★★★★★
・2023年1月17日(火)18:30、2月3日(金)13:30
・ディミトリ:礼真琴
ルスダン:舞空瞳
ジャラルッディーン:瀬央ゆりあ
アヴァク:暁千星
👑ディミトリ
みんな眉毛が濃い!笑
おなごたちの長いおさげかわいい。
戦いの時とか結婚式とか、ジョージアンダンスが素敵。こういうのって講師の人とかがいるのよねきっと。日本にもいるのね〜。
アヴァクの疑念ソングで突然クラブっぽい前奏がブンブン鳴り出すのうける。そこだけちょっとフランスミュージカルっぽい。しかもアヴァクが「アバクのだ!」って言ってるのツボすぎ。
瀬央さんの登場が比較的遅めで、彼女のポジション的にどうなの?と思ったけど、出てきてからはしっかり存在感のある役でした。瀬央さんのファンの方々は、登場するまでが毎回長そう〜。
ジョージアというと今まで「ワインが美味しい国」と「ロシアとよく揉めてる国」というイメージしかなかったけど、この作品を見て当たり前ながら長く複雑な歴史がある国なのだかと分かったし、ダンスや衣装などからも文化的にも豊かな国なのだろうなと思いました。遠い異国だけど、少し親しみが湧きました。
🐯JAGUAR BEAT
なんかもうジャカジャカしてたのしか覚えてないwww
頑張って思い出そうとしても
ジャガ🥔ジャガ🥔ジャガ🥔
ビート!ビート!ビート!
って言ってたな…とビカビカした視界とともに浮かび上がってくるくらい。笑
「奪われた翼を取り戻す」というシンプルなストーリーにここまでヴィジュアル要素を盛り込んだのすごいww
間違いなく今までの人生で最も目と耳が忙しい一時間でした。
オープニングの衣装を見た時も思ったけど、舞空さんの衣装が時折シェンユンみたい。
中詰めの礼さんの衣装も赤金で中華の帝王っぽい。
ひとまずずっと色彩の暴力を受け続けていたので、群舞になって衣装が少しだけ落ち着いたのを見て初めて視界の安寧を取り戻しました。それでも群舞にしてはだいぶ衣装とか派手な方だけど。礼さんはジャケットの袖を捲っていたけど、彼女は手首を出していた方が腕が長く見えて素敵。
そしてパレードで何故か突然白とネイビーの統一感を出してきて、逆に焦った。トップ二人のシャンシャンのリボンの色が青と黄色で、庶民の私はIKEAまたはg.u.に見えて仕方なかったですが。パレードの場面にいきなり生活感出てきてすみません。
そういえば宝塚のレビューって定期的に強い魔法使いみたいな三人組が曲の合間に出てくるけど、今回はそれがたくさん出てきた気がします。オープニングの後の紫の三人とか、太陽の杖持ってる人たちとか月の杖持ってる人たちとか紫の羽がついた人たちとか。
とりあえず衣装も照明も登場人物も全てがギランギランに混ざり合って眼前に迫ってきて、不思議の国のアリスになった気分でした。そしていきつく暇もなく、気がついたら終わってました。でもその中でも各スターが引き立っていて、豪華な戦隊モノのショーを見たような後味でした(褒めてる
一つだけ物足りなかったのは、礼さん、相変わらず歌が上手なのは言わずもがななんだけれど、これまでの公演に比べてディミトリもジャガビーもあまり歌唱力を爆発させる歌がなかったような。もっと歌うまの見せ場を作ってあげてほしかったです。ぷりーず。
以上!