★★★★★
・2019年3月17日(日)14時
・シャーロッテシアター
・ジキル/ハイド:정동석(チョン・ドンソク)
ルーシー: 혜나(ヘナ)
エマ: 민경아(ミン・ギョンア)
「時が来た」の後、ジキルからハイドに豹変する瞬間。
ハイドは白いシャツに黒いスラックス、そして結んでいた髪を解き、濡れ感のあるソバージュヘアを振り乱して歌うのですが。
長身でスタイルのいいドンソク氏。ふと顔が隠れた時の姿が、完全にこれでした。
ポゥッ
2ヶ月前に見たグァンホのジキハイは、とーっても素晴らしかったのは覚えてるんだけど、如何せん時間も経ってるし席も遠くて表情とかよく見えなかったしで、「ここグァンホはどうやって演じてたっけ?」と思い出せない場面が多くて悲しかったです(涙)
でも今回、動きの多いドンソク氏のジキハイを見て思ったのは、グァンホは動作、身振り、発声の何を取っても無駄がない、完成された演技だったんだなということ。
これはドンソク氏の完成度が低いとかそういう話ではなく、グァンホはジキハイ大ベテラン、ドンソク氏は成長目覚しいフレッシュなジキハイという印象。若くて聡明だからこそ勢いだけですごい実験しちゃった、みたいな。だから二幕でハイドが優位になってきて取り返しがつかなくなった頃には、ジキルとしてはずっとびーびー泣いてました。
あと気になったのは"Dangerous Game"でルーシーに文字通り絡みつきながら歌う時のルーシーの体のまさぐり方がなんだかぎこちなくて、見てる方はなんか照れました。w 困ったら脚を触る、みたいな感じで曲の半分くらい脚触ってました。笑 このシーンはパク・ウンテ氏あたり、色気が決壊してそうです。R指定入るかも分からんね。見たい(何
私が見たのはドンソク氏の2公演目とかだったので、これからどんどん馴染んで、いい味になっていくのではと思います。あとタキシード姿は、ハンミュ俳優の中でもドンソク氏が 圧 倒 的 に着こなしていますね。レッドカーペットものですよあれは。
ルーシーとエマも前回とは別の女優さんたちでした。ヘナさんって今回初めて知ったけど、ルーシーをやるだけあってさすがうまかったです。「ヘナ」って名前の人は全員歌うまいの?
最近波に乗っているミン・ギョンアさんのエマも良かったです。エマって差のつきにくい役柄な気がして、これ以上なんとも言えないのですが(雑
最後に思い出したのですが、"First Transformation"でジキルに変化が起き始める場面。ちょっと変てこな「変化」を演じるアドリブシーンあるのですが。グァンホはそれこそ甲高い「ポゥッ!(勢いよく気をつけ)」でクスクスと笑いを誘っていたのですが、ドンソク氏はまさかの
ガハハハハハ!!!!
ガーッハッハハッハハ!!!
(膝をバンバン叩きながら)ブヒヒ!ブヒヒ!
と、見事なまでに鼻を鳴らして、豚の鳴き声のようなものを発していました。あんな音が貴公子チョン・ドンソク から発せられるのを聞いてよかったのか、少し戸惑いはありましたが、観客には大ウケ!見事なギャップ萌え(?)で皆のハートを掴んだのでした。
以上!