浮かれポンチ、ハンミュを観る

主に観たハンミュ(韓国ミュージカル)のレビュー置き場。

Music of the Night は夜通し聞きたいコンサート!

 

 

 

★★★★★

 

・2017年7月29日(土)19時

・ロッテコンサートホール

・出演者:画像参照

 

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ファントム・シンガーの出演者(ファイナリスト?)がミュージカルナンバーを歌う本コンサート。韓国の屈指の歌うま勢がミュージカルを怒涛のように歌うなんて…なんといふ胸アツ企画。じゅる。ファントムシンガーだけでも十分に素晴らしい企画なのに、こんなコンサートまでしてくれるとは!

そして結果的にも期待を上回る素晴らしさで、本当に行けてよかったです。ファントムシンガー万歳。

 

 

セットリストはこちら:

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🎤Bui-Doi

-全員

わーい!

ミスサイゴンの曲やるって聞いた時から、ブイドイはやるだろうなと確信していた!(どや

整列してアカペラで導入部を歌った後、満を持してマイケル・リー先生がゆっくりと登場。ボス感w

今回思ったがファントムシンガーのマイケル・リーって、少女マンガに出てくるお嬢様学校(秘密の花園系)の年齢不詳だけどカリスマな教師っぽい。

 

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※図はイメージです。

 

 

🎤The Phantom of the Opera

-全員(マイケル・リー除く)

マイケル先生だけはけ、オペラ座

これが「いきなりクライマックスか?!」というくらい、すごい迫力だった。

歌詞の部分は基本的に少しずつかわりばんこだけど、終盤の ”He’s there, the Phantom of the Opera~~, He’s there, the Phantom of the Opera~~~~” をハモりながら13人の黒いファントムたちが舞台上をうろうろし、「あーーあーあーああーああーあーーー」(分かるよね)では皆さん本領発揮!!声が出るわ出るわ、13人が腕の見せ所と言わんばかりに代わるがわる「あーーあーあー(略)」を繰り出すから、あたり一面、声の海。オーシャンオブボイス。腹のそこからぞわぞわぞわーっと来ました。

皆さん単独でも十分すごいのに、束になってかかってくるもんだから、あまりの声量と歌唱力に声出して笑ってしまったw

 

🎤Last Night in the World

-2人

これすごいラブラブなデュエットだけど、男同士でやるんだろうか…と思っていたら

やっぱり男同士だった(^0^)

でも何のなんの、これが意外とアリ。向かい合ってこれ歌うのはなんかやばい空気漂うけど、この時二人はそれぞれ前向いて歌ってたから、それぞれが架空の恋人に向かって歌ってる感じが出ててセーフ。

でもやっぱり”I’ll go with you!”で、キムパート歌ってた方が一瞬だけクリスの方向いちゃって、一瞬だけ変な空気漂った。笑

 

🎤Heaven of Their Minds

-4人(イ・ドンシン、ペク・ヒョンフン、クァク・ドンヒョンいた)

わーいやっぱりこの曲大好き!ペク・ヒョンフン(顔が好き)出てきて嬉しかったけど、それ以上にクァク・ドンヒョンのロックな声が、曲にすごい合ってた。どんな人かよく知らないけど、ちょっと今後注目。

 

🎤All I Ask of You

🎤I Dreamed a Dream

🎤Memory

-この辺4~5人ずつ出てきて歌う(雑

 

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🎤Defying Gravity

-2人(イ・ドンシンいた)

これも男性ボーカルだとどうなるんだろう…と思ってたら、よかったんだけど、イ・ドンシン氏の声が低すぎて”Defying Gravity”というよりはただの”Gravity”だった。w

 

🎤Why God Why

-マイケル・リー

この頃ミスサイゴンにハマっていたので嬉しい。ミスサイゴンまた韓国でやらないかな。

 

🎤Special Number: Bring Him Home

-マイケル・リー、イム・グァンヒョン

突然現れたイム・グァンヒョン氏、やたらともてはやされてるけど彼は一体誰?と思いリサーチしたら、なんと一般企業の課長さん!笑 一般人としてファントムシンガーに出て、世間をあっと言わせたそうな。

そうと知る前は、もてはやされてるわりにあまり個性が感じられないな~と思ってたけど、課長なら全然すごいわ!てかこんな上司ほしいわ!喜んで一緒にカラオケ行くわ!そう考えるとやはりプロの個性とか表現力ってすごいのね。

 

