仇も討てず、日本で身を危険に晒してまでしてきた苦労が水の泡と化した時、失意とふがいなさに打ちひしがれた彼女は列車から身投げするのだけど。

この身投げ前に、列車の乗降口に立って辞世の歌を歌い上げるシーンがすごく印象に残ってる。鬼気迫った表情で髪を振り乱し、裾に赤いグラデーションが入った白装束を風になびかせながら暗闇に浮かび上がる姿は、まさに生霊そのもの。この世の全ての恨めしさを一身に纏い、それを自分に、世界に、天にぶつけるように歌う気迫と凄味と言ったら。凄い(ボキャ貧

 

あと何気に一番気になってたのは、「暗殺シーンで拍手が起こるのか」ということ。実しやかに語られていますね。

これは結論から言うと、半分本当で半分嘘だったかな。

静寂の中、パンパンパンッ!と銃声が響いた直後は水を打ったようにシーンとしていて、「これさすがに拍手起きないんじゃない?」と様子をうかがっていたら、直後に安が「大韓独立マンセー!」と三唱。これに拍手が起きた。

それでも拍手喝采というよりは、客席の誰かが拍手し始めたからそれにパラパラと続くという、韓国の観客にしてはとても静かな拍手だった。ところで「マンセー」と聞いたら反射的に拍手するようになってるんだろうか。確かに日本でも万歳三唱の後は拍手が続く気がする。そんくらいのもんだったのかな。これは見る観客層によってその時々で違ってくるのかもしれない。

 

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🔫その他ツッコミ&メモ

 

・オペラグラスでヤンジュンモさんの手元を注視したら、切り落とした設定の左手薬指をちゃんと折ってテープで固定してた!芸が細かい!

 

・日本人はたまに日本語を使うんだけど、ワダが「チョーセンジーン♪」って突然歌い出してファッ!?

 

あとは

 

伊藤「カンパーイ!」一同「ハイッ!」

いや乾杯してあげてww

 

・ユ・ドンハ役の박종찬、よく声が出てたなあ。要チェック。

 

 

以上!

 

 

マタハリ上映会に再び行ったら彼の色んなコトが見えちゃった件について

 

 

 

 

★★★★★

 

・2017年1月31日(火)18:45

・シネマート新宿

マタハリ:キム・ソヒャン

 ラドゥ:キム・ジュンヒョン

 アルマン:チョン・テグン

 

 

懲りずに2回目。

当たり前だけど相変わらず音質・音量が(特に冒頭20分くらい)残念。記録映像でもいいけど、それならもう少しチケット安くしてほしいし、それなりの金取って人様に見せるなら見せるで、せめて音声くらいはマイクから直接録ってくれ…!声量ある俳優ほど音が割れて聞きづらくなるパラドックス…!

 

 

いつもと違うところに目をやることの大切さ

 

さて今回は、脳内トマティーナが勃発した前回とは違い、比較的心穏やかに、ラドゥ以外の画面の部分を見る余裕が出来ました。

 

裁判の時の陪席裁判官たちって踊り子だったんや!とか。こないだは米粒大のラドゥに目を凝らしすぎて「いつどこから踊り子湧いてきたの」状態だったけど、今回はみんながバッと法服脱ぐとこ、ちゃんと見ちゃったー(言い方

 

 

あとはマタハリの処刑が決まってから、ラドゥが一人歌うシーン。前回は「これが最後のアップ映像!!」とジュニョン様の顔をガン見するのに必死で、なんと字幕を一言も読んでいなかった!!

 

なので今回少しは注意して読んでみたら、

「どこで道を誤ったのだろう、いつからこんな嘘偽りで身を固めるようになったのだろう。職務のために愛を犠牲にして、きっと自分は死ぬまでこのことに苛まれるのだ。でもそれも祖国のための私なりの犠牲」とか(確か)言ってて、

「そうか、そういう反省の仕方もあるのか。確かに死ぬまでその十字架を背負うのはつらいなー」と妙に納得しかけたが、よく考えるとすごい都合いい!何その「振る方もつらいんだよ」的メンタリティー!!

 

危うくあの悩ましげな眉間に騙されるところだったわ~。でも本当に八方塞がりだったしね。キャサリンに弱み握られてね、そそのかされてね。マタが振り向いてくれないからってどこかの大聖堂の神父と違って、逆ギレして殺したわけじゃないもんね。苦しい決断だったね。つらいね。ゆるす(結局

 

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(よしっ)

 

 

ラドゥはまだまだ前途有望

 

ところでラドゥのファーストネームって、ジョージっていうらしい。ジョルジュか。うん、なんかジョルジュっぽい顔してるわ。とか思いつつ何の気なしにGeorge Ladouxでググってみたら、

 

 

まさかの実在した軍人だったーー!!

