浮かれポンチ、ハンミュを観る

主に観たハンミュ(韓国ミュージカル)のレビュー置き場。

미스터쇼 / ミスターショーで冷えた心身をパンプアップ!

 

 

★★★★★ 


・1月25日(金) 20時

・新韓カードFANスクエア

・キャストは写真の通り

 

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最近良質な筋肉が不足していたので、筋肉のシャワーを浴びてきました。ちょうど公演期間が延長された最後の何日かに渡韓がかかってラッキーでした。

 


1.スーツでオープニング
2.タイマン張るギャングみたいの二人
3.白Tジーンズで尻筋アピールダンス
4.緊縛
5.バーテンダー
6.オレンジシャツでUSHERのSCREAM
7.刀持った武道家
8.学ランボーイズが女の子奪い合う
9.白い軍服でThey don’t really care about us
10.水溜まりでアイリッシュ

 

6番が加わった以外は、ナンバーは前回と同じですね。少しは入れ替わるものかと思ってた。まぁいいんだけど! 

 

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💓全パッションを声にして出すべし


男子禁制のこの公演、もう最初から最後まで観客のレディたちの歓声が絶えません。あそこまでキャーキャー言われるの、男性なら嬉しいだろうな。 


これはもはや、舞台上の筋肉だけでなく会場の雰囲気も楽しむショー。照明が暗くなるだけで「ひゅーー!」と興奮を隠せないレディたち。


MCの登場で幕が上がり、遂にミスターたちのお目見えの瞬間、「ひゅー」は「キャー!」に変わります。 


あとはもう腰を一振りするだけ、腹筋をチラ見せするだけ、観客に超接近して胸筋アピールするだけで全員が全員、揃いも揃って「キャー!!キャーー!!!」と、ボタンを押したように叫びます。笑 


そして服が一枚、また一枚と脱ぎ捨てられて行く度に、どんどん上がっていくボルテージ。

面白いのが、服を着てる時と脱ぎ始めてからの歓声のレベルの違い。服を着ている状態から上裸になった瞬間、一気に音量が上がります! 


もうパンツを脱いだ日には(何回か脱ぎます。見えません。)、パンツ一丁までに上げに上がった熱量がついに爆発、「キャアァァアアアァァ!!!」ともはや断末魔のような悲鳴が客席中から上がります。声だけ聞いていたら事件現場。 

 

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曲と曲の間に登場するMCと観客のコミュニケーションもまたよし。MCはどう頑張ってもオネエ言葉喋っているようにしか聞こえない。

 
一曲終わり、

MC: さぁ皆さん!今最後に何が出てきましたか? 


観客:パンティーー! 


MC:そう!色とりどりでかわいいパンティ履いてたわね!パンティって最高でしょ!さぁみんないくわよ! 


パンティ、マンセー! 


観客:マンセー


MC&観客:パンティ、マンセー!パンティ、マンセー!!! 


MC:次のナンバーもパンティに注目よ!さぁ、歓声でダンサーを迎えて!

 
観客:キャーーーー!!!!


(そして次のナンバー始まる)

 

 

💓曲ごとに感想コメント


1.オープニング

スーツでキメた8人が揃って出てきて、舞台を駆け巡りながら時に立ち止まり筋肉アピールするのですが、客席側でそれを見てるとなんだか高級な娼館に来て品定めしてるような何とも言えない気持ちになります…。でも幸いすぐに踊り始めるのでショーっぽくなる。

でも「品定め」というのはあながち間違いではないんだけどね。これは最初に自分の推しミスターを見つけ出す良い機会なのです!ご丁寧に二人ずつくらいで順番に脱いでくれるので、お気に入りトルソーをゆっくり吟味できるし、顔も同時に確認できるのでその後も見失いません。
顔といえば、最初に8人がスーツで出てきて並んだ時はあんまりぴんとくる人がいないなと思ったものだけれど、脱いだ途端にそんな事はどうでもよくなるくらい美しいトルソーが勢ぞろい!それ以降は大して顔は見ず、胸筋のあたりだけ見ていましたw 美しい胸筋は、持ち主の顔を脳内補正する作用を持っているようです。(失礼 
そして聞かれてもいませんが、私の推しトルs…ミスターはビーストことチョン・ユノ정윤호氏でした!あのアイドルと同じ名前。

