★★★★★
・2021年2月8日(月)18:30
・浅草九劇
・ペク・ソク:東山光明
ジャヤ:月影瞳
マルチマン:伊藤裕一
ナナヒンーーー!
ハンミュ、冬の風物詩。というわりに最後に見たの、2017年の暮れらしい。
この冬はソウルで見ることが叶わないので、日本で上演してくれて嬉しかったです。
しかしこの作品、時代背景とか衣装とか地名とか、どっぷり朝鮮文化な作品なので、数多ある創作ミュージカルの中から、なぜ敢えてこの作品を日本で上演しようとなったのだろう?と不思議です。いずれにしろハンミュオタクは嬉しいですありがとうございます。
今回日本語で初めて見て、詩的な語彙がふんだんに使われているのを知って(そら詩人だからな)、「こりゃ韓国語版は分からないわ~~~」と納得しました。韓国語版は方言まで使ってるしね。だからセリフや曲が細かいところまで分かってよかったです。忘れる前にまた韓国語で見てみたい。
ジャヤは韓国では比較的若めの女優さんが演じてきましたが、劇中のジャヤの年齢の幅が広いので、ベテランが演じても全然違和感ありませんでした。むしろ月影瞳さんが可愛いらしすぎて全然乙女。年を取っても乙女の心を持っているジャヤ、というのは、ベテランが演じるからこそ出せる味だと思いました。
ペクソクもマルチマンも、歌がうまくてすらっとしててかっこよかったです。
ウィズ・コロナの浅草九劇は、舞台と客席の間にビニールシートが張られていました。上か下までびっちりです。安心して見られますが、目が慣れるまでは視界がはっきりしませんでした。
カーテンコールもビニール越しだったけど、また一公演無事に終えられたという安堵感が伝わってきました。私も無事にこの公演を見ることができて感謝。
以上!