浮かれポンチ、ハンミュを観る

主に観たハンミュ(韓国ミュージカル)のレビュー置き場。

지저스크라이스트슈퍼스타 / ジーザスクライストスーパースターは年末シャウト祭り開催中

 

 

★★★★★

 


・2022年12月17日(土)18:30

・クァンリムアートセンターBBCHホール

ジーザス:임태경(イム・テギョン

 ユダ:서은광(ソ・ウングァン)

 マリア:김보경(キム・ボギョン

 シモン:윤태호(ユン・テホ)

 

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JCSは好きな作品なのに、生ではラミン兄貴のコンサートを見たことがあるだけだったので、やっとミュージカルを見られて良かった!!韓国での再演を長いこと待ってたけど、日本から行けるようになったタイミングでやっててくれたのがとてもありがたい。ジーザスの深いご慈悲ですわ。


しかしチケットオープンをすっかり忘れていたせいでマイケル先生×ハンチサン×という第一希望キャスティングを逃してしまい、あまりマークしていなかったキャストだったけど、さすがにレベル高くて結果オーライすぎた。


イムテギョンさん、今まで見る機会がなかったのだけど、穏やかそうな雰囲気を纏っていてとても高貴な歌い方をするイエスかと思えば、途端にシャウトしたりと、幅の広さがうかがえてよいロッカージーザスでした。

 

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ユダ役のソウングァン氏は、すごい声量があって声も伸びやかでよかった!The Heaven in Their Mindsの時からグッと関心を引かれました。声量もすごいけど、恐らく肺活量もハンパないすごい人ですわ。あちこちでシャウトしまくり上げてて、それも全然無理してる感じじゃなくて軽々と。

今回JCSを見る前は、アイドルの方ということで失礼ながらあまり期待していなかったのですが、本職のミュージカル俳優に引けを取らないどころか、この公演で一番声が出てたくらいじゃないかな。

Jesus Christ Superstar(曲の方)も圧巻のパフォーマンスで、マイクを持たせたらライブさながらの場を作り出せるのはさすがアイドルと行ったところでしょうか。あの瞬間は舞台上も観客も、そこのあらゆる「場」を掌握していたと思う。

偶然見たキャスティングだったけど、このような歌うまスターをまた新しく知ることができたのは今回の大きな収穫でした!ユダということでそこまで細やかな演技が見られたわけではなかったけど、次回機会があれば違う演目でまた見てみたいな。

 

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マリアはすごくお久しぶりのキム・ボギョンさん。持ち前のアニメに出てくるお姉さんの声で、癒したっぷりマリアでした。マリアって今までチャンウナさんみたいな強い系の声の人が演じるものとばかり思っていたけど、一人くらいこういう柔らかい感じの登場人物がいてもいいのかもしれない。


シモンの俳優さんもよかった。金髪とブルーという奇抜なヘアで、エネルギッシュなイメージ。歌もエネルギッシュで、笑顔も爽やかで、背も高くて、見ごたえのある俳優だなと思いました。最初のほうに一度しかちゃんと歌う場面がなかったのが残念。


ピラトの俳優さんがイケオジだった。

あとヘロデの曲の演出を考えるのって楽しそうだなぁ。今回のヘロデはぽっちゃりさんだったのですが、全身ぴっちりしたゴールドの衣装を着て、さらさらのボブヘアにゴールドのヘアバンドをつけていました。そして同じくぴったりとしたゴールドのへそ出しスカートを着た男女のダンサーを従えていました(男性もスカート)。というかヘロデのパートを見るといつも、この演目が作られた当初キリスト教会から苦情が出た理由がわかる気がしますw

 

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好きなミュージカルベスト10には入るのではないかというJCS。やはり名作だったし、ロイドウェバー天才だなと思ったし、出てる俳優さんたちは名演だったし、他のキャストも含めてもう何度か見たかった!