全員ムキムキとは言え、細めの人もいればしっかりめの人もいるのですが、ビーストは圧倒的に筋肉太め。胸筋も三角筋もモリッモリだし、腹筋も一番割れていらっしゃる!周りのミスターたちが細く見えるくらい、一人だけモリッモリすぎて、多分トルソーだけで識別できます私。顔も悪くなかったのでさらによき。筋肉だけでなく体が柔らかくて、ダンスうまかったのもよき。彼だけを観賞する会があっても行くと思います。でもとりあえずお姫様抱っこ一つお願いします。 


4.緊縛

このナンバーは正直、あ~んまり乗らないのよね。指向的に、縛られてる男に興味はないので…歓声もこのナンバーだけは今ひとつだったと思う。

 

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5.バーテンダー

バーテンダーの格好した三人が、舞台に上げられた観客三人の目の前でストリップしながらたまに触らせてくれるうらやまナンバー。

娘と来ていたおばさんが上げられたけど、状況が理解できず?目の前で脱ぐミスターを見ていられず?ずーっと後ろに仰け反って半目になってましたw MCが「オンニ!目を開けるのよ!!」と呼びかける始末。面白すぎて私の後ろの女子ずっと爆笑してた。笑

 
6.アッシャーのスクリーム

この曲好きなので嬉しい。これって確かに悩殺し合おうみたいな曲だからこのショーに合ってるかも。

 

9.軍服でマイケル

やはりマイケルって不朽のコンテンツだし、軍服も永遠の萌え衣装だし、それを脱ぐのはポゥッと思います(何

 


兎にも角にも筋肉好きには嬉しすぎる作品。日本にも来ないかな~。でも日本のお客さんは静かだから、この盛り上がりはミスターたちに提供できないかもねん。

 

千秋楽間近ということでフォトタイムは全員勢ぞろい。

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以上!

 

 

 

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CHICAGOをパリで観たら多国籍要素強め

 

 

★★★★★

 

・2019年1月15日(火) 20時

・モガドール劇場(パリ)

ロキシー:Carien Keizer

 ヴェルマ:Sofia Essaïdi

 ビリー:Jean-Luc Guizonne

 

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時差ボケ対策でリポビタンD飲んで臨みました。でも全然眠くなる場面なかった!

劇場は100年に及ぶ歴史を持つモガドール劇場。調べたら近年はもっぱらミュージカルを上演しているようです。ギャラリー・ラファイエットのすぐ裏手と、立地も抜群によい。

 

本舞台、全編フランス語。律儀に全部訳してあって、何ならAll that jazzもFaut qu’ça jazz になってました。

 

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フランス語と言いつつ、役者全員がフランス語が母語というわけでもない。ヴェルマとロキシーは二人ともフランス語が母語ではなく、訛りがありました。全然聞き取れるレベルだけど。まぁ舞台はアメリカで色んな人種の人がいるから、少しくらい訛ってるのは愛嬌もあって良いのではないかい。

 

でもそんなんで大丈夫かフランスミュージカル界?いやもう自国人材だけじゃダメなんだろうな…国境を超えた優良人材の往来が盛んなのはいいことだけど。でも思えばノートルダム・ド・パリも初演の頃からフランス人の方が少数派だったわ。w

 

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というか主演女優二人が、舞台上で圧倒的にスタイルがよい。シカゴってアンサンブルのダンサーがめちゃくちゃスタイルいいイメージだけど、今回は別にそんなことはなく、どちらかというとふとましい方も…の中に、背が高くスレンダー筋肉質な二人が立つと、もはや人種が違うようでした。ダンサーよりもダンサーらしい体形。これぞTHE!ミュージカル女優って感じ。顔芸も面白くて、見応えのあるお二人でした。

