★★★★★
・2019年7月15日(月)17時
・帝国劇場
・トート:井上芳雄
ルキーニ:成河
フランツ・ヨーゼフ:平方元基
ルドルフ:木村達成
小ルドルフ:大橋冬惟
・皆さん歌うまでよきでした。井上芳雄さん声が綺麗。パク・ヒョンシクトートは若々しくてフレッシュなトートだったけど、井上さんはオトナの色気があって素敵でした。
・結婚式〜ラストダンスに入るまでの白いシーツのパフォーマンスが素敵だった。4本の細長いシーツをシシィを捉える壁に見せたり、ヴァージンロードに見立てたり。二階の上の方の席だったけど、ここのシーツ遊び(?)が綺麗に見えてよかったです。
・ラスト・ダンスでは最初の方ずっとトートがエリザを「あなた」と呼んでて違和感あったんだけど、途中からは「お前」。ずっとお前じゃだめなの?トートは「お前」でしょ?(何
・初夜の描写が遠回しなようで結構露骨。笑
・「パパみたいに リプライズ」では、片翼のトートダンサーズがお父さんの横に並んでゆったりと踊ってて、舞台全体がギリシャの神殿みたいになってるのが好きでした。
・オーストリア帝国内の民族主義が台頭するあまりナチスが生まれる!というくだりがあって、本当にナチスまで出す必要あるのかな?歴史の大きな流れは繋がってるのかもしれないけど、少し先取りしすぎな気もするし、話が逸れる気もするし、単純にあんなに大きいハーケンクロイツを突然見せられて少なからずショックでした。
・トートダンサーズたちの、どんどん衣装の布が薄くなるところも注目ポイント。最初は重厚な衣装を着ているのに、最終的には「上裸にテープ」というトルソー好きホイホイな格好になります。上裸というのはもしかしたら「上裸風衣装」かもしれませんが、遠すぎて目を凝らしても分かりませんでした(凝らしたんかい
あとトートダンサーズたち、ダンス中にペアになってリフトしてたりして、男性同士なのに大変だなぁと思いました。でも軽やかでとてもよかった。
・毎度のことながら、分かる言葉での観劇は言葉が分かっていいね!(当たり前
ルキーニのナレーションとか政治外交の難しいところとか、韓国語では何割かしか分かってなかったので、ここではこんなことを言っていたのかほうほうとなりました。
苦労してチケットを取った今回のエリザ。普段ハンミュしか見ませんが、さすがは大作だけあってクォリティ高く、満足できました。古川トートも見たかったですが、またの機会に。
以上!