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・2017年1月17日(火) 20:45
・シネマート新宿
・マタハリ:キム・ソヒャン
ラドゥ:キム・ジュンヒョン
アルマン:チョン・テグン(VIXXレオ)
半年ほど前に見たキャストとは総入替えという絶好のチャンス!しかもラドゥ役はみんな大好き高身長イケボヒゲメンのキム・ジュンヒョン様!
💄上映会のアメとムチ
本上映会、150分、休憩なし。
始まる前にトイレにいったはずなのに、なぜかかなり早い段階で催し、これはあと二時間耐えられない!というピンチな状況に。
しかし一度本作を見ている私は記憶細胞をフル動員し、歌と歌の間でラドゥの妻が彼をなじる、比較的軽傷と思われる場面でトイレに行くという、我ながらファインプレーをかましました。
なんて話、すっごいどうでもいいわ…。
今回は映像ということで、字幕付きで分かったことと、俳優を大きく見られて分かったことが色々あって、映像も良いところもあるんだなと改めて思いました。
記録映像のため音質が残念という以外は、舞台の臨場感はないけれども、作品の良さは伝わったと思います。
字幕のおかげで分かった面白いことが、マーガレットが如何にしてマタハリになったかを説明する場面。「ジャワで森に逃げ込んだら森の住人の女性たちの荘厳な踊りに出会って、毎晩彼女たちの儀式に参加した結果私はマタハリに生まれ変わったの」
えぇえぇぇマタハリってマジなスピリチュアル系?!なんか見る目変わったわ…この瞬間だけちょっとアルマンが心配になったわ。
あと、兼ねて私が懸念していた「アルマンは最後までマタハリを騙しているんじゃないか問題」ですが、この度字幕のお陰でその疑惑は晴れ、「アルマンはちゃんとマタハリが好き」認定されました。至らなかったのはやはりオムさまではなく私の韓国語力でしたごめんなさい。ホッピング土下座。
💄ミュージカルとアイドルのオトナの関係
基本的に私、歌えるアイドルは大歓迎。オクさまもオ・ジョンヒョク♡もアイドルだし、ルナちゃんなんかもうまかった。かっこいい/かわいくて歌えるなんて、最高じゃん。
ということで超大作マタハリに出るアイドルチョン・テグン氏はどんだけうまいのかと興味あったけど、とりあえずプレコ動画は正直目も(耳も?)当てられなかったので、「何これオトナの関係(≒事情)にて出演?高いチケット代払って見るのはリスキー!」と感じてたの。そういう意味で今回の上映会は、小手調べにはちょうどいい機会でした。
そうして見た感想としては、まぁアイドルとしては良いんじゃない、くらい。まだまだ薄っぺらい。悪いけどハンミュのレベルには到達してない。
声域が狭くて低音が苦しいから、低いところはよくキー上げてたし、「英雄らしく」と飛行機倉庫(?)で歌う曲なんかは、曲ごともう一オクターブ高くした方が良かったんじゃない?w
彼の独特な声、私は好きだし、ソロの時はまだいいんだけどね。複数になると途端に声量負けね。上記の飛行機倉庫での歌なんか、個々でもアンサンブルの方がうまかったし、アンサンブルもみんな、俺の方が声出るしうまいじゃんと思ってるんじゃないか(勝手
あとアルマンが歌った直後にラドゥが歌う場面がいくつかあって残酷にも対比されてしまうのだが、後に出てくるラドゥ役のキム・ジュンヒョンがいちいち歌も歌い方もうますぎて笑ったw これぞミュージカル俳優!と席で独り、半笑いで悶えました。
まぁミュージカル新人と、ミューひと筋の大ベテランを比べるのもかわいそうなんだけどね。逆にジュニョンさまもアイドルはできないだろうし(見たい気もする
でもここはミュージカル!アイドルなのは分かるけど!歌い上げる場面で目の前のヒロインを無視して、自分の世界に入り込んじゃダメ!それはコンサートでやるやつ!
と、辛口になりましたがテグンくん。
Youスタイルいいねぇ!