 

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(私が見たのは右の3人。ヴェルマ、かなり巨大なイメージだったけど取り巻きが小さかったのか…)

 

ビリー役の俳優さんも黒人系の高身長でダンディな素敵な人だったのですが、なんか声出てないな~と思っていたら、幕間で「ジャンリュック・ギゾンヌは体調不良のため○○が代役を務めます」とさらっと言われ、アンサンブルにいた小柄な白人の俳優さんが代役してました。容姿変わりすぎて、文脈ないとどの人だか分からんw

 

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シカゴはむか~~し一度だけブロードウェイで見たことがあって、その時は2-3曲くらいしか知らず、ストーリーも大して知らず、英語もよく分からずだったので途中眠くなったりしたのですが、それ以降映画も見ていたし曲も知ってるし言葉も分かるしで、今回は存分に楽しめました。とてもスタイリッシュな作品なので、本場のもまた見てみたいな。

 

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以上!

 

 

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록키호러쇼 / ロッキー・ホラー・ショーのロッキー上々

 

 

★★★★★

・2018年8月12日(日)19時

・弘大大学路アートセンター大劇場

・フランクリン・ファーター博士:マイケル・リー

 ジャネット:カン・ミヨン

 ブラッド:イム・ジュンヒョク

 マジェンタ:リサ

 リフラフ:コ・フンジョン

 コロンビア:ソン・ユテク

 スコット博士/エディー:チ・ヘグン

 ナレーター:ホ・ジョンク

 ロッキー:イ・スンホン

 

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なんとコロンビアが男性俳優!というのが一番の衝撃でした。なるほど、こういうボーダーレスというか、ジェンダーレスというか、そういうキャスティングもありうるのね。フランケンファーターも元より異性装だし、もはやジェンダーがあまり気にならないこの作品。コロンビアの俳優さんはキンキーブーツでエンジェルとかもやっていたのね。どうりで違和感なかったわけだ。もはや「オカマ」感は全くなく、両性具有のような、でもどっちでもないような、特別な存在感でした。

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マイケル先生は、それはそれはお綺麗なマダム・ファーターでした。緑の手術着にパールのネックレスしてゴム手袋してる格好が私はお気に入り。顔がマダムなのに上腕が「テニスボールでも入ってんの?」と思うような立派な筋肉なのもよい。こういうグロテスクなコントラストがロキホラの醍醐味だと思います(褒めてます)。終演後には出待ちでたくさんのマイコーファンが集まっていました!日本人も多かったです。

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リフラフ役のコフンジョン氏は、念願だったのでようやく出会えて嬉しい。でもリフラフだと持ち前の美声と情緒がいまいちよく分からないので、次はちゃんとした人間の役でちゃんと見たい。笑

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昨年は歌が壊滅的に下手くそだったロッキー役ですが、今回は普通に上手い人でよかった~。ロッキーが口を開くのが軽くトラウマだったのですが、それが解消されました。

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おまけ:出待ちの時のブラッド俳優。なんかアイドル的きれいさ

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以上!

 

매디슨카운티의다리 / マディソン郡の橋も一度は渡れ

 

 

★★★★★

 

・2018年8月11日(土)14時

・シャーロッテシアター

フランチェスカ:チャ・ジヨン

 ロバート:パク・ウンテ

 

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初演に続き再演でもロバートを演じたウンテ氏。「マディソン郡」は映画のイメージがどうしても強いので、「若すぎじゃない!?しかもオク様となんて、美魔女に恋するただのカメラ小僧になっちゃうんじゃない!?」とあまりピンと来ず、初演は見送っていたのですが。一年経ったら見慣れてきたのか、ウンテ氏の色気が増したのか、私が今さらその色気に気づいたのか、よく分かりませんがとりあえず見たくなって、見にいって正解でした。

