浮かれポンチ、ハンミュを観る

主に観たハンミュ(韓国ミュージカル)のレビュー置き場。

エリザベート25周年ガラコンで春のトート閣下に感服

 

 

★★★★★

 

・2021年4月21日(水)17:00

東急シアターオーブ

・トート:春野寿美礼

エリザベート大鳥れい

フランツ・ヨーゼフ:霧矢大夢

ルキーニ:瀬奈じゅん

ルドルフ :彩吹真央

 

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「春野さんの『エリ〜ザベ〜”th”』の発音がたまらない〜!!(≧∀≦)」と当時(2002年頃?)、ヅカオタの同級生が騒いでいたのですが、何のことを言ってるのか20年越しに分かりました。笑

 

春野寿美礼さん、存在は知っていたのですが歌があんなにお上手ということまでは最近まで知らず。最近、宝塚時代とか、モーツァルト!で『星から降る金』を歌ってらっしゃる動画を見て、「ぜひ生で見て(聞いて)みたい!」と思ったのでした。

そんな時にちょうどこのガラコンの話が出てきたので、観にいくなら迷わず02年花組バージョンだなと!!恐る恐る応募したB席だったけど、当たってよかったです。

 

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実際で見ても春野さん、めちゃめちゃ歌うま!!マイクの音量とかもあるのでしょうが、どんな音のどんなフレーズでも、安定感と声量がずば抜けていらっしゃる。他の皆さんも上手いけど、春野さんが歌うとやっぱり違うなってなる。

そのオーラ?カリスマ性?の暴風によってチケット代実質無料になりました。演じながらもただ一人、3階席までもちゃんと目線を送ってくださる!さすがスター!眼光というの?目から放たれる光?というか光線?もはやビーム?が人一倍強かったです。

 

背が高く、手脚も長く、カリスマがあって、歌もうまくて、宝塚でスターになるために生まれてきた人って感じですね。カーテンコールで瀬奈じゅんさんが春野さんを「宝塚の申し子、花組の貴公子」と評していましたが、本当にそう思いました。

わたくしめのような、退団から10年以上経って初めて見た人にさえもそう思わせるってすごい。ていうかこれでママって、めちゃめちゃカッコいいママや。

 

ところで一幕のトートの衣装がコロレド大司教(伝われ

 

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「闇が広がる」のサビって、最近の宝塚ではトートが上、ルドルフが下を歌ってることが多いよね。でも昔の春野トートの闇広動画を見たらオリジナルに忠実に(?)トートが下、ルドルフが上を歌ってたので、今回もそうしてほしいな〜と思ってたのですが。そのまま歌われてて嬉しかったです!

私は個人的にはこちら(トートが下)の方が好きで、なぜならこの闇広リプライズはルドルフの曲だと思っているから。

 

ところでこのシーンがおもしろ可愛くて好きなのですが分かりますかね。マイク持ってるとひょっこり感が増して余計に。

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最後の黄泉の国に一緒に旅立つ時、春野さんに抱かれて本当に嬉しそうに春野さんを見上げる大鳥れいさんと、それに満面の笑みで応える春野さんのシーンが印象的でした。大鳥れいさんも、相変わらずエレガントで麗しかった。

 

貯金するために少しミューオタ活動は控えようって思ってたのですが、今しか見られないものは今しか見られない!(当たり前)なので、後悔しないように生きたいと思いました(一生金貯まらんやつ

 

コンテンツ力お化けのエリザベートという作品も手伝って、久しぶりに「いいものを見た〜っ!」と高々と拍手できる舞台でした。

これだから観劇はやめられない。

 

以上!

 

 

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