 

 

しかも本当にマタハリリクルートした張本人だったーーー!!

 

 

そして自分も後に二重スパイの嫌疑をかけられていたーーー!!www

 

 

すんごいブーメランww

 

 

その疑いは無事晴らしたらしいが。w

 

 

(以上全てなんとかぺディアから)

 

 

この後日談の一部始終、ミュージカルにしてほしすぎる。二重スパイ疑惑とか絶対キャサリンに離婚されるよな。それかキャサリン父の政治力で何とかするか(韓国ドラマ感)。そしてジュニョン様の眉間がますます悩まセクシーに…

 

と、前回も今回もくだらぬ妄想を膨らませていたら翌朝寝坊して遅刻しかけたので、

 

 

自重!

 

もとい

 

以上!

 

 

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マリーアントワネット&マタハリコンサートで渋谷からソウルに瞬間移動!

 



★★★★★

 
・2017年1月20日(金)19時
・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
・キム・ジュンヒョン
    キム・ソヒョン
    キム・ソヒャン
 
 

Tracklist

 

👑第一部:マリーアントワネット

1. Lullaby (キム・ソヒョン)

2. I'm the Best (キム・ジュンヒョン)

3. Enough is Enough (キム・ソヒャン)

4. The Girl You See in Me (キム・ソヒョン)

 

💋第二部:マタハリ

5. The Girl I Used to Be (キム・ソヒャン)

6. Because of you (キム・ジュンヒョン)

7. One Last Time (キム・ソヒャン)

8. All That We Had to Do (キム・ジュンヒョン)

 

🎩第三部:ミュージカル色々

9. 私だけに (エリザベート/キム・ソヒョン)

10. Music of the Night (オペラ座の怪人/キム・ジュンヒョン)

11. Only Love (ルドルフ/キム・ソヒャン)

12. Think of Me (オペラ座の怪人/キム・ソヒョン)

13. The Measure of a Man (ルドルフ/キム・ジュンヒョン)

14. 星から降る金 (モジャ!/三人)

 

 

 

先日の上映会に引き続き、今月は完全にジュニョン月間と化しています。しかも今回は生歌!生ジュニョン!全身を目と耳にして臨みました。目に耳が付いてる感じ。

 

そして私のジュニョン様萌えポイントの一つに「ヒゲ」があることは既に全米が知る通りですが、なんとジュニョン様は、ヒゲがなくても美しかった!さすがは私の見込んだ真性イケメン!雰囲気イケメンならこうは行きませんぜ。

あと女性のエスコートの仕方がナチュラルすぎて惚れた。女優さんだけでなく通訳さんにまで、優しく腰に手を添えて!私あのためだけに韓国語猛勉強して通訳になりたかった。

 

さて今回、女優さんお二人は初めて。もちろんどちらもトップレベルということは存じておりました。そんなトップ女優二人+ジュニョン様という超豪華メンバーに一堂にお目見えするなどという幸運があってもいいのでしょうか!眼福も耳福もいいところ。ハンミュツアー谷間の時期、私はこれだけを楽しみに生きておりました。

 

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1. Lullaby

まずはMA×ソヒョンさんから。

もうソヒョンさんかわいい〜♡猫ちゃんみたい。キラキラの白いドレスがとてもお似合い。そして髪の毛もとぅるとぅる!奇跡のアラフォーよね。オトナ可愛いマリーアントワネットって感じだわ。

そして声楽科出身ってのは知ってたけど、実際に元オペラ歌手だったのね。オペラ歌手として日本で公演したこともあるそう。そらクリスティーヌ役はどちらも楽勝だわな。

 

2. I'm the Best

わーい!いきなりきたー!私の今月の練習曲!毎月一曲、韓国語の勉強のために一曲選んで歌詞を覚え込んでいるのです。そして1月は、このコンサートで絶対に歌われると見込んでいたこの曲だったのです。おかげで「群衆を煽動しろ」という、何とも使い道に悩む表現を覚えました。

思えばジュニョン様が劇中で歌う曲って、曲として普通に好きなものが多くて、よく練習曲に選んでいる気が。マタハリの"Man to Man"然り、モジャ!の「神よ、なぜ許される」然り。ジャックザリッパーの「灰色の街」も選んだことがあったな。好きな俳優が好きな曲を歌ってることほど素敵なことはないよね!

 

3. Enough is Enough

MAには出演してなかったけれど、今回のコンサートのためにソヒャンさんが特別に準備されたという曲。

しかし、どこまで地声で上がっていけるんだ彼女は…!パワフル…

MAは見たことないけどそう遠くない未来にきっと再演されるだろうから、そしたらぜひマルグリットは彼女で見たいな!

 

6. Because of You

後ろのスクリーンで毎曲関連映像が映されるんだけど、ジュニョン様が歌ってる後ろでジュニョンラドゥの映像流さないでほしかった。どっちも見ようと欲張ってしまう!その結果どっちもチラ見になってしまう!