🎤Popular

-ペク・ヒョンフン、ユン・ソホ

今までいくら男性ボーカルでも女性の曲が歌えたと言っても、これはおっさんは歌えんだろ…と思っていたらやはり、お若い(けどキャリアのある)お二人。と、見た目残念なエルファバ役にパク・サンドンさん(確か)ww 言動オネェのペク・ユンペアにリボンつけられたり、顔ひどいとか言われてひたすらいじられる役回りw 最後は「アァアァァァァ~!」とオペラ雄叫び(?)を上げ、走り去っていきましたw

ユンソホ氏も一度スウィニー・トッドのアンソニー役で見たことがあって、歌い方がちょっとバカっぽくてあまり好きじゃなかったんだけど、この曲の時はそれがちょうどよかった。笑

ペクヒョンフン(顔が好き)のオネェもかわいかった。オネェっぽい役やってほしい。女装も似合いそうだし。

 

🎤Man of La Mancha

-パク・ヨセフ、パク・ユギョム

私この曲でパクユギョムくん好きになったわ!おどけてるのに歌うとしっかりいっちょまえ、っていうギャップにやられた。

そこで調べたらまだ全然新人なのね!しかもモンテクリスト出てたんだ。アルベール役で。正直私が見た回のアルベールは大したことなかったから、彼に当たりたかったな!

 

🎤Beauty and the Beast

-3人くらい+スペシャルゲストのキム・ボギョン

女性ボーカル一人くらい出てくるだろうとは思ってたけど、ここでまさかのニーナ(と勝手に呼んでいる)に再会!!彼女、何気に見るの5回目くらい。相変わらずのロリボイスで次々と現れる野獣たち(?)を手玉に取ってました。

そしてまさかのオメデタ!!おめでとう!!マイケル先生も”Congratulatiooooooons!!”てなってた。元気な歌うまベイビーを産んでくれ。

 

🎤On My Own

キム・ボギョン

 

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🎤Belle

-3人(ベク・ヒョンフンいた)

ノートルダムも入れていただけてうれしー!この作品、日本では全然なのに、韓国ではある程度市民権あるのよね~。

 

🎤Music of the Night

-4人くらい?

 

🎤Till I Hear You Sing

-2人(パク・ユギョムいた)

ユギョム氏、ほんと歌ってる時はおどけたりうろちょろしてるのに、歌うとしっかりして見えるからやっぱりギャップ萌え。もっと動画とか出ないかしら~。

 

🎤Do You Hear the People Sing + 🎤One Day More

-全員

大人数集まったらやっぱりこれよね!というか韓国人この曲好きよね!

大統領弾劾集会の時ミュージカル俳優が光化門広場に集ってこれ歌ってたのが「まさに!w」て感じでツボだった。笑

 

🎤アンコール:The Phantom of the Opera

-マイケル先生以外全員

この曲が今回一番の衝撃だったので、アンコールしてくれて嬉しかった!2回目聞いてもやはり鳥肌。あの声の海に溺れたひ。

 

 

ところで今回説明で謳われていた「四大ミュージカル」とは、「オペラ座の怪人」、「キャッツ」、「レ・ミゼラブル」、「ミス・サイゴン」らしいのだけど。

これっていつ誰が決めたん?笑

個人的に最初の三つは異論ないけど、そこに「ミス・サイゴン」は並ばないと思うんだよね…。いい作品だけどさ。それなら「ジーザス・クライスト・スーパースター」の方が大作感ない?でも「ジーザス」は他三つよりは、大衆受けの度合いは落ちるしなぁ。何を以て「〇大」とするかだな。議論の余地あり。

それかいっそのこと「三大」でよくない?

 

まぁ難しいことはおいといて、なんやかんや、個々でもすごい歌うまなボーカルがこんなにわんさか集まって、ただひたすら耳福。最高企画。

皆さんも和気あいあい、男子の部活(顧問:マイケル先生)を見てるみたいでほほえましかったわ。

ていうかDVD出たりしないかなー。絶対買うのに。

 

以上!