そしてさりげなくハダけるウンテ氏の胸元。

チャジヨンさんは、ダンバーズ夫人やマタハリのような「したたかな女」のイメージが強いし、顔立ちもはっきりしているのでフランチェスカはどうなるのかと思っていたが、杞憂でした。ジヨンチェスカ(?)は、かつては可憐な娘であったことを覗かせ、今は家族思いの優しいお母さんであり、道ならぬ恋に落ちてしまう無防備な女性でした。

後半の、ロバートと家庭の間で揺れ動く姿は、強風に晒された儚げな花のようです。でも、決して恋に流されてばかりいるのではなく、結局は家庭を選ぶのですが…選んだら選んだで、パッとしない亭主(そりゃウンテ氏と比べたら、ねぇ)、兄妹の些細なケンカ、先の見える平凡な日常。町でロバートに出くわした時、どれだけ駆けてゆきたいと思ったことだろう。でもフランチェスカの選択は、間違っていなかったと私は思います。ドラマはいつまでもドラマではありえないし、よそ者・限られた時間・禁断の関係という三拍子が揃って盛り上がった恋情だと思うから。

 

そんな盛り上がりの中で突然終わった恋愛だからこそ、その後の2人の人生に美しい記憶としてこの数日間のことが残るのだと思います。

とはいえ、その後も世界を放浪して変化に富んだ生活を続けていたロバートをして、何十年経っても変わらずフランチェスカが自分の中にいる、と言わせるのはすごいこと。根無し草のロバートなら、各地での刹那的な出会いや感情にも、普段は折り合いを付けていたはずだから。

そしてさりげなくハダけるウンテ氏の胸元

 

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そんなこんなで派手なミュージカルではないけど、曲がとても美しい作品でした。ジヨンさんとウンテ氏が歌うと、特に。当然2人の曲が多めですが、ずっとそれだけを聞いていたい。正直言ってしまうと、牛のコンテストに行った兄弟たちや、フランチェスカの友人夫婦が合間あいまでギャーギャー言ってるのは、恋する当人でなくとも控えていただきたい。笑

そしてさりげなくハダけるウンテ氏の胸元。

 

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舞台はアットホームなセットがメイン。アットホームというか、ホームですね。料理するシーンでは舞台上の鍋から本当にガーリックのいい匂いが!メインビジュアルにも使われているオレンジがかったピンク色の照明がたびたび舞台を染め、木をメインに使ったホームの優しい雰囲気の中に麗しのジヨンさんとウンテ氏がいて、ビジュアルも美しい。全てが調和してしっとりとした、オトナミュージカルでございます。敢えて例えるならば、そう!

素朴でありながらバッと燃え上がり、香りよい余韻を残すクレープ・シュゼットのようでございますメダム・ゼ・メッシュー。

そしてさりげなくハダけるウンテ氏の胸元。いや、劇中一瞬だけ、鍛え上げられたトルソーが露出し、ひまわり畑の花たちを恥らわせます。その光景はデザートの味を引き締めるカラメルソースと言ったところか。

 

このままだとウンテ氏にカラメルソースかけたいとか考え出しそうなので、ここらでやめておきます。まだ、考えてないんだからね!

 

以上!

 

 

 

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웃는남자 / 笑う男の高笑いは聞こえるのか

 

 

★★★★☆

 

・2018年8月11日(土)18:30

・芸術の殿堂 オペラホール

・グィンプレン:パク・ヒョシン

 ウルスス:ヤン・ジュンモ

 デア:イ・スビン

 ジョシアナ:シン・ヨンスク

 デイヴィッド:カン・テウル

 ペドロ:イ・サンジュン

 アン女王:イ・ソユ

 

 

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😁この夏期待の超大作

 

マタハリ」同様にセットといい、衣装といい、視覚的にすごく魅力的な出来上がりでした。シンボリックな舞台装置は、きっと「笑う男特別仕様緞帳(?)」。幕なのか、板なのかわかりませんが、開演前から不気味な笑顔で観客を迎えています。笑っている唇の部分は上と下にパカッと分かれ、さらに下部分は真ん中で左右に開くことで様々な場面を演出します。