さて、強い(ように見える)男がプライドや意地をかなぐり捨てて、愛する女性に本心をぶつけるこの曲は、全乙女の憧れだと思うわけよ(ただしイケメンに限る)。まぁ実際のマタハリはどん引きしてるんだけどw 

それで、いつも劇中ではラドゥがマタハリに向かって歌ってる曲なんだけど…あれ、今日は舞台上にマタハリいないね?てことはもしかして、私に向かって歌ってるのかな?

なになに、お前のせいで、寝られない?何も手につかない?深く溺れて?もう我慢できない?から、お前をそばに置いておきたい?

いいよぉーーーーーー♪!!!というか寝られなくしちゃってごめんねーー♡いっそ眠らない夜を過ごそry

 

7. One Last Time

だからどこまで地声で上がっていけるんだ彼女は…!

そして赤い総レースのドレスと緑のライトに包まれて、ミュージカルそのままの風景が展開。ここはブルースクエアかと錯覚しました。

マタハリって最後は死んじゃうけど、激動の時代に自分の意思に従って行動し、勇敢に生きていたところは、いつの時代も共感を呼ぶんじゃないかなとこの曲を聴いて考えてた。

 

8. All That We Had to Do

この曲あまり『マタハリの目玉として意識してなかったけどなるほど、岐路に立たされたラドゥが自身とマタハリの運命を決定付ける決心の曲、という意味では大事な一曲。そして愛国歌的なメロディーで、高位軍人が背負う責任と宿命を的確に表しているのです。

それを見事に歌い上げ、この極東の市民の心を動かすことのできる彼にフランスは勲章でも授けた方が良い。

そしてこの曲の時のジュニョン様の悩ましげな眉間が絶品すぎる。

 

10. Music of the Night

最初数秒間、日本語だと気付かなかったけど、たまには分かる言葉もいいね!初めて日本語でこの曲聴いたわ。そしてとても共感したわ。だって

「新しい未知の世界へ 二人で旅立つのだ」→行きましょう

「心のおもむくまま 君は私のもの」→好きにして

「私にゆだねてほしい」→御意

「私にさわってほしい」→はい喜んry

 

12. Think of Me

ソヒョンさん、元オペラ歌手だったけどオペラ座の怪人でミュージカルデビューしたそう。

どうせならファントムのMy True Loveも歌ってほしかったな。ファントムもEMKでしょ?

そういえば今回は意外なことに、誰も出演中の作品の曲を歌わなかったな。

 

13. The Measure of a Man

ジュニョン様の最後の曲。しかし配られたセットリストを見ると、当初予定はモンテクリストの地獄ソングー!!そっちを歌ってほしかったーー!!ルドルフよく知らんしーー!!あの地獄ソングの爆発力をジュニョン様バージョンでも体感したかったーー!!!昼の部と入れ替わってたのかしら。両方見た人羨ましすぎる。

 

14.星から降る金

アンコールは三人仲良く並んでモジャ!の「星から降る金」。視界にイケメンと美女しかいなくて至福。真ん中のジュニョン様も超かっこいいけど、美女二人に挟まれてるのも羨ましい!

思えば三人ともモジャ!に出てたもんね。ヴァルトシュテッテン夫人以外のキャラがこの曲歌ってたのが新鮮。特にコロレド様は星から降ってこなくても金持ってそうだし(違

 

 

 

そして最後は三人でお見送り。例の通り俳優さんたちが横から見えちゃう部分には衝立が立てられて、視界を遮っていたよ(けち(-з-)

 

しかしそんな衝立、ジュニョン様には関係なかった!

 

 

 

なぜなら

 
 

 

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背が高すぎて頭が飛び出ていらっしゃるから!!w

 

 

 

あー高身長素敵。でもこの見送りの時はさすがに少し疲れてるように見えた。

ソヒャンさんは時差ぼけハイで最後までお元気だったのかしら。彼女、笑顔に愛嬌があって好き。ソヒョンさんは近くで見ても、舞台で見る通りの可愛らしさ♡!

 

 

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兎にも角にも、大劇場主演級の三人が東京で集ったのはグッジョブとしか言いようがありません。そしてまた見たい俳優が増えてしまった。アンダードッグもファントムも残念ながら見れないけど、今年のうちにまたどっかで出会うでしょう。とりあえずジュニョン様は来週のマタハリ上映会で(また)会いましょう!Hasta la vista!

 

 

以上!

 

 

 

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マタハリ上映会でフランス軍情報部の彼にハートを盗まれた件について

 


★★★★★

 

・2017年1月17日(火) 20:45
・シネマート新宿
マタハリ:キム・ソヒャン
 ラドゥ:キム・ジュンヒョン
 アルマン:チョン・テグン(VIXXレオ)

 

 

半年ほど前に見たキャストとは総入替えという絶好のチャンス!しかもラドゥ役はみんな大好き高身長イケボヒゲメンのキム・ジュンヒョン様!