特に韓国で劇場での歓声も解禁されているようで、アンコールが立って叫んでノってのコンサートみたいでめちゃくちゃ楽しかったなぁ。ソウングァン氏がJesus Christ Superstarでずっと「ソリチローーーー!」と煽ってたので歓声がすごかった。こんな世界に戻ってこられたんだと、ここでも感慨深くなりました。

 


以上!

 

 

웨스트 사이드 스토리 / ウェストサイドストーリーでハンミュストーリー再開

 

 

★★★★★

 


・2022年12月17日(土)14時

・忠武アートセンター

・トニー:박겅현(パク・ガンヒョン)

    マリア:한재아(ハン・ジェア)

    リフ:정택은(チョン・テグン)

 

 

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↑終演後にキャストボード撮ろうとしたら、既にソワレ公演のものになっていて、コラしましたw

 

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パク・ガンヒョンの「マリア〜マリアマリアマリア〜」って歌う声が良過ぎて危うくマリアになりかけた。いやその声で名前を呼んでもらえるなら私はマリアに改名してもいい。

 


マリアは今までに見てきたマリアたちよりもだいぶキャピキャピしてたけど、こないだまで少女だった子ならそんなものかしら。でも歌うと可憐ながらも綺麗に通る堂々とした歌声で、見た目の可憐さもあってよかったです。スイニートッドのジョアンナとかもできそう。

 

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トニーがベルナルドを刺してしまってマリアに会いにきた時の、突然周りがお花畑になって白装束の人たちが踊り出す演出は微妙だったな…

 


あと微妙ついでに言うと、ダンスも正直残念だった…アンサンブルの方々、ダンサーじゃないよね…WSSのダンスは、バレエの基礎が必須だと思うけど、見たところ、バレエの心得がありそうな人はジェットに一人ぐらいしかいなかったな。オープニングの片脚上げるアイコニックなシーンも、あげた脚めっちゃ曲がってて残念だった。

 


これね↓

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その後見たジーザスとMoulin Rougeはちゃんとダンサー使ってたから、そっちにみんな取られちゃったのかな?あとブロードウェイ42番街あたりとか。

いやーーー何度も言うけどWSSはダンスでも魅せるミュージカルなんだから。主演級俳優はともかく、アンサンブルにダンサー使わないのはダメよ。

 

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でもカーテンコールで次々と出てきて笑顔で挨拶する俳優さんたちを見ていたら、「これを3年間待ってたんだなぁ」と涙が出てきて止まらなくなってしまった。何なら本編より泣いた。

 

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コロナ禍を経て初めての韓国ミュージカル。空港から直行して、開演ギリギリ1分前に席に着いた時の景色と胸の高鳴りはずっと覚えている気がする。

 


以上!

 

 

ジャックザリッパーのキャラ致死率は何度見ても異常

 

 

★★★★★

 


・2022年2年5日 19時

・MetaTheather配信

・ダニエル:엄기준(オム・キジュン)

 アンダーソン:이건명(イ・ゴンミョン)

 ジャック:신성우(シン・ソンウ)

 モンロー:서범석(ソ・ボムソク)

 グロリア:김수(キム・ス)

 ポリー:소냐(ソニャ)

 

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・何度見てもダニエルの登場の仕方唐突すぎw


・オム様ちょっと声張るのつらそう?アップだからそう見えるだけ?


・キムスさん、オム様にもちゃんと釣り合う落ち着いた感じのグロリア。黒木華に似てる。


・ダニエルを殴るのを諌めたり、人前でコカイン吸うのを止めようとしたり、こういう時だけ刑事のアンダーソンより記者モンローの方が良識あるのうける。笑 二人が話してる時も調書書いてあげてるし。いや自分の記事?


