★★★★☆
・2018年4月8日(日)19時
・シャーロッテシアター
・ジバゴ:박은태(パク・ウンテ)
ラーラ:전미도(チョン・ミド)
パーシャ:강필석(カン・ピルソク)
コマロフスキー:최민철(チェ・ミンチョル)
トーニャ:이정화(イ・ジョンファ)
🔨文句なしの布陣
ミドさんとウンテ氏は美男美女ですごくお似合いと思ってたけど、ミドさんとピル様もめちゃくちゃお似合い!かわいいカップル♡もはやミドさんは誰と並んでもお似合いになるんじゃないかと思う愛らしさ。私もあんなかわいい眉毛になりたい。
コマロフスキーに迫られた時の息遣いと悶え方がエロい。
というかチェミンチョルさんのコマロフスキーが小澤征悦にしか見えなかった件w
ウンテ氏はファントムでしか見たことなかったから、顔が見える舞台は初めて。それでもずっと昔から見てきたんじゃないかと思わせる安定感を持っています。
というか高身長イケメンで舞台映え抜群、歌うま、カリスマ性、演技力など必要なものを全てを兼ね備えていて、この男こそミュージカルをするために生まれてきたのだと思わされるわ。
そして妖精さまことカン・ピルソク様
<前半>
ジャンプ!
くるくる!
ぴよ~ん!
全力疾走!
ピルソク氏があんなに速く動いてるの初めて見たんだけど笑
<後半>
顔面蒼白で、目の周りだけ褐色。プードル!
先ほどまでの明るい妖精さまはどこへ。でも歌のキレは健在、どころかさらにスパスパと空間を切り裂いていきます。
子どもたちは、可愛いんだけど歌と演技が…笑
成長してウバゴ(?)が出てきた時の安心感ハンパないw
🔨ハッキリしろ!シバゴ!
ジバゴってブロードウェイではコケた方らしいんだけど、なんだか理由が分かった気がする。
まず、ジバゴの「軸」と話の「力点」が判然としない。激動の時代の中、ジバゴ自身もグラグラなのです!医者として生きたいのか、詩人でありたいのか?家族が大事なのか、愛人が大事なのか?
ジバゴ一家に酷いことをしてきたコマロフスキーに対しても、何をするわけでもなく、かといって赦しているわけでもなく、
革命に賛成するわけでもなく、反対するわけでもなく、かといって中立を主張するわけでもなく。
戦わない主義かと思いきや、突然思い立ったように「男の名は自分で立てる!」って歌い出すし!そう思うのは立派だけど、それ今突然思いついたよねぇ!って指差し確認したくなります。実際の生活ではそういうことってよくあると思うけど、ミュー主人公としてそれは如何なものか。
トーニャとラーラに対してだって、
ジバゴ「僕の居場所はここだ。家族が一番大事」(トーニャをぎゅっ
わずか1分半後、図書館にてラーラと再会
「ラーラ!!!」(がしっ
なーーーんという変わり身の速さwww
こういう変わり身というか、軸がぶれぶれというか、そういうところがこの作品がいまいち人心を掌握しきれていないところなのかなと思います。共感や同情が得にくいと言うの?今回は俳優陣が本当に粒揃いだっただけに、もったいない!
以上!