 

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その他王宮のガーデンパーティーも、ウルススの劇団も(玉乗りをする熊までいる!)、王宮でのグィンプレンの部屋も(ベッド高すぎやろ)、とにかくセットがめちゃくちゃ豪華!さすがEMK。

セットの中では、私は議会のシーンで、議席が半円状に連なってるのが好きでした。議員さんたちはちょっと傾いて座らないといけませぬ。

ガーデンパーティやこの議会のシーンは、「不思議の国のアリス」のハートの女王のシーンを連想させます。だってアン女王がもはやハートの女王のよう。ビジュアルも、高圧的なところもそっくりで、それでいてコミカルなところもあるので、見てて楽しいサイドキャラです。持ち歌の最後のロングトーンもすーごく長くて、貴族たち(あんど観客)が、女王の機嫌を損ねないようにその間3回も4回も拍手を繰り返す事態が発生したほどでした。

 

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視覚的魅力といえば、もう一つはバイオリン奏者。「バイオリンなのに『視覚』?」と思われるかもしれませんがそう、視覚。バイオリン奏者が一人、劇を通して要所要所で演奏しているのです。彼も演出の一部なので、劇団員だったり宮廷演奏家だったり、衣装もその都度着替えて。最初の方は弾いてるふりをしている役者かと思いましたが、あまりにもよく出てくるので、オペラグラスで手元を凝視したらちゃんと弾いていました。笑

 

 

 

 

😁豪華超大作ではあるものの

 

さて、「笑う男」の物語。「ヴィクトル・ユーゴーの自称・最高傑作」と言われているわりには日本語の翻訳は入手しづらく(「ユーゴー全集」みたいのに納められている程度?)、原作で予習できなかったので、あらすじをかき集めたり色んなブログの情報をつなぎ合わせたりして、ちょっと心配な中で見ました。メインのシーンでなくていいから、プレスコールもしておくれ。

 

それでつたない韓国語でよく分からないセリフ多数だったのだが、あれは結局デイヴィッドが幼いグィンプレンをコンプラチコスに引き渡したってことなのかな?それをジョシアナが知って、デイヴィッドを捨てる決定打になったの?

 

でも大筋の流れが分かっていれば、多分問題ないと思います。というか原作がどうなのか知らないけど、ストーリー性が弱い!よって感情が終盤まで、あまり動かされない!

一幕の終わりが「ぼくが実は貴族の出自?ありえない~~~~!」で終わるのですが、こちとら前日にちょん切られた親友の首を使って生命を創造する場面で一幕が終わるの目撃してるので、一幕がまさかそんなところで終わるとは思わず、前半終わるタイミングとしてちょーっと弱くない?というのが象徴的だったと思います。

 

やっとストーリーに引き込まれるようになるのって、上述した議会でのグィンプレンの歌あたりからでした私は。でもそれって二幕も3分の2が過ぎた頃…。「富者の楽園は貧者の地獄の上に成り立っている」と日ごろから考えていたグィンプレンが、議会で貧者に助けの手を差し延べることを切実に歌うものの、貴族たちから嘲笑され、自分の居場所はやはりこの世界ではなくデアやウルススのもとなのだ!と気づくあたり。

 

そこからは一気に悲劇が展開。劇団に戻ったグィンプレンだが、デアはグィンプレンが死んだ(と宮廷から聞かされている)悲しみのあまり瀕死状態。グィンが駆け寄るも時既に遅し、その腕の中でデアは息を引き取り、悲しみと厭世にとらわれたグィンはデアを抱いて自分も入水します。その姿を見ているしかないウルスス…。ぶっちゃけこのシーンはデアとグィンに対してではなく、我が子のように育て上げた二人が一度にいなくなってしまうウルススの後姿に泣かされます。