・グロリアが移植を必要としてるのって梅毒にかかってるからなのか!韓国語分からなかったからてっきり火事の後遺症かと思ってた。


・取り調べでのダニエルとアンダーソンの激しい掛け合い、いいよね!歌い方もなんだか似てて。やっぱり男性同士のデュエット(?)好き。


・シンソンウさんのジャック、ナイスミドルな感じで素敵。メイン3人の中では歌い方は一番好きかもしれん。シャウトもナイス!


・デュエットと言えば「俺がジャック」のダニエルとジャックも、イケオジの戯れでよかった。中身が入れ替わる(?)の忘れてたから狂気のオムダニエル見た時は上がった!青白いライティングでサイコパス感倍増。傍でメソメソしてるジャックおもろいけどw


・そうこうしてるうちにアンダーソンとナイフ持ったモンローが乱入してきてサイコパスが大勢騒いでるのカオスすぎるw グロリアが止めに来なかったらどうなってたことか。でもどの道みんな死んだか…


・たまに接続悪くてリロードしたりしてて、そのうち大事な時に切断しそうと思ったらやっぱりクライマックスで切断。ダニエルがグロリアを抱き上げて切れて、再接続した時にはダニエル死んでた(T . T)

 

以上!

 

ゴーン・トゥモローがチョパダを超えて配信されたよ

 

 

★★★★★


・2022年1月5日(水) 19:30

・ネイバーTV

金玉均:송원근(ソン・ウォングン)

 ハン・ジョンフン:윤소호(ユン・ソホ)

 高宗:박영수(パク・ヨンス)

 

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・政治や歴史的なことは相変わらず言葉が難しくて分からない。久しぶりにすごい集中した。けどよく分からなかった。笑

 

・人物設定が初演から少し変わってるのね。初演では助演が洪鐘宇で、洪自身が金玉均を暗殺する筋書きだったけど、今回はハン・ジョンフンが別に存在する洪鐘宇を名乗って暗殺する感じ?前の設定で何か苦情でも来たのかな…。


・初っ端から金玉均と高宗の男二人デュエットよいー!これぞゴーンの醍醐味!ちょなー!


・ユンソホ氏、前はちょっと歌い方がアホっぽくてあまり好きじゃなかったけど、今回みたらめっちゃちゃんとしてる!ちゃんと国のこと考えてる志士の感じ出てる!笑


・ソンウォングン氏の低い声もよきよき。高身長歌うまダンディボイスよき。


・私的にはやっぱり「カジャ!チョンググロ!」のところが胸アツ。曲も好き。あそこの盛り上がり方、「死ぬの?」と思うけど実際ほんとに死んじゃうのがなんとも(T . T)


・一番いい曲で終わるのっていいよね!最後は金玉均が一人で歌っているように見えるけど、これは玉均ではなく、玉均とジョンフンの両方を体現した存在に見えた。


・公式の@page1companyがSNSで舞台映像をたくさんアップしてくれていて、とてもありがたい。一曲丸ごとではなく2分ずつくらいだけど、なんせ5年も待たされたところに繰り返し見られる素材を与えられたら、いくらフォローしてもし足りない。しかも他のキャストも見られる!ということで一通り見たのですが、


ノユン氏のチョパダめっちゃいいな!


これね!

 

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https://www.instagram.com/tv/CY24oLuv9Tr/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

https://youtu.be/X5TRyg04a7s


声の良さがすごく引き立ってると思う。低くて落ち着きのある声で、人を惹きつける人格者って感じ。もはや伝道師。


・その後4月18日に配信されたカン・ピルソク×キム・ジェボムのゴーンもばっちり視聴。このペアは初演を見た時のペアなのですが、抜群の安定感だし演技上手いし声良いし歌上手いし最高でした。

 


以上!