脚長いねぇ。顔ちっさいねぇ。女優さんより小さい。軍服がよく似合ってる。正しい空軍の青年像。イケメン風。
だが王道イケメン像すぎて、一発で裏があるってバレるんじゃない?私ならアルマンが「マーガレット時代の話を聞いたら失望するだなんて。今のマタハリを作ったのはマーガレットじゃないか(きらーん★」とか抜かした時点で、絶対こいつおかしいと気づくな!こんな気の利いた胸きゅん台詞を言うイケメンは実在しないもん!
他方、病室で包帯姿でマタハリを追いかける図は若干ホラーだったけど、最後の王子風白衣装とかはオムさまよりも似合ってたし、舞台映えする青年だったことは評価します(誰
💄予想を上回るセクシー爆風をマノアタリ(言いたいだけ
しかしそれよりもさらに、背が高くてかっこよくてヒゲが素敵すぎるジュニョンさま…!!!
もう今回は、彼に尽きましたね。私としては。
前からかっこいいとは薄々と激しく気づいていましたが、まさかここまでの大実感とは。イケメンのアップ映像最高。
もう大佐の役がぴったり過ぎて、立ち姿・イケボ・流し目・ヒゲ等、全てのセクシーさに私の中の全乙女が腰砕けになりました。
凛々しいスーツ姿はさることながら、ガウン&スリッパでもかっこいい。でもガウンの下の丸襟の白肌着みたいのは、着ないで良い。裸で良い。あの時のコロレド大司教のように。
前回見た「お国一筋で生きてきました!」的正統派リュラドゥと比べると、ジュニョンさまのラドゥは「良いルックスで昔はぶいぶい言わせたんだろうな」系。マタハリに花を贈る仕草がこなれてた。
系統的に終盤の悲壮感はリュさまの方が出てくるんだけど、ジュニョンラドゥの素敵ポイントはすばり!物理的にも態度的にも超・上から!高圧的セクシードS!
私の好きなシーンの一つ、酒場でのラドゥとアルマンのデュエット"Man to Man"。テグン氏の若さもあって、お父さんが小学生の息子を怒ってる画(またはヒヨコと軍鶏)みたいになってたけど、あの有無を言わさぬ高圧パワハラはリュ×オムペアにはないケミストリーの成果だったと思いまぷ。
背がすごく高い分、マタハリの所在についてアンナを問い詰める場面も、スパイミッションの成果についてマタハリに迫る場面も、上からのドSが絵になるぅ。高身長最高。
鳴呼。私もアルマンやアンナやマタハリのように、ジュニョンさまに見降ろされながら言葉攻めされry
ごほんごほん。
そんなにかっこよかった中で唯一、マタハリに向かって「君がアルマンと過ごした時間は俺と一緒にいたも同然だ!」て言ったのは、さすがにちょっとキモかったわ。そらマタハリじゃなくてもドン引きするわ。まぁこの場合キモいのはジュニョンさまじゃなくてラドゥなんだけど。
とまぁ、とにかく鼻血とよだれと涙とトマト汁が止まりません。何なら目から鼻血が出て止まりません。肉眼では見えないけれど特殊なライトを当てれば、目から鼻血を流す私の顔はさながら「奇跡のマリア像」でしょう。ジュニョンさま、あなたはこの度、私を「奇跡のマリア」にしましたおめでとう。ありがとう。アーメン。
ちなみにトマト汁とは「舞台に興奮した時に発生する、汗でも涙でもよだれでも鼻血でもない何か」で、「ヘドウィグ」のクライマックスでヘドウィグがトマトを握りつぶして汁を浴びたことに端を発する用語です。私がヘドウィグだったら昨日は会場がトマティーナになってました。あでもトマトが滴るジュニョンさまも絶対すてkそろそろ本格的にキモいので自主規制
危険視されて今度のジュニョンさまのコンサートに入場拒否されたら困るからな!前日はたくさんトマトを食べよう!取って付けたようだけどキム・ソヒャンさんもすごいうまかったから期待!
以上!