시라노 / シラノの鼻がもう少し短かったら…

 

 

★★★★★

 

・2017年7月29日(土)14時

・LGアートセンター

・シラノ:홍광호(ホン・グァンホ)

 ロクサーヌ:최현주(チェ・ヒョンジュ)

 クリスチャン:서경수(ソ・ギョンス)

 

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👃これはグァンホを見る(聞く)ミュージカル

 

もう、「グァンホ!」の一言に尽きる。

ずっと圧倒的グァンホのターンだから、タイトルを「シラノ」から「グァンホ」に変えた方がいいんじゃないかしら。

 

だって一人だけマイク違うんじゃないの?って疑っちゃうくらい、一人だけ声量と声の美しさが際立ってる。もちろんマイクが違うはずはなく、それがグァンホ。

他の人も決してヘタじゃないのに、というかむしろ普通にうまいのに、差が歴然としてしまう残酷さよ!サリエリってこういう気分だったのかしら。

みんな一緒に歌いたくないだろうなー笑 今回、Bring Me Giants の直後に歌う羽目になったパン屋のおっちゃんが一番かわいそうだった。w

 

グァンホって歌い上げる系はもちろん、柔らかーく歌うような曲も絶品。

むしろそういう曲の方が、歌に乗せられた感情が際立つのかもしれない。例えばSummer in Bergerac とか、Every Single Dayとか、これは愛がこもってるーーーーって感じる。聞いてるとこちらまで耳がとろけて「はぁーん」って腰砕けになりそう。

 

そんなグァンホの声量と溶剤ボイス(!?)に私は完全に魅了され、終演後に車で去っていくグァンホに向かって「私の耳はあなたのもの!」と叫んでしまいました。もちろん同行者からはキモすぎやばいって言われました。シラノってすごい不細工な設定だけど、グァンホの声なら私結婚できる(全然分かってない

 

 

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👃シラノ以外は扱いが端役な件

 

そしてクリスチャン役の我らがベニー。

前回の「オー!キャロル」はあまり惹かれずパスしてたので、「ベア」以来実に一年ぶり。「キャロル」でも天使ぴょーんなおちゃらけキャラだったのに、今回は完全にただのおバカ…。

いつ「ネクスト」や「ベア」の時みたいな腰の据わった役に戻れるのかしら。役の上だと分かってても、ベニー自身までうどの大木に見えてくるわ…身長高いだけに…。

そしてそんなベニークリスチャンの面倒を甲斐がいしく見てくれる御グァンホ様に、厚く御礼申し上げたい。うちのベニーが大変お世話になりました。

そしてベニーは見に行きたくなる役に早く戻ってw いきなりタイタニックのジャックとかやらないかしら。笑

 

ロクサーヌ役のチェ・ヒョンジュさんも、可愛らしい清らかな声で好きだった。

ハンミュの女優さんたちって強烈な個性がないと全員同じに見えちゃうんだけど、本作に関してははっきり言ってシラノ以外全員端役な扱いなので、主張しすぎなくてちょうどよかったかも(何かあまり褒めてないみたいになった;

彼女も劇団四季出身だったのね!

 

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👃その他つれづれ

 

・しかしこの話って悲しいけど、いい話よねー。みんなが悲しい系の話好き。

二幕の、クリスチャンが「僕じゃないだ…(T_T)」てなるシラノとロクサーヌとの三重唱が、同じ舞台上で三人でハモってるのにクリスチャンだけ違うメロディを歌ってて、三人の関係がよく表れてて泣ける。

 

・あ、でも「本当に愛してた相手はシラノ」っていうのが分かるきっかけは、このミュージカルの「手紙を読む声があの時バルコニーで聞いた声と同じ」っていうのよりも、原作の「暗くて読めないはずなのに手紙をずっと読み上げてる」の方がロマンがあって(?)好き。

まぁミュージカル的には前者の方が表現しやすいし分かりやすいから、あまり拘らないけど。

何より私、原作読んでないし(買ったのに)。

 

・リュ様バージョンも見てみたかったな!落ち着いた、味のあるシラノになりそう。そしてあの押しも押されぬリュ様が「ピリパリピンポーン♪月から来たお!」ってやってる場面も見たい。

 

・アンサンブルが比較的小柄だったのは、リュ様とグァンホがわりと小柄だからかしら。

 

・ダンスの振り付けがたまにダサかった。

 

・でもセットかわいかった。月光仮面(違う)の場面でカラフルになる草とか、パン屋さんのパンとか。

 

・あと一幕最後のAloneの締めで、大きな月をバックにシラノのシルエットがバシッと抜かれて暗転するのがかっこよかった。やりたい。

 

 

以上!