 

 

레드북 / レッドブックは色んな成長が見られるミュージカル

 

 

★★★★★

 

・2021年10月25日(月) 19:30

naver後援配信

・アンナ:김세정(キム・セジョン)

 ブラウン:인성(インソン)

 ローレライ:홍우진(ホン・ウジン)

 

 

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久しぶりの韓国ミュージカル!レッドブックは初見。

 


ローレライの作家たちが一人ずつ自己紹介する曲、セルブロックタンゴみたい。音楽もラテンぽいし。

 

・三紳士の一人が佐藤二朗さんにしか見えない

 

・主演のお二人、若々しくて麗しくてお似合い

 

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・チャジヨンさんとかアイビーとかのベテランアンナも見てみたいな!ソギョンスも確かにブラウン似合いそう。

 

・基本客席側からの撮影だけで、たまに差し込まれる舞台の奥側からのショットw 一瞬何が起きてるのか分からないけど、配信ならなるほど、こういう角度もアリですよね。

 

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・予習不足&韓国語のレベル低下で、下ネタのところとかいまいちどんなこと言ってるのか分からなかったけど、いいか。笑

 

・나는 나를 말하는 사람、いい曲〜。自信なくなった時とかアイデンティティ・クライシスに陥ったりした時に聞き返す心のプレイリストに追加しました。

 

・笑いあり涙ありのハートウォーミングなミュージカル、ではあるけど、それだけのありきたりな言葉では表せないくらい、ジェンダーロールやハラスメントや女性蔑視という社会問題を扱った作品。他にも自己実現や自己表現、自分は自分、他人は他人、とか自己肯定という、日々暮らしていると忘れがちな価値観についても改めて気づかせてくれて、窮屈さを少し取り除いてくれる作品だなと思いました。みんな何てことないように生きていても、人にはそれぞれ色んなヒストリーや事情があって、それを抱えつつ粛々と日々を紡いでいる!アンナやバイオレットやローレライを見ていて、大変なことがあっても自分だけじゃないんだなって思えます。小さくトライアウト上演されたところからファンがどんどん育てて、大女優も出演するくらい良い作品になっているのにも納得です。

 

・久しぶりに韓国ミュージカルを(映像を通してだけど)ちゃんと見て、生で見たいのはもちろんだけど、もっと配信の情報にも目を配って、見たことのない作品も発掘しようと思いました。そして韓国語からもあまり離れないように!

 

以上!

 

 

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僕とナターシャと白いロバが浅草にやってきた

 

 

★★★★★

 

・2021年2月8日(月)18:30

・浅草九劇

・ペク・ソク:東山光明

 ジャヤ:月影瞳

 マルチマン:伊藤裕一

 

 

ナナヒンーーー!

 

ハンミュ、冬の風物詩。というわりに最後に見たの、2017年の暮れらしい。

 

この冬はソウルで見ることが叶わないので、日本で上演してくれて嬉しかったです。

 

しかしこの作品、時代背景とか衣装とか地名とか、どっぷり朝鮮文化な作品なので、数多ある創作ミュージカルの中から、なぜ敢えてこの作品を日本で上演しようとなったのだろう?と不思議です。いずれにしろハンミュオタクは嬉しいですありがとうございます。

 

今回日本語で初めて見て、詩的な語彙がふんだんに使われているのを知って(そら詩人だからな)、「こりゃ韓国語版は分からないわ~~~」と納得しました。韓国語版は方言まで使ってるしね。だからセリフや曲が細かいところまで分かってよかったです。忘れる前にまた韓国語で見てみたい。

 

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ジャヤは韓国では比較的若めの女優さんが演じてきましたが、劇中のジャヤの年齢の幅が広いので、ベテランが演じても全然違和感ありませんでした。むしろ月影瞳さんが可愛いらしすぎて全然乙女。年を取っても乙女の心を持っているジャヤ、というのは、ベテランが演じるからこそ出せる味だと思いました。

 

ペクソクもマルチマンも、歌がうまくてすらっとしててかっこよかったです。

 

ウィズ・コロナの浅草九劇は、舞台と客席の間にビニールシートが張られていました。上か下までびっちりです。安心して見られますが、目が慣れるまでは視界がはっきりしませんでした。

カーテンコールもビニール越しだったけど、また一公演無事に終えられたという安堵感が伝わってきました。私も無事にこの公演を見ることができて感謝。

 

以上!

