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・2019年3月16日(土)14時
・ブルースクエア
・ジョンハク:최재웅(チェ・ジェウン)
ムヨン:오종혁(オ・ジョンヒョク)
彼女:최서연(チェ・ソヨン)
私の中ではこれは、オジョンヒョクを愛でるミュージカル。
ムヨン役がたくさんいるとスケジュールを合わせるのが大変なのですが、渡韓中に一度だけあったオジョンヒョクデーに見にいくことができてよかったです。
3年前に見たオジョンヒョクの極上筋肉は健在でした。ジョンハクとの出会い&訓練シーンを描く序盤の曲では、私もうオジョンヒョクの腕筋しか見てませんから。周りのダンサーたちに引けを取らない、いや、さらに立派な筋肉で、目から鼻血が飛び出しました。らぶ。
しかも今までは三角筋と上腕二頭筋が萌えポイントでしたが、今回、上腕三頭筋もガッツリ鍛えられてるのが銃を構えた時に見えて、上腕三頭筋も好きな筋肉にランクインしました。
というか筋肉全部好き。筋肉のないムヨンは考えられません。触らせて。
オジョンヒョクの筋肉がありありと見えるのがこのシーンだけというのが何とも惜しいところなのですが、それ以外のシーンはほとんどスーツなので、それもまたかっこよし、です。
スタイルよい。顔小さい。顔よい。声よい。守ってください私はここで倒れたりしています。
前半に、若い頃のジョンハクがチアガールの格好をさせられているところに上官が現れて、ジョンハクが慌てて取り繕うシーンがあるのですが、後ろでそれを見ていたジョンヒョク氏は素で笑っちゃって、気をつけしたままずっとにやにやしてましたかわいいw
でも真面目なジョンハク(しかも中身はいい年した俳優)が、ミニスカートにツインテールしてる姿には笑わない方が無理なので、あれを真顔でやってるチェジェウン氏と上官は本当にすごいと思う・・・。
毎度のことながら、ジョンハクとムヨンのじゃれ合いには心が和みます。
前回のミンヨンギ氏とよりは今回の二人は年が近いからか、同期としての掛け合いも自然に見えました。そう考えるとジョンハク役の俳優は、20年の年齢の幅をカバーできる俳優でないといけないから、結構大変ですね。使える小細工はメガネだけで、あとは本人の演技次第。そういう意味ではチェジェウンさんは若いイメージはありつつ、年取ってもあまり変わらなさそうな顔だから、ちょうどよかったかも(誉めてる)。
あと前回も思ったけど、ジョンハク勢はもう少し腕に筋肉をつけられると、訓練シーンでムヨンと並んだ時に若々しく見えてよいかと存じます。
終盤の崖のシーンは、展開知っててもまあ泣くよね。ずっと誤解と疑問に縛られていたジョンハクが、「あの日」の真相とムヨンの変わらぬ友情を知って、苦い過去から解放されるシーン(涙)そして「失踪者」とされていたけど、真実解明と同時に死んじゃってたことが確定したムヨン(泣)ジョンハクがきっと思いつめることを知ってて残した「あまり深刻に考えすぎるな」というムヨンの遺言(号泣)
ムヨンはマイペースなお調子者だと思ってたらちゃんと友人のことまで考えていて、しかもそれがかっこよくて可愛い仔犬顔オジョンヒョクだからなおさらうるっときます(属人的
オジョンヒョクはまだ3作品でしか見たことないけど、ムヨンは間違いなく一番かっこよく見える役だと思います。彼は演劇にもよく出ていて、でも韓国語での演劇はさすがにハードル高いのよね。2回に1回くらいしかミュージカルで見られないのが残念ですが、また(脱ぎっぷりの)いい役でぜひ見たいです。
オジョンヒョクのことばかりになりましたが、とにかく、笑いあり涙あり、筋肉ありの安定のクナルドゥルでした。時代が行ったり来たりするのに分かりやすくて、バランスの取れたいいミュージカルだと思います。今回のキャスティングではオジョンヒョク以外のムヨンはあまり惹かれなかったのですが、素敵な俳優が出ていたらぜひまた見たい演目!
ムヨン俳優が年を経てジョンハクを演じる、なんていうのも面白いかもしれない。定期的に見てみたくなる作品ということで、私の中でも定番化しそう。
以上!