★★★★☆
・2020年1月23日(木) 13時
・東京建物 BRILLIA Hall
エル:高橋颯
弥 海砂:吉柳咲良
レム:パク・ヘナ
日本版初演は韓国のミュージカルファンから「日本のデスノはコスプレしてるだけって感じだね」とディスられていたので、正直歌のレベルはあまり期待していなかったのですが(すまん)、みんな悪くなかったです。圧倒的な歌唱力があるわけではないけど、「あちゃー」みたいな人はいなくてよかった。
それでふむふむ、よしよしいい感じと思って見ていたのですが、そこへパクヘナさんが歌った時の超越的うまさと言ったらーーー。
「やっぱりこの人ズバ抜けてるわー」とやたらと感心してしまいます。声量がやはり圧倒的。
歌うまボルテージが振り切るとゾワッとすることがよくあるのですが、この公演ではレムの持ち歌の時だけでした。
レムは役どころ的にはそこまで見せ場が多くはなくて、歌い上げるような曲も少ないので、ヘナさんが今いち本領発揮しきれてないのが心残り。言い方を変えれば、とーっても贅沢なヘナさんの使い方。笑
ミサミサへの想いの曲、しっぽりさせないでここぞとばかりに歌い上げたらよかったのに(こら
常にしっぽりとマザーゴッデスの包容力を備えているレムが、ミサミサを抱いてるリュークの手をそーっと離して…からの勢いよく「ビシッ!」って手を叩くのが面白すぎたw
日本語もすごく綺麗で、台詞部分はイントネーションで外国の人と分かる部分はあったけれど、レムってもともと人間じゃないからどこの国人とかないし、「こういう喋り方のキャラ」と思えば全然OKでした。
これからも日本に来てほしいーーー!!日本版フランケンシュタインとか出ないかな♡
以上!