 

 

ミス・サイゴン is フロム・ロンドン

 

 

・2017年7月28日(金)18:30

・ 東劇

 

 

 

3月上映時にうっかり見そびれていて、その後 "Last Night of the World" にハマり、「見てーーーーー!」と思っていたところに再上映。日々の行いの良さが垣間見えますね。

 

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実は見にいったこの日はハンミュツアー前日(^0^) 翌日には生グァンホの『シラノ』が控えているということで、よき準備運動であった。

まぁ肝心の(?)グァンホ演じるトゥイは出番少ないけど、出たら出たでグッと場を引き締めますね!まぁ大体勝手なことしか言ってないんだけどw 

キムとの再会シーンのトゥイは、しつこいし、クリスのことディスりまくるし、タムを殺そうとするしで到底同情できる状況ではないはずなのに、キムの強い想いにショックを受けて涙を流すグァンホトゥイを見てると、不思議と同情心も湧いてきてしまう。グァンホったら、泣き虫なんだから。

 

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主演のエバちゃんかわいい。声も声ちょーかわいい(ボキャ貧 

よく発掘したわ。

ていうか当時10代であれができるのすごい!家族との死別、売春、恋愛、結婚(?)、離別、出産、子育て、移民、殺人、三角関係、自殺等、普通の人間ならいくつかしか経験しないことを、彼女10代にして全部疑似体験してるからね(しかも3時間で)。あとやってないのは会社勤めと親の介護くらい?笑

エバちゃんいつか生で見たいなー。かわいい女の子大好き(^0^)

 

 

本編終了後に「10分後に特別フィナーレが始まります」みたいなこと書いてあったから、ミーハーな私は残って見たんだけど、これが予想以上の充実っぷりだったの!

初演時の主要キャストが出てきて歌って、それに現キャストが絡んで…みたいな豪華な演出。新旧クリスが ”Last Night of the World” でそれぞれのキムを奪い合うのがほほえましかった^^

帰ってる人いたけど、損してる~笑

 

 

最後にどうでもいいけど前に座ったおばさレディ3人組がグァンホのファンだったみたいで、幕間と上演後にグァンホを絶賛したり、出番が少ないのを嘆いたりでひとしきり盛り上がってた。

「私明日、生グァンホを見るよ!」ってすごい自慢したかった。笑 というか普通に、ハンミュ語れそうなお仲間がほしいよう!

 

 

以上!

 

 

 

 

ウェスト・サイド・ストーリーがファー・イーストに来たよ!

 

 

★★★★★

・2017年7月17日 18時(月・祝)

・シアターオーブ

・トニー:ケヴィン・ハック

 マリア:ジェナ・バーンズ

 

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定番作品でありながら ”America” と “Tonight” くらいしか知らなかった本作。

でも結局その辺押さえてたら問題なかったかも。あ、ダンスバトルもよかった。

ポスターとかでよく見る、片足上げてバッ!みたいな振りはわりと序盤(というか開始2分)に出てきて「もうっ?!」てなった。

 

あと”Maria”もよかったな。

 

この時の、上方からスポットライトを浴びたトニーの顔、掘り深すぎて

 

アイホール真っ黒で、

 

遠くから見ると完全に若き日のトム・クルーズだった。

 

むきむき度合いもトム・クルーズ。

 

超美声のトム・クルーズ。

 

「マリ~~~~アァアァァ~~~~~~~」って歌うトム・クルーズ。

 

でも今キャスト紹介で本当の顔見たら全然違いましたw

ネクストとかにも出てる人だったんだ~。確かにゲイブっぽい。

というか声の美しさが頭ひとつ出てた。Tonightであの美声と筋肉に包まれるべきはマリアではなくわたry

 

でも皆さん美筋すぎて、私はもうトニーでも、リフでも、ベルナルドでも、誰でも良かった(何

 

マリアも純粋で可愛くて声きれいだったけど、ちょっとビブラートしすぎ。

 

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ブロードウェイは歌もダンスも完璧にこなす人材がそろうから、やっぱりすごい。

 

以上!

 

メイビー・ハッピーエンドを覚えているうちに

 

 

★★★★☆

・2017年5月23日(火)19時

サンシャイン劇場

・オリバー:ソンジェ

    クレア:キム・ボギョン

    ジェームズ:ラジュン

 

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「インタビュー」以来、久々のハンミュ!しかも病みミュから一転してのスウィーツ系。

インザハイツ、レベッカ、ジャックザリッパーと、意外にも色んなところでお目にかかるキム・ボギョン・クレアを決め打ちで見にいきました(^0^)

客席は多分ほとんどオリバー役のソンジェ氏のファンで、彼の一挙手一投足にドッと沸く会場はまるで寄席のようでした(ほめてる

 

ボギョンちゃんは相変わらずの透明ロリボイスで、「みんなのうた」並みの安定感を終始発揮!

