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・2019年9月29日(日)14時
・弘益大 大学路アートセンター
・ヘドウィグ:전동석(チョン・ドンソク)
イツァーク:홍서영(ホン・ソヨン)
まず、世界中が既に知っていることを敢えて言わせていただきますと
チョン・ドンソクのヘドウィグ、
基本、韓国のヘドウィグはみんな美しくなるのですが、その中でもドンウィグは群を抜いた美貌ですね。ひたすら「美」でございました。モトが相当いいからな…
しかも可愛い。「可愛いオカマ」じゃなくて、普通に可愛い女子。
そしてイケボ。
見た目が女性だけに、イケメンボイスがさらに強調されてるように思いました。今までそこまで「声がイケメン!」と思ったことなかったのですが、ドンソク氏こんなにいい声だったのね。
美女がイケメンボイスで歌うものだから、もう視覚情報と聴覚情報が一致しなさすぎて脳が混乱し、それこそ性別を超越した何かが目の前で展開されているのだけは分かりました。途中でWestlife の “My Love” という、男性ボーカルのバラードを歌っていましたが、声が良すぎて、耳に心地よすぎて、本当にコンサートに来たみたいに引き込まれました。しかし視界にはドラァグクイーンw
しっとりとした曲はもちろん、ノリのいい曲もイケボでこなす。もともとシャウトしなくてもいい演目でも、ノッたらシャウトしがちなドンソク氏ですが、ロックミュージカルとなればもう遠慮は無用。あちこちで楽しそうにシャウトしまくってましたw
一つ前に出演したジキハイを受けて「チグミスンカン(This is the moment)」って2回くらい言ってたんだけど、みんな分かってたのかな?熊型グミを食べて「クマ、オイシイ」も言ってましたが、あなたよく考えたら怪物やってなーいw
数年前に見たムンウィグは、もっと「えげつなw」みたいな下ネタジェスチャー多発だったので、ドンウィグにももう2割くらい下品になってほしかったです。笑 観客のおじさんに跨って顔の前で股間振るのに、遠慮はいりません!張り切ってどうぞ!ドンドンやっちゃって!
客席降りる場面では走りまくって、通路のところ大ジャンプしてたのですが、そのジャンプがまさかの
開脚バレエジャンプぴょーん!
これ体めちゃくちゃ柔らかくないとできないやつww
ゆづるですかww こないだはマイケル・ジャクソンだったしねw
他にも脚ぽーんって上げたりしてたし、体柔らかいのね。運動音痴そうとか言ってごめんw
さて、ドンウィグを見たかった理由の一つに、「ドンソク氏のトルソーを拝みたかったから」という、ゼウスの雷が落ちてきそうな不純な理由があるのですが。
だって他の作品で脱がなそうだから。いつもタキシードとか軍服とか着てるし。
肝心のドンソクトルソーがどうだったかというと(聞いてない)、ムキムキでもガリガリでもデブデブでもなく、肉と筋肉と皮がほどよく調和したトルソーで、それはそれで納得しました。しかしその腕、肩、胸に滴り落ちるトマト汁を一滴足りとも見逃しませんでした。
その後トミーも、とーーーってもよかったです。舞台の背景3面がトミーの顔を映し出す巨大スクリーンになって、本当に大きなコンサート会場にいるみたいでした。ヘドウィグへの感謝の言葉もグッとくるし、Wicked Little Townもいい曲だし、トミーはイケメンだしで、やっぱりここはよいシーン。
というかドンソク氏脚なげぇ。パンツが体の真ん中にありました。何言ってるか分からないと思いますが、パンツが体の真ん中にあるんです。
イケメンで 美女で
可愛くて スタイル良くて
イケボで シャウト出来て
って、あなたは宝ですか。
チョン・ドンソクと書いて宝と読みますか。
最後、ドラァグになって入場してくるイツァークを見つめて微笑むドンウィグの表情が優しすぎて泣けました。やはりイケメンは正義。
以上!