泣いて、しんみりして、気づいたら終わり。あれ?なんか終わり方感動的だけど、いまいち納得いかない…。だって劇の8割くらいは、のらりくらりと見られるようなもので、何が起きたかあまり覚えてないくらいだもの…。ひどい言い方をすると、最後のは小手先の感動演出に思えます。材料や盛り付けはものすごく豪勢だけど、食べてみると旨味が全然ない料理のような。鳴り物入りの開幕だったことを思うと、期待したほどの満足感が得られませんでした。

 

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もう一つ、本作にはワイルドホーンらしい、耳に残るメロディと歌い上げる系の曲が少なかったのでは、と思った。3階で見ていたからかもしれませんが、俳優が歌唱力のあるスター揃いのわりに、ドカーンと歌声に圧倒されるような場面が少なかったです。

それではせっかくのヒョシン氏が、もったいない。おどけたりして可愛いシーンが多かったから、ヒョシンファンなら嬉しいのかもしれないけど、彼の歌声をいっぱいに浴びたかったミュージカルファンとしては、物足りないものがあったなぁ。

というか独特の声質もあり、彼にはファントムの方が断然似合ってると思ってしまった。なんとなくファントムの時と同じような、神秘に満ちた感動を味わえると思って期待して言ったのだが、(少なくとも中身は)普通の青年の役は、私にはあまりしっくりこなかった。もしかしたら私はエリックを演じるパクヒョシンが好きだったのかもしれない。ヒョシン氏目当てで見にいったけど、これならパクガンヒョンで見ればよかった。ヒョシン氏はファントムなら、絶対また見にいきます。トートはやらないみたいで残念。

ちなみに余談ですが、グィンプレンお着替えシーンでヒョシン氏の細マッチョが一瞬見えたのがよかったです。

 

なんかすごいマイナス評価になってしまった。笑 でもマタハリみたいに再演でガラッと変わる可能性もあるから、一新されたらまた見にいっちゃうかも。

 

出口にのんびり向っていたら、ジョシアナ役のシンヨンスクさんに遭遇しました~。「ファントム」のカルロッタの頃からすごいイメージ変わった。おきれいです。

 

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以上!

 

 

 

프랑켄슈타인 / フランケンシュタインで偉大なるハンミュ創造の歴史が始まったなぁ

 

 

★★★★★

 

・2018年8月10日(金)20時

・ブルースクエア

・ビクター:전동석(チョン・ドンソク)

 アンリ:한지상(ハン・チサン)

 エレン:박혜나(パク・ヘナ)

 ジュリア:이지혜(イ・ジヘ)

 

 

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🐲どこを切っても至高の金太郎あめキャスト

 

こんな人気作なのに、2年前の上演ではなぜかピンと来ず、見逃していたのでした。が、見る前から既に滞在中2回は見たいと思うくらいでした。結局見れてないけど。

 

さて、全体的にスター揃いのフランケンキャストですが。今回のメイン4人も神キャスティング。特に女性陣は、他のキャストは未経験なので、よく知ってる&激うまなこの2人というのは大きな安心感がありました。

 

ビクターとアンリはキャスト選び、すご~く迷いました。が、他の演目のキャスティングとの兼ね合いもあって、ドンチサに決定。リュ様も見たかったし、カイ氏もまだ見たことがなくて見たいし、パクミンソンもプレコで見た肉体美に魅了されたのでぜひ拝見したかった。パクウンテ氏はすでにマディソン郡に合流していたのでフランケンは上がっていました。

 

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ということでドンビクター。端正な顔立ちで粛々と実験にいそしむ姿が、サイコパスっぽくてよいです。さらにプレコで号泣しているミンビクターを見ていたので、大して泣いていないドンビクターを見て「そんなに悲しんでなくね?」と不思議に思いました。ドンビクター、まさか本当にアンリで実験したいだけなんじゃ…。

