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・2016年9月14日(水) 15:00
・D-Cube Art Center
・ダニエル:류정한(リュ・ジョンハン)
アンダーソン:김준현(キム・ジュンヒョン)
ジャック:이창희(イ・チャンヒ)
グロリア:김예원(キム・イェウォン)
モンロー:김대종(キム・デジョン)
ポリー:정단영(チョン・ダニョン)
7月末にオムさまバージョンを見て、これは!リュさまとジュンヒョンさまバージョンも見ねばならぬ!!と虎視眈々とチャンスをうかがっておりました。
そして遂に!その時が来たのです!時が来た〜!
しかも前回は遅刻して冒頭15分を見逃したけど、今回はちゃんと最初からb
相変わらず、1ミリもぶれないリュさま
さすがリュさま、声の通り方が他の俳優たちとは一段違う。
音響設備の違いか、前にブルースクエアで聞いた時みたいな、全てを包み込んで吸収するブラックホール感は今回あまり感じなかったけど、やはり歌い出すと彼の声だけ、寄り道せずにまっっっすぐ耳に届く。
他の人たちも相当うまいのに、それでもこんなに違うって、一体何が違うんだろう?口の大きさ?笑
本作、ダニエルの登場シーンって突然訪れるから、いつもびっくりしてしまうんだけど、特にリュダニエルは、いきなり透過率抜群の空気砲みたいな声でばーんっと出てきたから、すごく驚いて、リュさまのありがたきお歌を数語聞き逃してしまった…涙
ダニエル比較は、うーん。
オムさまが恋愛体質なダニエルだとしたら、リュさまはかなり硬派なダニエル。リュダニエルに比べるとオムダニエルは結構デレデレに思えるな。
自殺したグロリアを抱えて"어쩌면"リプライズを歌うところも、傍から抱えるだけのリュさまに対して、オムさまはバックハグでゆらゆら。どちらのダニエルが良かったかは決めがたいけど、ゆらゆらバックハグはされたい(*′艸`)
んーそれとも、決めちゃう?究極の選択を、しちゃう?
どちらも最高レベルの俳優だから選びがたいけど…私はダニエルなら、オムさまかなぁ…。
なんとなくダニエルには、オムさまの若々しさが必要な気がして。若気の至りで血迷って臓器集めちゃった感じが、オムさまの方がするんだよね(どんな感じだ
リュさまは登場シーンのすぱーんや、全編を通しての手堅い歌唱力は素晴らしいんだけど、私がマタハリのラドゥ大佐のイメージを引きずってるだけなのか、もうちょっと重厚感のある役の方が似合うんじゃないかという印象。
それこそモンテクリスト伯とかは、オムさまよりもリュさまが良いんじゃないかと思ってるのよね。
ダニエルが合ってないわけではないんだけどね。普段は硬派な医者感出てるのに、どんぱちシーンでは大きなカバンの陰に隠れて、頭を押さえてるのも可愛かったしw
1ミリも隙がないカッコよさのジュンヒョンさま
ジュンヒョンさまはやはり全力で素敵♡
高身長で、歌うまで、哀愁を帯びてた目つきで。
ジュンヒョンさんって伏し目がいいよね!伏し目王子と命名しましょう。そして何より、あのヒゲがたまらぬ。彼がヒゲを生やすのは、リンカーンのそれと同じくらいナイスアイデアだと思う。私がポリーなら、別れないな!それでクスリはやめてって言う(んな無茶な
ところでポリーとはどうして別れたかは、言及あるのかな?やっぱりクスリ?笑
今回、二幕のポリーソングでアンダーソンまで涙ぐんで鼻啜ってたのが印象的だった。舞台上で人の歌で泣くのって、今まで案外見たことなかった気がして。階段の上の方にいないでもっと近くでセクシー泣き顔見せてほしry
あと、회색도시の最後の音を、チョアンダーソンとは違って上げきってくれたのが、音源で聞き慣れてた通りだったから気持ちよかった。あの音出すの相当キツイと思うんだけど。
しかしジュンヒョンさま、背が高いとは思っていたけど、出演者の中でも余裕で一番高かったな。小柄なリュさまとの身長差は、多分15cmじゃ効かないと思う。
そうすると相当高いよね?だってリュさまもさすがに170cmは超えてるだろうから、170としても185cm。今回は叶わなかったけど、一度出待ちか何かで、ぜひ隣に並んでみたい。そして見上げてみたい♡
あとディテールとしては、前髪ボサボサアンダーソンではなくて、七三分けして、七の方の前髪をウェーブさせてるのが良かった。ボサよりキレイめ。出待ち写真見てると茶髪のパーマぽいけど、劇中のアレはヅラだったのかしら。
一つだけかっこよく決まりきらなかったのが、ジャックに殺られたポリーを発見するシーン。直前の走って探すところまでは「ポッルリー、ポッルリー」ってすごく発音よかったのに、発見した瞬間の呼びかけが「ぷりゃー◯×△#☆¥?!」にしか聞こえなかくてw 内心ずっこけたw
その他メモ・感想
・今回は図らずも、モンロー(亀田誠治にしか見えない)とポリー以外は一回目とは総入れ替え。
グロリア役のキム・イェウォンちゃんは、小柄でほそーくて、したたかさを必要とするであろう娼婦の世界で、果たしてあれで生き残れるのか…と心配になるくらい、「華奢」という言葉がぴったり。だけど歌いだすと、特にロングトーンは力強いしハリもあって、よかったわ。
今回のグロリアは二人とも少女系だったけど、もう少し大人っぽいのも見てみたいな。
・ジャックはどちらも不気味な謎おじさん感あって、いい意味で(?)二人の俳優にあまり大きな違いななかったように感じた。テイ氏の方が若干インパクトあるように思いもしたけど、それは彼を先に見たからか、金髪だったからかもしれない。
・しかし2回見てもよく分からないのは、一幕で突然キャバレー風にジャックが紹介される曲。あれ、いる?笑
それとも私が歌詞をよく分かってないだけで、本当はジャックに関する大事な情報をくれる曲?しかもジャック役のダンサーはリアルジャックではなくアンサンブルの一員という。何気にうまいしかっこいい。
ま、この曲は、男性ダンサーが全員上裸にベストだから胸筋見放題ということと、次の酒場の場面へのつなぎがうまいから良しとしておこうか。胸筋は左端の人が一番きれいだったな(聞いてない
・前回もうっすら思ったけど、アンコールのダニエルのパートって、やっぱりもうすこーしだけ多く歌ってほしいよね。みんな20〜30秒は歌ってるのに、ダニエルだけ「ネガジェーーーーック!!」だけなんだもん。セットとか照明でトリ感は出てるけど、あなた、ジェックであるより先にダニエルよっ。
以上!
oucalaisponti.hatenablog.com