 

 

💄上映会のアメとムチ

 

本上映会、150分、休憩なし。
始まる前にトイレにいったはずなのに、なぜかかなり早い段階で催し、これはあと二時間耐えられない!というピンチな状況に。

 

しかし一度本作を見ている私は記憶細胞をフル動員し、歌と歌の間でラドゥの妻が彼をなじる、比較的軽傷と思われる場面でトイレに行くという、我ながらファインプレーをかましました。

 

なんて話、すっごいどうでもいいわ…。

 


今回は映像ということで、字幕付きで分かったことと、俳優を大きく見られて分かったことが色々あって、映像も良いところもあるんだなと改めて思いました。
記録映像のため音質が残念という以外は、舞台の臨場感はないけれども、作品の良さは伝わったと思います。

 

字幕のおかげで分かった面白いことが、マーガレットが如何にしてマタハリになったかを説明する場面。「ジャワで森に逃げ込んだら森の住人の女性たちの荘厳な踊りに出会って、毎晩彼女たちの儀式に参加した結果私はマタハリに生まれ変わったの」
えぇえぇぇマタハリってマジなスピリチュアル系?!なんか見る目変わったわ…この瞬間だけちょっとアルマンが心配になったわ。

 

あと、兼ねて私が懸念していた「アルマンは最後までマタハリを騙しているんじゃないか問題」ですが、この度字幕のお陰でその疑惑は晴れ、「アルマンはちゃんとマタハリが好き」認定されました。至らなかったのはやはりオムさまではなく私の韓国語力でしたごめんなさい。ホッピング土下座。

 


💄ミュージカルとアイドルのオトナの関係

 

基本的に私、歌えるアイドルは大歓迎。オクさまもオ・ジョンヒョク♡もアイドルだし、ルナちゃんなんかもうまかった。かっこいい/かわいくて歌えるなんて、最高じゃん。

 

ということで超大作マタハリに出るアイドルチョン・テグン氏はどんだけうまいのかと興味あったけど、とりあえずプレコ動画は正直目も(耳も?)当てられなかったので、「何これオトナの関係(≒事情)にて出演?高いチケット代払って見るのはリスキー!」と感じてたの。そういう意味で今回の上映会は、小手調べにはちょうどいい機会でした。

 

そうして見た感想としては、まぁアイドルとしては良いんじゃない、くらい。まだまだ薄っぺらい。悪いけどハンミュのレベルには到達してない。
声域が狭くて低音が苦しいから、低いところはよくキー上げてたし、「英雄らしく」と飛行機倉庫(?)で歌う曲なんかは、曲ごともう一オクターブ高くした方が良かったんじゃない?w

 

彼の独特な声、私は好きだし、ソロの時はまだいいんだけどね。複数になると途端に声量負けね。上記の飛行機倉庫での歌なんか、個々でもアンサンブルの方がうまかったし、アンサンブルもみんな、俺の方が声出るしうまいじゃんと思ってるんじゃないか(勝手

 

あとアルマンが歌った直後にラドゥが歌う場面がいくつかあって残酷にも対比されてしまうのだが、後に出てくるラドゥ役のキム・ジュンヒョンがいちいち歌も歌い方もうますぎて笑ったw これぞミュージカル俳優!と席で独り、半笑いで悶えました。
まぁミュージカル新人と、ミューひと筋の大ベテランを比べるのもかわいそうなんだけどね。逆にジュニョンさまもアイドルはできないだろうし(見たい気もする

 

でもここはミュージカル!アイドルなのは分かるけど!歌い上げる場面で目の前のヒロインを無視して、自分の世界に入り込んじゃダメ!それはコンサートでやるやつ!

 

 

と、辛口になりましたがテグンくん。

 

 

Youスタイルいいねぇ!


脚長いねぇ。顔ちっさいねぇ。女優さんより小さい。軍服がよく似合ってる。正しい空軍の青年像。イケメン風。

 

だが王道イケメン像すぎて、一発で裏があるってバレるんじゃない?私ならアルマンが「マーガレット時代の話を聞いたら失望するだなんて。今のマタハリを作ったのはマーガレットじゃないか(きらーん」とか抜かした時点で、絶対こいつおかしいと気づくな!こんな気の利いた胸きゅん台詞を言うイケメンは実在しないもん!


他方、病室で包帯姿でマタハリを追いかける図は若干ホラーだったけど、最後の王子風白衣装とかはオムさまよりも似合ってたし、舞台映えする青年だったことは評価します(誰

 

 
💄予想を上回るセクシー爆風をマノアタリ(言いたいだけ

 

しかしそれよりもさらに、背が高くてかっこよくてヒゲが素敵すぎるジュニョンさま…!!!