その代わり『偉大なる生命創造の歴史が始まる』では、周囲の批判をよそに友人の首まで犠牲にした一大実験だから、意地でも成功させなくてはいけないという切実さやプライドが伝わってきました。ドンビクはこの曲中、妙にノリノリで、別にシャウトしなくていいところでもシャウトしてたw ドンソク氏、シャウトできるんだなぁ。1幕の最後も大シャウトで締めくくっておりました。

低音もきれいに出るし、声は良く通るし、背高いし、スタイルいいし、超ロングコートが超似合うし、顔かっこいいし、ジャックのオカマ風メイクもきれいだし、欠点ないんですか王子ですか。もしかして筋肉もありますか。脱いでくれませんか。

あ、でもドンソク氏、もしやと思うがダンス音痴?笑 酒場のシーン、ハンチサンは綺麗にこなしてるのに比べて、ドンソク氏は微妙にぎこちなかったようなw 酔ってる演技だったからか?でもそれくらいが、完璧王子のキュートな不得手でいいと思います。ルドルフでドンソク氏の魅力を発見し、今回フランケンシュタインで私の中での地位が確立しました。今度はもっとセクシーな役でも見たいです。色気を見せておくれ。

 

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ハンチサン氏は、ハンミュにハマり始めたかなり初期から知ってはいるものの、なかなかお目にかかる機会に恵まれず、今回初めて。情感豊かな、きれいな声の俳優さん。腹筋の形がおもしろい(どこ見てるんだ)。

チサンアンリは、あまり悲しそうではないドンビクとは対照的にというか、その分というか、死ぬのが嫌で怖くて仕方ないという感じがしました。ずっと泣いてるし、断頭台に上る階段では腰を抜かして座り込んじゃうし。最後の「サルゴシッポー」の直前でも、歌い出す前に両手で顔を覆って泣いてました。ビクターを助けるということと天秤にかけた結果、自分が罪を被ることを選んだのだろうけど、毅然と処刑を受け入れることはできず、本当は生きて一緒に研究を進めることに未練ありまくりだったと思います。あんなに未練を抱いて死んだのに、怪物にはアンリの記憶が全く残っていないのも、また切ない。

他のアンリを見ていないので、あまり比べられないのですが、「今朝から言葉が話せるんだよね」の言い方が、なんだか降って湧いてきたんだよねみたいな言い方で、おもしろかった。あと『僕は怪物』ではカトリーヌに教えてもらった「アンニョン」の手ふりふりを泣きながら何度も繰り返していて、哀れさが増してた。カトリーヌに裏切られるくだりが、一番可哀想な場面だと思う。

 

エレン/カトリーヌのイ・ジヘさん、ファントムのクリスティーヌみたいな綺麗な姫系のイメージが強かったので、カトリーヌのドロドロ・ボロボロルックスが新鮮でした。あんな汚い格好してるの初めて見た。w あと『生きるということ』では「こんな低い音も出せるんだ!」という発見もありました。高音を得意にして低音が出ない女優さんもいるので。

 

そしてそして、パクへナさん!!エレンもよかったけど、歌の魅力はエヴァの時に圧倒的に発現しています。『男の世界』では最初の数ワードでスパーンと歌唱力大魔神が出現しております。エヴァはいわばサブ役だけど、この瞬間舞台は彼女の独壇場。サブ曲をサブ曲に留め置かず、主要な見せ場の一つに仕立て上げていました。

というかパクへナさん、笑った顔も愛嬌あってかわいすぎ。ジャックとの掛け合いがノリノリで、終始2人で向かい合って「ウェーイ♪」と肩をふりふり揺すってましたかわいい。変人同士だけど仲いい夫婦っぽかった。

 

 

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🐲色んなワールドが垣間見える

 

原作小説はよく知らないのだけど、ミュージカルとしては、すごくできた作品よね。役名のあるキャスト全員が一人二役って。ビクターとジュリアの関係を、闘技場でもパラレルワールドっぽく反映すべく、ジャックとカトリーヌを絡ませてもいいんじゃないかな?カトリーヌに折檻するのが、ジャックとか。あっちのパラレルワールドでは愛し合う夫婦だけど、こっちではいたぶる関係。カトリーヌの悲壮感増しそうでいいんじゃないでしょうか?(どエス