 

 

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젠틀맨스 가이드 / ジェントルマンズガイド配信してくれて大好クィス

 

 

★★★★★

 

・2021年1月16日(土)、17日(日)

・オンライン生配信

・16日キャスト

 モンティ:이상이(イ・サンイ)

 ダイスクィス:정성훈(チョン・ソンフン)

 シベラ:김지우(キム・ジウ)

 フィービー:김아선(キム・アソン)

・17日キャスト

 モンティ:박은태(パク・ウンテ)

 ダイスクィス:최재림(チェ・ジェリム)

 シベラ:김지우(キム・ジウ)

 フィービー:선우(ソヌ)

 

 

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楽しいミュージカルでした!耳に残る曲も多いし、キャラ同士の掛け合いもたくさんあるし、俳優の演じる余地が広いから、キャスト違いで見るのが面白い作品だと思います。

 

最初のモンティはお久しぶりのイサンイ。2016年にイン・ザ・ハイツ来日公演で見た時以来でした。

イサンイ氏のモンティは、結構私のイメージ通りの雰囲気。貴族の子でも、庶民として馴染んで育ったモンティなんですよね。最後まであまりボンボン感はないけど、財産欲が見えみえのキャラなので、その俗っぽさが悪くない

そして髪上げて “Sibella”を悩ましげに歌うイサンイ、色っぽいよー!いいね!

 

対してパクウンテ氏はというと、高貴な出自を隠しきれないモンティでした。さすがは韓国ミュージカル界の宝。優男貴族が表出したかと思いきや、ほどなくハイド氏とローラもご登場ww

ミス・シングルはとんでもないものを覚醒させてしまいましたね。

 

 

ところで途中からウンテ氏の髪に羽根みたいのが付いてるのが気になりまくり…。映像だとそういうところ見えやすくなっちゃう。

 

楽しみにしていたジェリム氏。歌うまいよねーやっぱり。そして今回は色んな顔が見られて楽しかった!渾身の変装&変顔すぎて、神父に扮していた時はしばらく誰だか気づきませんでしたw 赤いほっぺにハイソックスのヘンリーも、普段のすらっとして落ち着いたジェリム氏からは想像できなくて可笑しかった。

 

しかしウンテ氏とジェリム氏、この二人が揃うと途端に大作感、大劇場感が出ますね!カーテンコールでは二人でローラのSex is in the Heelダンスしてて、仲良しだなおい。 

 

そしてよく考えたらダブルローラに加えてローレンまでいるし!舞台裏で日本語を少し喋っていたキムジウさん、発音が完璧すぎて日本人がいるみたいでした。

 
イムヘヨンちゃんのシベラも見たかったなぁ。彼女、小悪魔的なかわいさがあるのよね。

 

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そういえば本作、キスシーンもいくつかあるのですが、今回は全てキスしてるのが見えないように角度を変えていたんですよね。恐らくコロナでキスシーンも非接触にするため、この宝塚方式(勝手に命名になったのだと思いますが、色々気を遣うところが多くて大変ですね。

 

あとはお城の見学の時にアンサンブルの人が「距離を保って!」みたいなアドリブをしたり、もらった硬貨を直接触らないように服を使って受け取っていたり、コロナ禍だからこその遊びもあって、舞台って時代や時事を反映するものだなぁと実感しました。でも時勢に左右されすぎて、上演できなくなるのは困る(T_T)

 

韓国ミュージカル界も休演せざるを得なくなったりで大変ですが、配信がある限りは見るので、ぜひとも続けてくださいまし!我々の命を繋ぎ止めているものは、もはや配信しかありませぬゆえ(T_T)

 

以上!

 

 

 

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