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・2021年7月4日(日) 15:30
・礼真琴
舞空瞳
瀬央ゆりあ 他
舞浜に礼真琴が治める夢の国があると聞いて。
宝塚のコンサートって初めてで、しかも絶対的歌うま王子礼真琴さん!私は歌うま大好物なのに、渡韓も叶わず歌うまに飢えているので、行くことができてありがたやありがたや。
🌟第一部
結論から言うと、本当に礼さんのお歌はすべて素晴らしかったです。雨の中遠くまでいった甲斐があったとはこのこと。
最初におおっ!と思ったのはシャバダバタバダバダバの時。こういう技巧も披露できる選曲、礼さんだからこそじゃなかろうか。
ノバボサノバのライラーイライラライも、歌が抜群の安定感のまま踊っててすごかった。ずっと踊ってるのに声が乱れなさすぎて、途中からCDか?と思ったくらいw 素敵な曲だったな〜。
その後もママママママママママナナナナナナナナナ〜も宝塚でも群を抜く歌うま礼さんならではの技巧でしたね。こういう時は途中で拍手したくなっちゃうのですが、宝塚的にはダメそうな気がしたので、心のスタンディングオベーションを贈りました。
マママママで階段上にいる真琴さんに向かってみんなが伏せて見上げてるところ、CATSみたいだった(そこ
残念ながら宝塚の歴代作品に疎いわたくしめは知らない曲がほとんどだったのですが、まとめると一幕は、シャバダバダのライラライのマママママナナナナナでした(素晴らしかったという意味
🌟第二部
宝塚素人&ミューオタの私には第二部の方が分かる曲が多かったです。
Jpop、ディズニー、ミュージカル曲で構成されてました!
あ、Kpop寄りのJpopガールズグループ(回りくどい)の曲もあったか。あれは声域と音程が合ってなさそうでちょっと微妙というか、聞いてて苦しそうだった^^;
◎ギラギラ、砂の城
普段あまりJpop聞かないのですが、この日聞いたのが2回目くらいのadoの『ギラギラ』もすごいうまくてかっこよかったし、私の中ではMISIAの『砂の城』の礼さんと音咲さんのデュエットがめちゃめちゃよかったです。音咲さんの声量と低めの声質が、礼さんの歌声によく合ってた。ていうか冷静にMISIAの曲歌いこなすって二人ともすごい。礼さんとMISIA、デュエットしてくれ!デュエットコンサートきぼう!!
そしてディズニーメドレーあたりから、男性ボーカルも女性ボーカルも難なく歌う礼さんを見て、この人本当にオールマイティだなと改めて気づく。
レリゴーも日本人で一番うまいと思う。笑
◎ひとかけらの勇気
「出来なさすぎマコトちゃん」が雷に打たれたのは、人類にとって最大の利益の一つ。笑
前に「ファントムシンガー」で「一人ファントム&クリスティーヌ」をやって話題になってた人いたけど、礼さんなら一人でできそう。クリスティーヌも見たいしファントムも見たい。
◎Stars
レミゼからはどうしてI dreamed a dreamじゃなくてスターズなんだろ…あぁ!スターズ!星!星組!と聞きながらアハ体験した曲。礼さんファンティーヌやらないかな〜
◎Defying Gravity
日本人で安心してDefying Gravity歌ってるのを聞ける人初めて。欲を言えば最後の「あーああああー!!!!」をもっと爆発して見せてほしかった。そしてエルファバはもちろんだけどグリンダも似合いそう。結論何でも出来そう。
◎夜に駆ける
この曲のカバーはいくつか聞いたことがあるけど、難しいテンポをこなしながら軽快さを保たないといけないと思うのです。あと本家のikuraちゃんも歌がうまいので、その辺の人は全部クリアして本家に及ぶことはかなり難しいと思うのです。が、真琴さんが歌うと歌うまはもちろんクリア、軽快さを残しつつも本家よりも大人っぽくノスタルジックな感じになってて、とてもよかったです。
◎僕こそミュージック
アンコールはモーツァルト、しかしロックオペラモーツァルトではなくM!の方!
M!も礼さんにやってほしい〜〜〜やってやってやって~~~~
20人くらいの人数だと、一人ひとりも識別しやすいからいいですね。と言いつつほとんど礼真琴ソロコンサートだったけど笑、私はそれを聞きにいったと言っても過言ではないのでノープロブレム。むしろ存分に歌うま成分を浴びせていただき多謝。
ロックオペラで見た時の真琴さんは、特に歌に関してはまだ少し遠慮がちで、もっとぶち破れる殻があるように見えたけど、今回はすごい本領発揮できていたのではないでしょうか!
宝塚が彼女を見出してよかった。生で見てよかったので後日配信も見ました。早くミュージカルで活躍する彼女も見たい(禁句
以上!