★★★★★
・2021年3月29日(月)13時
・オンライン生配信
・<A日程>
ロミオ:礼真琴
ジュリエット:舞空瞳
ティボルト:愛月ひかる
ベンヴォーリオ:瀬央ゆりあ
マーキュシオ:極美慎
ロレンス神父:英真なおき
乳母:有沙瞳
死:天華えま
愛:碧海さりお
元のフランスミュージカルが好きというのもあって(見たことないけど)、歌うま王子礼真琴さんがロミオを演じるとなれば、見ないわけにはまいりますまい。前もロックオペラモーツァルトやってたし、フランスミュージカルに縁のある方ですね!
最初の曲「ヴェローナ」で、大公がキャラ紹介してくれるのはありがたい。ティボルトは出で立ちでこの人だろうなと分かるけど、ベンヴォーリオとマーキュシオが私の中ではひと括りにされていて、どっちがどっちだか分からないから。でも正直、混同してても物語の理解に影響なかった。笑
しかしこのお二人、奇抜な髪色の高身長イケメンヤンチャコンビで、いいね!大野くんと杉山くんみたいじゃない?(違
ティボルトも身長高めだったので、3人の決闘のシーンはとても画になってました!みんなしてオラついてるの、いいですね~。せっかく3人揃ったからそのまま三曲くらい歌って踊ってほしかったけど、残念ながら一瞬で二人もあの世に離脱してしまいました。涙
そんなティボルト役の愛月ひかるさんは今回初めて見た方なのですが、勝手にこの公演のMVPを授けます!ティボルトの時も、ショーの時のオラついたダンス(褒めてる)も、物憂げな眼差しから色気がダダ漏れていて、存在感が抜群でした。かわいらしさ溢れるトップさんと、オトナセクシーの二番手さんで、バランスがよい組ですね!
ゴールデンウィークに劇場にも見にいける予定だったのですが、緊急事態宣言で公演中止に。「愛ちゃんの死」とやらを見てみたかったよーん!ぴぴぴえーん(T0T)
ラストシーンでは配信といえどやはり涙がちょちょぎれてしまうのですが、ロミオの亡骸を前に慟哭する瀬央ベンヴォーリオを見て涙腺が決壊しました。本当に痛ましかった…。最後の最後に両家の母たちが歌う曲もいいですよね。あの曲、フランス版では”Coupables=Culprits(英)=罪人”というタイトルで、罪人罪人って連呼してて「私たち全員が二人が死に至った罪を負っている」という印象が前面に押し出されているのですが、その色は今回の訳詞では少し薄めだったような(記憶があやふや)。
歌うま王子の礼真琴さんのことは、いつも褒めているのでもう褒めませんと言いつつ褒めますが、前後で歌っている方々が気の毒になるくらい、本当に本当につくづく歌がお上手。現代の日本の舞台人の中でも、最も歌がうまい部類に入ると思います。早く普通のミュージカルに出(自主規制
そしてフィナーレのタンゴもキレッキレ!速すぎて見えなかったんだけど笑 あと群舞でかっこよさげに「ヴェローナッ☆」って言うところがツボりました。
ツボと言えば、今回一番ツボったのが!!!
仮面舞踏会の!!!
仮面!!!www
まさかの!!!
鼻メガネ方式!!!www
いやー宝塚見ると毎回新しい発見があるのですが、これはなるほどと感心しました。確かに着脱が楽で、安定性抜群。ヘアスタイルやメイクにもほとんど干渉しない。メガネは傘と並んでかなり普遍的な造形をしていると常々思っているのですが、それを宝塚で再認識することができました。何の話や。
以上!