 


もう今回は、彼に尽きましたね。私としては。

 

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前からかっこいいとは薄々と激しく気づいていましたが、まさかここまでの大実感とは。イケメンのアップ映像最高。

 

もう大佐の役がぴったり過ぎて、立ち姿・イケボ・流し目・ヒゲ等、全てのセクシーさに私の中の全乙女が腰砕けになりました。
凛々しいスーツ姿はさることながら、ガウン&スリッパでもかっこいい。でもガウンの下の丸襟の白肌着みたいのは、着ないで良い。裸で良い。あの時のコロレド大司教のように。

 

前回見た「お国一筋で生きてきました!」的正統派リュラドゥと比べると、ジュニョンさまのラドゥは「良いルックスで昔はぶいぶい言わせたんだろうな」系。マタハリに花を贈る仕草がこなれてた。
系統的に終盤の悲壮感はリュさまの方が出てくるんだけど、ジュニョンラドゥの素敵ポイントはすばり!物理的にも態度的にも超・上から!高圧的セクシードS!

 

私の好きなシーンの一つ、酒場でのラドゥとアルマンのデュエット"Man to Man"。テグン氏の若さもあって、お父さんが小学生の息子を怒ってる画(またはヒヨコと軍鶏)みたいになってたけど、あの有無を言わさぬ高圧パワハラはリュ×オムペアにはないケミストリーの成果だったと思いまぷ。

背がすごく高い分、マタハリの所在についてアンナを問い詰める場面も、スパイミッションの成果についてマタハリに迫る場面も、上からのドSが絵になるぅ。高身長最高。

 

鳴呼。私もアルマンやアンナやマタハリのように、ジュニョンさまに見降ろされながら言葉攻めされry

 


ごほんごほん。


そんなにかっこよかった中で唯一、マタハリに向かって「君がアルマンと過ごした時間は俺と一緒にいたも同然だ!」て言ったのは、さすがにちょっとキモかったわ。そらマタハリじゃなくてもドン引きするわ。まぁこの場合キモいのはジュニョンさまじゃなくてラドゥなんだけど。


とまぁ、とにかく鼻血とよだれと涙とトマト汁が止まりません。何なら目から鼻血が出て止まりません。肉眼では見えないけれど特殊なライトを当てれば、目から鼻血を流す私の顔はさながら「奇跡のマリア像」でしょう。ジュニョンさま、あなたはこの度、私を「奇跡のマリア」にしましたおめでとう。ありがとう。アーメン。

 

ちなみにトマト汁とは「舞台に興奮した時に発生する、汗でも涙でもよだれでも鼻血でもない何か」で、「ヘドウィグ」のクライマックスでヘドウィグがトマトを握りつぶして汁を浴びたことに端を発する用語です。私がヘドウィグだったら昨日は会場がトマティーナになってました。あでもトマトが滴るジュニョンさまも絶対すてkそろそろ本格的にキモいので自主規制

 

危険視されて今度のジュニョンさまのコンサートに入場拒否されたら困るからな!前日はたくさんトマトを食べよう!取って付けたようだけどキム・ソヒャンさんもすごいうまかったから期待!

 

 

以上!

 

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浮かれポンチアワード 2016年12月期

 

 

 

🏆🏵🎗🏅🎖浮かれポンチアワード🎖🏅🎗🏵🏆

 

 

昨日の「第1回韓国ミュージカルアワード」を見て「私も早くまとめねば!」となりました。

このハンミュツアーで見た作品や俳優が多数ノミネート・受賞していて大変よろしかったです。

 

 

🏵2016年12月期

 

ノミネート作品:ファントム私とナターシャと白いロバノートルダム・ド・パリモンテクリスト

(切なさに涙がちょちょぎれるシリーズ)

 

 

 

🏅最優秀女優賞:チェ・ヨヌ(『私とナターシャと白いロバ』ジャヤ)

  澄んだ歌声と美しい涙が評価されました!

 

 

🏅最優秀男優賞:ホン・グァンホ(『ノートルダム・ド・パリカジモド)

  来世でも必ず出会いたい歌声が評価されました!

 

 

🏅最優秀助演女優賞:シン・ヨンスク(『ファントム』マダム・カルロッタ)

  脇をがっちり固める演技と歌が評価されました!

 

 

🏅最優秀助演男優賞:チェ・ミンチョル(『モンテクリストモンデゴ)

  手堅い悪役が評価されました!

 

 

🏅最優秀ミーハーホイホイ賞:パク・ヒョシン(『ファントム』エリック)

  古参もミーハーも唸らせるスター性が評価されました!