ジェームズ役のラジュン氏もすごいうまくて、もっと歌ってほしかった~。やはりあのくらいの安定感は普通にほしいところ。

歌や演技がうまいだけじゃなくて、発声とか発音とか、身のこなしから見えてくる余裕が二人にはあって、芸の厚みってやっぱりすごいんだな~、とこの二人を見てて思った。

 

ジェームズといえばソウルで見たときとは少しキャラクターが異なっていた。

ソウルの時は「スリルミーの彼」そっくりのダークブラウンのスーツに赤いネクタイでスマート系。

Thank You Oliverの回想中のジェームズも、今回は杖をついて、いかにもヘルプが必要そうなおじいさんだったのに対して、ソウル版では「外資系に勤めててちょっと忙しいから、家のことはヘルパーボットにやってもらってるんだよね~」感。

なるほど~そこにも演出の遊びがあるわけですね。

ジェームズがピアノを弾くシーンは、ソウル版の方が「ジェームズが出てきて弾いている」ことが分かりやすくてよかった。今回は舞台奥の暗がりで弾いてたから、「よく見たらジェームズの俳優やないかーい!マルチはピアノも弾くんか!」くらいにしか思われなかったのではないかと懸念。

 

 

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日本仕様の点もいくつか。

オリバーが女の子の名前を二つ言っちゃうところ、韓国名で言われてもあまりピンと来なかったんだけど、今回は「ユキとハナ」(だったかな)になってて、ちゃんと面白さが伝わってきましたb

あとは二人で済州島に向かう車のシーン、ちゃんと右ハンドルになってた!w

 

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記憶を消す前の「これは覚えていてもいいわ」って曲。

私の語学力不足で、初めて見た時は「この鉢植えだけは覚えててもいい?うるうる(´;ω;`)ぶわっ」っていう曲だと思ってた。そしてオリバーの部屋を再び訪れた時に、鉢植えを見てにこっとほほえむ、っていう。

そしたら「鉢植えは直射日光はだめってことは覚えててもいいわよ」って曲だったのね!

何が言いたいかというと、私の解釈の方が断然泣ける(何

 

最近(やっと)「君の名は。」を見たこともあって、「記憶」というものについて少し深く思いを巡らしてみないとな、と思った舞台でした。

忘れられたら楽になるけど忘れるのは惜しい記憶、忘れたくないのにどんどん失われていく記憶。生きてると色々あるからネ\(^0^)/

 

 

以上!

 

 

oucalaisponti.hatenablog.com

 

아이다 / アイーダは愛の叫びアイダ(黙れ

 

 

 

★★★★★

 

・2017年3月18日18:30

・シャーロッテシアター

アイーダ:윤공주(ユン・コンジュ)

 ラダメス:민우혁(ミン・ウヒョク)

 アムネリス:이정화(イ・ジョンファ)

 

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🌄この日が千秋楽。

こういうブロードウェイ系大作はライセンス契約で演出がガチガチに決められていて、俳優に与えられた演技の余地も少ないし、誰がどの国でやっても大体同じだろと思っているのでわざわざ見るつもりはなかった。

だけど公演期間が10日くらい延びたことで予定していた韓国旅行に被り、それなら見にいってみるか、ユン・コンジュさんも気になるし、といった具合。

 

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🌄そのユン・コンジュさん、ハスキーボイスが素敵!

もちろんハスキーじゃない声も素敵。Easy as Lifeは渾身の演技と歌で、辛い場面だけどずっと見ていたかった。声量もあるし、彼女はポスト・チャジヨン的なポジションで今後も活躍してほしい!チャジヨンさんも復帰が待ち遠しいけども!