 

フランケンのそれ以外の魅力としては、やはり素晴らしい筋肉が拝めるということを記しておきたいと思います。怪物はもちろんですが、アンサンブルの美筋レベル高しです。ハイレベル美筋揃いです。ご存じの通りビクターの実験室(『唯一つの未来』)や闘技場など、見どころもたくさんあります。その鍛えられ方もピカイチで、理科の授業に一人お呼びして、「ここが大円筋、ここが僧帽筋」と、見てお勉強に使えるくらいくっきりでした。そういう授業だったら、私も理系になっていたかもしれない。

 

今回の子役の男の子、歌うまかったな。子役にはいつもあまり期待してないけど、棒読みでも棒歌いでもなく、ちゃんと芝居してました。

 

最後の北極シーンではステージが坂のようになっていますが、絶望したドンビクが腹這いで坂を上から下に滑っている姿はペンギンさながらであった。さすがに本人もこれではピングーになると思ったのか、長い手脚をちょっとバタバタさせていたが。

 

 

以上!

Rent / レントを観に花金Out Tonight

 

 

★★★★★

 

・2018年8月3日(金)19時

・シアターオーブ

・マーク:Logan Marks

 ロジャー:Logan Farine

 ミミ:Deri’Andra Tucker

 エンジェル:Javon King

 コリンズ:DevinRe Adams

 ジョアン:Lencia Kebede

 モーリーン:Lyndie Moe

 ベニー:Marcus John

 

もはやクラシック作品でありながら、まだ見たことがなかったレント。でも音源はアップルミュージックにあるし、動画もたくさん落ちてるしで、予習しやすかったです。

唯一、キャラが多いのが大変だけど、実際に見てみるとキャラがそれぞれ立ってるので、全然混乱しません。

 

ぶっちゃけ予習段階ではそんなに惹かれる作品ではなく、そこまで期待してたわけではなかった(失礼)のですが、実際に見たら世界中で愛されている理由が分かりました。イイ話。

 

あと今回はエビータの時と違って、セットもちゃんとしてました。

 

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 ・エンジェル

かわいいし、すごく声がきれいだった!どうして死んじゃったんだー薬ちゃんと飲まなかったのか?エンジェルにもっと歌ってほしかった。最後に颯爽と出てくるのも、生き返ったみたいでちょっと嬉しい。

 

・コリンズとベニー

アフリカ系+ドレッドヘアというビジュアルがもろかぶり問題発生w 身長まで同じだったら、途中で入れ替わっても分からなかったな。コリンズの低音がよかった。やはりアフリカ系は歌うま!

 

・ミミ

スタイル良すぎ。1幕のピタッとした衣装がサマになりすぎ。ボディのメリハリがCGみたいだった。特にお尻には終始目が釘付け。あんなお尻に私もなりたい…。ミミ女優は歌よりもスタイル偏差値の方が高かったな。歌はもちろんうまいけど、Out Tonightはパンチが期待したほどではなかった。

 

ジョアンとモーリーン

ジョアンがしょっぱなから光浦靖子にしか見えない。モーリーンのぶっ飛んだ演技、あの振り切れ方はうまくないと出来ない。歌もすごく上手かったのに、あまり持ち歌がなくて残念。特にマークしていなかったこの二人のTake Me or Leave Meが予想外に良くて、今回のベストパフォーマンス三本指に入りました。

 

 

この演目とメンバーでツアーやったらすごい楽しそうだよなー。仲良くなりそう。

 

ところで冬の場面が多いこの作品、外に出たら一瞬で蒸発しそうな猛暑の夏にやる心は如何に。ぜひ冬に見て、心もほっこり温まって帰りたい作品です。

 

以上!