 

 

🏅最優秀セクシーヒゲ賞:オム・キジュン(『モンテクリストモンテクリスト伯)

  ヒゲも似合うという意外な魅力が評価されました!

 

 

🏅最優秀ビジュアル賞:『私とナターシャと白いロバ』

  清らかな舞台セットと衣装が評価されました!

 

 

🏅最優秀完成度賞:『ファントム』

  全てが調和した高い完成度が評価されました!

 

 

以上!

 

 

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문테크리스토 / モンテクリストは色んな個性が(わりと好き放題に)際立つ作品!

 

 
★★★★☆
 
・2016年12月18日(日)19:30
・忠武アートセンター
モンテクリスト:엄기준(オム・キジュン)
 メルセデス:조정은(チョ・ジョンウン)
 モンデゴ:최민절(チェ・ミンチョル)
 アルベール:임준혁(イム・ジュンヒョク)

 

 

城南市での公演から滑り込みで見にいった本作。日曜なのに開演が遅めで助かった!

 
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⚓️勝手に勝手な俳優評

 

まずメルセデス役の女優さん。声は綺麗だし、声量もあるし、容姿も綺麗で、正統派メルセデス!なんだけども、声が震えすぎで歌い方はあまり好みでなかった…。メルセデスの曲は基本的に情緒不安定だから多少は構わないんだけど、ニ拍伸ばすごとに震えられると集中力が削がれる…。
あとオムさまもビブラート強めだから、デュエットになると二人して「ああぁああぁああぁああぁ」てなってるのに酔う笑
 
なんか今回のオムさまは、歌が妙に精細を欠いていた気がしたな…ところどころコントロールし切れてなかったというか。マタハリやジャックの時はもっと丁寧だったのに。
 
でも復讐ソングでの爆発力は良かった!あとスタイルも相変わらず良かった。特に全身黒い衣装の時が素敵♡ヒゲ良い♡目が切れ長♡脚長い♡
 

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そんな中、本作のマイベスト評価はモンデゴ役のチェ・ミンチョル氏!
 
重厚な歌声で、すごく安定してて、とっても良かったわ。アルベール役もなんだか声量不足の新人さん(?)だったから、今回チェミンチョル氏がいなかったらどうしようという感じね。
 
モンデゴ役は、将来チェ・スヒョンあたりにもやってほしいなと見てて思った。
 
 

 

⚓️長いものを短くするのは常に難しい
 
私はデュマの『モンテクリスト伯爵』がわりと好きで、原作は二度ほど読んだのだけど。
 
岩波で5冊(今は7冊?)にも及ぶ長編小説をどうやって2時間半に収めるのかと気になってたけど、わりとうまくまとめたなという印象。
 
それどころか、婚約パーリーや海賊船での格闘シーンは若干冗長だなと思ってしまったw 半分の時間でいいと思うお。
 
 
ミュージカル版では伯爵のパートナー(?)エーデが消されてたり、その代わりにルイーザがいたり、アルベールが実はエドモンの息子で、エドモン自身もメルセデスと元鞘に収まるという、伯爵もびっくり仰天の新事実が盛り込まれる等原作と若干違うところはあるものの、船乗り時代から復讐を遂げるまでの諸々を無理なく描いているように思えた。
 
原作では同じ重さで描かれてる三人の敵のうち二人を、ばっさり脇役にしたのが効いている模様。
 
その分「復讐」という最大のテーマに話の重点が徹していない感はあるね。「愛」と「許し」というテーマも入ってくるし。
 
話としては筋が通ってるし、音楽もいいから、一ミュージカル作品としては出来はいいと思う(エラそう
 
あと復讐するための会社をLERROMにしたのは原作には(確か)ない、面白いアイディア。
 
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個人的には何でも原作通りにやってほしい派なのだが、原作通りに復讐を遂げたモンテが財産をアルベールとその恋人に継がせて、エーデと二人で船で去ってくってのは、ミュージカル的には盛り上がらないんだろうか。
 
うん、盛り上がりは、しないか。余韻系になるか。
 
何よりカーテンコール後のモンテとメルセデスのぶちゅー!が見れなくなりますね(何を見にいってるんだ
 
 
でもオペラ座の怪人とファントムみたいに、パラレルワールド的な別作品も作ってほしいな!こちらは復讐&余韻メインで。
韓国、復讐モノ好きだし、創作されないかしら。
 

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⚓️その他コメンツ&ツッコミ
 
ダンテスが連行されてゆき、婚約パーリーの皆がはける際、なぜかダンテスの船に乗ってはけていくモンデゴ&メルセデスそれお前らの乗り物じゃないから!と静かに突っ込まずにはいられない。
 
というか婚約パーリーで花冠と花首飾りしてるのがハワイアンズしか見えない。
 
・ジャコモが会社の先輩にしか見えない。
 
・プロジェクションが、もはや3D的な何か!大海をゆく船とかは大迫力。幕一面がプロジェクション映像の時もあって、ミュージカルを見てるのか、映画を見てるのか分からなくなる時も。安易に場面転換時間を稼げる分、使いすぎ、甘えすぎに注意。
 
・韓国語力不足で分からなかったんだけど、アルベールがエドモンの息子だってのはどこで明かされたの?モンデゴを倒した後?衝撃的事実の割に当事者二人全然驚いてなくない?
 