 

🌄最後の最後で念願のうりフィエロことミン・ウヒョク氏のトルソーが拝めて至福。隣で弟が「僕もああいうの目指そうかな」とぼやいていたので全力で応援しておいた。

 

 

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🌄今回も、過去にも出演俳優が結構かぶってて気がついたんだけど、アイーダってキャラや構図がウィキッドと酷似してるよね。

 ・話が現代→過去→現代の入れ子型、サブヒロイン(アラミス/グリンダ)が語り部

 ・立場の劣る冷静なヒロイン(アイーダ/エルファバ)とキラキラプリティー系サブヒロイン

 ・二人に生まれる信頼関係

 ・ヒーロー(ラダメス/フィエロ)はイケイケからのヒロインとの恋愛で人間的に成長

 ・サブヒロインはショックを受けるも理解して報いてくれる

 ・後日談的にサブヒロインが為政者になる

最後二人が死ぬか死なないかは違うけど、アイーダもエピローグでは結ばれるっぽいしね。それだけ~。

 

 

以上!

 

 

인터뷰 / インタビューの人格ルーレットくるくる

 

 

★★★★★

 

・2017年3月5日(日)12時

Zeppブルーシアター六本木

・シンクレア:이지훈(イ・ジフン

 キム・ユジン:이건명(イ・ゴンミョン)

 ジョアン:김주연(キム・ジュヨン)

 

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💐東京で純度100%のハンミュが見れるなんて…

 

イジフーーーーーーン!

 

やはり好きだイジフン。いい。いい味出してる。

私はあなたを見ると、まだあの絶対領域が脳裏にチラつくけれども、今回は今回でまた違う良さがあったわ。

 

最初イジフンの名前を目にした時は、まさか私の知ってるイジフンがわざわざ日本に来るとは思わなくて、同姓同名のマイナー俳優が来るのかと思った笑 だってすっかり大劇場系なんだもんイジフン。「英雄」あがったばかりだし。なぜに出たのかしら。いやすごい嬉しいんだけど。

 

同姓同名でなくご本人来日ということならば、これは行かにゃならん。しかも「インタビュー」は気になりつつも去年ソウルで見れなかった演目。しかも少人数・多重人格モノで要演技力。しかもイゴンミョンさんも共演。もう期待できる要素しかない!と、わくわくてかてか(*゚▽゚*)でした、演目に似合わず。他のアイドルではなくこのペアを見にきたこの日のお客さん全員と分かり合える気がした。

 

本作、事前にレビューやプレコ動画で大筋は予習できたんだけど、難しい…字幕あるし見れば分かるのかな…と思ってたら、実際見てさらに分からなくなった\(^0^)/

 

話が何重にもなった入れ子を出たり入ったり、時制も行ったり来たり。筋もサスペンスだから、真相と思われることが二転三転してかなり複雑。

詳しいあらすじがあまり落ちてなかったわけだ!

これは人に説明できない!

というかしたいという気持ちにならない!w

結局最後にマットが歌った遺書Rep.の意味は何なんだ\(^0^)/!

歌詞が同じだけでマットの遺言ではないの?

だってマットは別に死なないよね?

ふぁ\(^0^)/

リピりたい\(^0^)/

 

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💐イジフンと愉快ではない仲間たち

 

そんな複雑な筋で繰り広げられる多重人格モノありながら、キャラの混乱は全然起きなかったのはやはりイジフンの名演に依るところが大きいでしょう!

 

人格はマット(青年、基本人格)→ジミー(横暴なおっさん)→ウッディ(男児)→アン(女児、ウッディの姉)→ノーネーム(落ち着いた成年風)の五つ+マット幼少期。

 

この演じ分けがすごいレベル高かった!どれも本当にそういう人格の人にしか見えなかった。こんなに色んな人格使い分けられるなんて、私もうイジフンのこと信じられないっ!だってどれが本当のイジフンなのか分からないよっ!本当のあなたを見せてっ!

みたいなことを迫る状況はきっと訪れないので問題なし。

 

でも目くるめく人格レースを目の当たりにしているユジン先生が、人格が変わるごとに四つん這いのへっぴり腰で恐るおそる「だれ?」ってなる気持ちは理解できた。素敵オジサマのイゴンミョンさんがそれをやってる図はすごい面白かったけど。

 

ちなみに七変化の中で私はジミーが一番好きだった!最初にマットからジミーになった時は、豹変のあまりのうまさに笑ってしまった。激しい感情に身を任せ、時に吠えるように、時に唸るように歌うドSイジフン、新鮮。大劇場もいいけど、こぢんまりした創作モノでも今後もっと見たいな。あとヘドウィグもやってほしい。とりあえず彼女にいい日本土産を買って帰っておくれ。

 

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イ・ゴンミョンさんがラストでスーツx青ネクタイ姿で出てきた時は思わず「ジョンハクーーー!!」と叫んでしまった。心の中で。

 

以上!