★★★★★
・2020年11月19日(木) 18時
・シアターオーブ
・マックス:井上芳雄
レオ:吉沢亮
ウーラ:木下晴香
フランツ・リープキン:佐藤二朗
いつか見たいと思っていたプロデューサーズ、明るくてコミカルでいい作品でした!
吉沢亮がキャスティングされてるのに驚いたのですが、せっかくなので見にいってみることに。イケメン俳優キャラなので、結構キモめ要素強いレオをやるイメージかなくて…。しかも歌うたえる人なの?と。まぁ芳雄さんが出てるので、そこは安心できるかなと思ってましたが、総合的には良かったです。
なんせ久しぶりのミュージカル、いいもの見たい(T . T)
結果として吉沢亮は、綺麗な顔して普通にキモくてよかったです(褒めてる
火山が爆発のくだり(下ネタ)とか芳雄さんも引いてたよw
演技はもちろんうまいのですが、歌にもう少し抑揚というか、演技を乗せることができれば、かなりいいミュージカル俳優になるのではと思いました(上から
そういうのって場数を踏んでなんぼなところもあると思うので、もう何作か極めたころにまた見にいってみたいです。
その点芳雄さんったらやっぱり素晴らしかった!演技にも歌にも余裕があり、細やか。オム・キジュンを見てる時の安心感(伝われ)というの?今回はなんだか顔まで似てる気が。笑
監獄での走馬灯ソングではさすがに途中で息も絶え絶えになり、ベットに座って「ちょっと休憩」とゼエゼエしてました。そんなのも生オケのいいところ!やっぱり生オケいいよ音が違うよ臨場感!
ウーラ役木下晴香ちゃんも、綺麗で可愛くて歌もダンスもうまかったわん。艶やかで艶めかしい、お茶目なウーラがとってもよく似合ってました。お若いのにあのお色気が出せるのはすごい!今回は歌う場面があまり多くなくて残念だったけど、今後他の役も見てみたくなりました。
佐藤二朗さん、芳雄さんとアドリブしすぎwww 「エゴサしてアドリブしすぎを批判されて傷つく話」とかにまでなってたw あとオーディションの場面で相変わらずアドリブしてたら、脇にいたカルメンとロジャーが笑っちゃって、その拍子に話したいこと忘れてたww
ロジャー&カルメンのコンビも面白くてよかったし、ホルドミー・タッチミー始めおばあちゃん軍団も息ぴったりだったし、最後の『ヒトラーの春』も素晴らしかった(語弊)ので、ミュージカル復帰作としては満足度高かったです。
映画版の『ヒトラーの春』は映像のアドバンテージを存分に活かした撮影方法でしたが、舞台で見てもまったく見劣りしない構成だったし、ビールとソーセージとプレッツェルの女神みたいのが大真面目に出てくるのは何度見ても好き。自分ならビールの女神やりたい。そして話変わるけど2005年映画版の"Springtime for Hitler"ではJohn Barrowmanがイケメンすぎて「ここだけ失敗する気ないキャスティングやろ」と思います。なんせこの映画唯一のイケメン。
とりあえずスピンオフで『ヒトラーの春』を一つの作品として制作してほしいです。主演はフランツではなくもちろんロジャーで。
あとカーテンコールが珍しくめちゃめちゃあっさりしてるのが最高だった!!
以上!