・リュさま(T_T)年末でモンテ納めだったなんて(T_T)見とうございました(T_T)
 
 
 
以上!
 

 

 

 

 

 

노트르담드파리 / ノートルダム・ド・パリの鐘を~鳴らすのはあな~た~♪

 

 

 

★★★★★

 

・2016年12月18日(日) 15時
・城南アートセンター
・カジモド:홍광호(ホン・グァンホ)
 エスメラルダ:전나영(チョン・ナヨン)
 フロロ:서범석(ソ・ボムソク)
 フェビュス:오종혁(オ・ジョンヒョク)
 グランゴワール:김다현(キム・ダヒョン)
 クロパン:문종원(ムン・ジョンウォン)
 フルールドリス:김금나(キム・クムナ)

 

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🔔原点に吹き込む新しい風

 

もうこの作品好きすぎて、暗い中で序曲聞いただけで「あー原点に帰ってきたな」と懐かしくなって早くも感傷に浸った。笑
この作品こそ私のミュージカル原体験だからね。

 

もう出会ってから20年近く経つのね。

 

そして時は経ち、ハンミュファンになって一年余り。

 

 

念願の(T_T)

 


悲願の(T_T)

 


ホン・グァンホ(T_T)

 

 


グァンホを知ってからぜひ見たいとずっと願っていたのだけど、カジモドがイケボでもな…というのと、訪韓とのタイミングが合わなくて見そびれていた。


しかし待てど暮らせどグァンホの次回作は発表されないし、このまま見られないならノートルダム見ておけば良かった…と後悔し始めたところに、城南市で地方公演!ここなら無理なくソウルから行ける!
しかもフェビュスはオ・ジョンヒョク!ジョンフェビ!筋肉イケメン!絶対合う!そしてグランゴワールは、気になっていたキム・ダヒョン!グァンホが見られるのみならず、イケメンパラダイス!ポチッ!!

 


実際に聞く生グァンホはもう耳福すぎて、耳をpamperしすぎでpampersが必要でした(意味不明

 

とにかく、この声で名前を呼んでもらえるなら私エスメラルダになっても構わないわ。死ぬのは嫌だけど。死んだふりするからラストの曲を耳元で歌ってほしい。
この最後のDanse mon Esmeraldaはマイミュージカル史上最も悲しい&好きな曲で、もうグァンホに全部持っていかれてしまい、あんなに「イケメン♡!筋肉♡!」と興奮して楽しみにしていたジョンフェビでさえ、カーテンコールで出てくるまで忘却のファーアウェイ。

 

というかグァンカジはもはや鐘つきにしておくのは勿体無い。下に降りてきてミサで歌いなさい!と思うほど、魂が震える歌声で、カジモドの抱える闇とか切実な愛が痛いほど伝わってきました。

 

しかもグァンホって顔がかわいいから、つぶらな瞳のグァンカジが余計純朴で哀れに見えて。歌声×カジモド×つぶらな瞳のトリオ攻撃に、もうグァンカジが歌うたびにうるうるしてた。もうこの先グァンホ見るだけで泣くんじゃないか私。笑


本作に関しては特にこだわりのあるわたくしですが、今回は全キャスト、かなり理想的な声質・雰囲気だった。大変結構。
カジモドは綺麗すぎずたまにダミ声、エスメラルダは健気で無謀だけど落ち着きと色気も必要、フロロは重厚な声の冷たい炎、フェビュスは見た目も声も王子風、グランゴワールは知的で語りかける感じ、フルールドリスはピュアで世間知らず故の恨み節、クロパンは天に向かって吠える親分肌。

 

 

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🔔フェビュス論考

 

今までエスメラルダがフェビュスにこだわる理由ってそこまで共感出来なかったけど、ジョンフェビは何だか純粋で、運命のいたずらで本当にエスメラルダが好きになってしまった感じが出てたのよね。

 

フェビュスって端から見るとただの浮気男と見られがちで、まぁ実際に褒められたことはしてないんだけど、二人の女性に挟まれる苦悩は本当なんじゃないかと私は思うわけ。

 

特にフルールってソツのない良家の政略結婚相手だから、彼女に対してはどうしても「心底愛してるから」というよりは、「そうすることを立場上求められているから」愛する素振りを見せている、という風に見えてならないのよね。実際自由に恋愛結婚できる家柄でもないわけだしさ。

