浮かれポンチ、ハンミュを観る

主に観たハンミュ(韓国ミュージカル)のレビュー置き場。

カン・ピルソク×チョン・サンユン夢友コンサートのシームレスな選曲に満腹

 

 

★★★★★

 

・2017年9月22日(金)18:30

・スクエア荏原ひらつかホール

・カン・ピルソク、チョン・サンユン

 

☆セットリストはこちら!☆ S=チョン・サンユン P=カン・ピルソク

1. Man of La Mancha (Man of La Mancha) P,S

2. Everybody Wants Richard (Thrill Me)  S

3. Way Too Far (同上) P

4. Life Plus 99 years (同上) P,S

5. Butterfly (Story of My Life) P

6. Sweet Victory Divine (Napoleon) S

7. あの海に私を (Gone Tomorrow) P

8. The Pit and the Pendulum (Edgar Allan Poe) S

9. 足を踏み出すことができなければ(ウェルテル)P

10. The Origin of Love (Hedwig and the Angry Inch) S

11. Desperado (Eagles) P

12. 偉大なる生命創造の歴史が始まる(フランケンシュタインS

13. 君がいるだけで(米米CLUB) P,S

14. One Song Glory (Rent) P,S

15. Heaven in Their Minds (Jesus Christ Superstar) P,S

 

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晴れて夢友デビューを果たしました!

 

サンユンさんも好きだけど、今回の決め手は何と言ってもカン!!ピルソク!!さま!!

ようこそ日本へ、妖精さま!!!!本来ならこちらからおうかがいすべきところ、わざわざご足労くださり大変恐縮でございます。そしてお歌をお聞かせくださるなんて。有難き幸せにござりまする。

 

私だけでは到底ないと思いますが、何と言ってもピルソク先生の歌声大好き。私は勝手に「シルクとつるぎボイス」と呼んでいますが、耳を撫でるような柔らかな<シルクボイス>と、耳が切り落とされそうな切れ味抜群の<つるぎボイス>を自由自在に繰り出すんですもの。それが妙にあのノーブルなお顔立ちに似合っている。

そして今回ももちろん、ノーブルなご尊顔の妖精様に耳を撫でられては切り落とされる、の反復プレイでした。はう。

 

Man of La Mancha

いきなりのつるぎボイスにてピルソク様ご登場!最近「マン・オブ・ラマンチャ」、よく聞くなぁ。

仏頂面(失礼)のサンユンさんが腰をふりふり「ぼーくーはサンチョ♪」って歌ってるのもかわいかったw

 

Everybody Wants Richard , Way Too Far, Life Plus 99 years

スリル・ミーを3曲も!あれですか、またスリミ沼に引きずり込むつもりですか。

ピルネイサン、やんごとないお顔+シルクボイス効果で、何か大変な賢者が悟りの言葉をのたもうておられるように聞こえるんだけど、実際言ってること激ヤバっていう、今までに感じたことがないタイプのマジキチさを感じました。こういう輩が一番恐ろしいのだよ!(誰

サンユンさんは譲り受けたスリミの衣装をわざわざ着てきてくれて、歌も私と彼の両方をやって。どうせなら”I’m Trying to Think”とかで「一人スリミ」をやってほしかったわん。

 

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あの海に私を

チョバダエナルーーーーゥ(´;ω;`)

歌ってくれるのぉおぉぉーーーーーーー(´;ω;`)

今年予定されてた「ゴーン・トゥモロー」再演はなくなるし、制作会社の社長さんが自殺しちゃったりするから、権利とかの関係で「ゴーン」関係の曲はもうお蔵入りかと思ってたよーーーー(´;ω;`) やっぱりまた見たいよ再演してぇえぇぇーーーーーー(´;ω;`)

私の前の人も、横の人も「次の曲はチョバダエナルです」ってなった途端に「ハッ!!」って息を飲んで口抑えてたから、やっぱり皆同じ思いなのかなと思ったよーーーー(´;ω;`)

ところでこの曲で連呼してる「ネッピョワサル」の「ピョ」って何?血のこと?

 

The Pit and the Pendulum

「サンユンさん、ロックもできるんだ!」と嬉しい発見をした「エドガー・アラン・ポー」。再演にもキャスティングされること、この時にはもう決まってたんだね!おめ!

サンユンさんって「サリエル」の低い声のイメージで入ったから、思いの外音域が広いことにいつもびっくりしてしまう。

 

足を踏み出すことができなければ(ウェルテル)

Desperado (Eagles)

この辺は完全に私の不勉強&教養不足で、せっかくのピル様ターンなのにちょっと眠くなってしまった…復習します!

 

The Origin of Love

意外な選曲、聞いて納得。やはりサンユンさんはロックだぜべイベ☆(誰 

本人もアピールしていたとおり脚も意外と細いし、ヘドウィグできると思う。笑

 

君がいるだけで

たとえば♪

きみがいるだ♪

けでこころが♪

ちゅ

 

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Heaven in Their Minds(アンコール)

 思ってもいない方向性の曲来たーーー!!(*゚▽゚*)

でもこの曲やっぱり大好きと再確認。ミュージカルで一番好きな曲かも知れぬ。

まずはサンユン氏からスタート。彼はヘドやグリスウォルドを見て、ロックな感じは得意そうだなと思ってたら、実際その通り!

しかし想像できないのは、妖精様のロックなユダ。どうなってしまうんだっ!?わくてか(*゚▽゚*)

んで歌い出したら、なんかすごい溜めためで歌ってる…!これはねっとりタイプ(?)のユダかっ…?と思いきや、いきなりのつるぎボイス!!すごい声量で、戒めの言葉を厳かに、しかしどしどしと浴びせてくる!これはイエスとしてはめっちゃ言うこと聞かなきゃいけない感じ!それでいてノーブルな身のこなし。荘厳な態度。そう、それはイエスを諌める弟子ユダではなく、まさに

 

 父なる神

 

許しの神の姿はどこにもなく、天上から圧倒的パワーで激おこビームを浴びせる父なる神。

下からは下からでどんどん突き上げてくるサンユンユダ。

この間に立つイエスには絶対になりたくない。w

 

 

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そんなこんなで最後まで大充実のピルサンコンサート。二人とも出演作品がたーくさんあるだけあって、歌われた曲の幅が広すぎだろ!デパ地下でつまみ食いしてたらお腹いっぱい、みたいなことになりました。

 

ナポレオンも西便制も見られなそうだから、次回作に期待だーーっ。少なくともナナヒンは見たい。でもオジョンヒョクのナナヒンも見たい。究極の選択。また後で考えよう。

 

 

以上!

 

 

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