 

そこに妖艶にして無垢なエスメラルダが風に吹かれたように現れたら、「この娘は自分の味気ない生活に、風穴を開けてくれる運命の女性なのかも知れない!」と惹かれることも無くもないと思うのよね。まぁそのせいで実際に体にブスッと穴が空くことになっちゃうんだけどね。
その後魅力的だったはずのエスメラルダの妖しい魅力が逆に「魔術」ということになってしまうのは、この時代の哀しいメンタリティよね〜。

 

それで思い出したんだけど、二幕のLa monture (フルールの恨みソング)とJe reviens vers toi (フェビュスのやっぱり君が好きだよソング)って、初期の頃と順番が入れ替わってたんだけど、なんでだろー。
確かこないだ見たフランス語版でも入れ替わっててアレ?と思ったから、韓国語版だけの現象じゃなさそう。

 

元の順番だと、フルール「何なのよあんた。全部嘘だったのね。でもエスメラルダを処刑するって誓うなら愛してあげてもいいわ」(怖 →フェビュス「俺は魔法にかけられていたんだ。本当に好きなのは君さ。エスメラルダは首吊りになるよ」ジャーンッ(仲直り

 

でサクッと元鞘に納まるのに、この順番を逆にすると

 

フェビュス「本当に好きなのは君さ。エスメラルダは首吊りだよ」→フルール「何よあんた騙してたじゃない。でもエスメラルダを処刑するって誓うなら、また好きになってあげてもいいわ」→私「だからもうさっき首吊りになるって言ったじゃんうぅうぅっ…!!フルール粘着質で怖いんんぅぅっ!!なんかフェビュス言いなりになっててこの先しんぱいんんぅぅっ!!」

って、ならない?


でもこうなった方が、フェビュスも「チーム可哀想」の仲間入り?その代わりフルールが「耐える女(チーム可哀想)」から「恨み深い粘着女」にキャラ変しちゃうな。フェビュスとフルールはどう頑張ってもトレードオフなのかしら。

 

んーちょっと途中でこの二曲を入れ替えた意図が分からない。私は仏版サントラで聞き慣れてる前者の方が、今のところは好きなんだけど。
と、あれこれ意外と考え込むフェビュス論考でした。


あ、本稿に浮気を推進する意図はありませんよ、って断っておかないといけない世の中かしら。

 

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🔔中世と現代をつなぐ普遍的テーマ

 

ところでノートルダムってサンパピエ(クロパンと仲間たち)の観点で見ると、極めて現代的なテーマよね。


庇護と幸福を求めてきた異邦人を、危険だ、異教徒だ、犯罪者だ、野蛮だと決めつけ、一網打尽に捕らえられて強制送還。

 


あらーなんかすごいデジャビュ

 


もちろんいい人ばかりではないし、社会的脅威になりうることは十分承知なのだけども。
このミュージカル、フランス人は大好きだけど、今フランス人がこれを見たらどう思うんだろう。今の世界にあっては、外国人なんて送還されてしかるべき、とか思われちゃうのかな。

 

私は外国に住んで、幸いにも虐げられたり暴力を振るわれたりしたことはないけど、外国人であることを理由に嫌な思いをしたことは些細ながらもたくさんあるから、
いつ自分に向けられるとも分からない憎悪や排除が、社会のあちらこちらに潜在しているのを感じたから、
Condamnés とか Libérés みたいなサンパピエの曲には共感しちゃうな。

 

きっと「外国人」になったことがある人は少なからず分かってくれるものと、勝手に思うんだけども。相変わらず共感するところの多いミュージカル。

 

 

🔔その他つれづれ


・韓国ミュージカルにはめずらしく、若干のさだまさし現象が見られる。

 

・カジモドがエスメラルダをさらおうとするシーンで、エスメラルダが抵抗するのは分かるんだけど、今回まさかの膝蹴りかましてたw グァンホはもうちょっと丁重に扱ってw

 

・Déchiréの韓国語タイトルが「つらい」なのがウケる。そんなこと言われてもw
あとつべで見たチェ・スヒョンフェビュスはこの曲の最後に胸元をバッ!!ってハダケてたから、大変期待して目を凝らしてたのに、ジョンフェビはやってくれなかった。彼は絶対いいトルソーだから残念。

 

・なのに、苦悩ソロ曲の歌い終わりになぜか神父服の前をバッ!!と開き、黒いタンクトップを露わにするフロロのお前じゃないよ感。いやこれは本当に求めてない。その権利フェビュスに譲ってくれ。てかフロロこんなキャラだっけw

 

・すごいどうでもいいんだけど、オジョンヒョクの首が前に出過ぎ(猫背?)なのが気になった。フェビュスのテロンとした衣装だととても目立つ。体に悪そうで心配(誰

 


以上!