浮かれポンチ、ハンミュを観る

主に観たハンミュ(韓国ミュージカル)のレビュー置き場。

젠틀맨스 가이드 / ジェントルマンズガイド配信してくれて大好クィス

 

 

★★★★★

 

・2021年1月16日(土)、17日(日)

・オンライン生配信

・16日キャスト

 モンティ:이상이(イ・サンイ)

 ダイスクィス:정성훈(チョン・ソンフン)

 シベラ:김지우(キム・ジウ)

 フィービー:김아선(キム・アソン)

・17日キャスト

 モンティ:박은태(パク・ウンテ)

 ダイスクィス:최재림(チェ・ジェリム)

 シベラ:김지우(キム・ジウ)

 フィービー:선우(ソヌ)

 

 

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楽しいミュージカルでした!耳に残る曲も多いし、キャラ同士の掛け合いもたくさんあるし、俳優の演じる余地が広いから、キャスト違いで見るのが面白い作品だと思います。

 

最初のモンティはお久しぶりのイサンイ。2016年にイン・ザ・ハイツ来日公演で見た時以来でした。

イサンイ氏のモンティは、結構私のイメージ通りの雰囲気。貴族の子でも、庶民として馴染んで育ったモンティなんですよね。最後まであまりボンボン感はないけど、財産欲が見えみえのキャラなので、その俗っぽさが悪くない

そして髪上げて “Sibella”を悩ましげに歌うイサンイ、色っぽいよー!いいね!

 

対してパクウンテ氏はというと、高貴な出自を隠しきれないモンティでした。さすがは韓国ミュージカル界の宝。優男貴族が表出したかと思いきや、ほどなくハイド氏とローラもご登場ww

ミス・シングルはとんでもないものを覚醒させてしまいましたね。

 

 

ところで途中からウンテ氏の髪に羽根みたいのが付いてるのが気になりまくり…。映像だとそういうところ見えやすくなっちゃう。

 

楽しみにしていたジェリム氏。歌うまいよねーやっぱり。そして今回は色んな顔が見られて楽しかった!渾身の変装&変顔すぎて、神父に扮していた時はしばらく誰だか気づきませんでしたw 赤いほっぺにハイソックスのヘンリーも、普段のすらっとして落ち着いたジェリム氏からは想像できなくて可笑しかった。

 

しかしウンテ氏とジェリム氏、この二人が揃うと途端に大作感、大劇場感が出ますね!カーテンコールでは二人でローラのSex is in the Heelダンスしてて、仲良しだなおい。 

 

そしてよく考えたらダブルローラに加えてローレンまでいるし!舞台裏で日本語を少し喋っていたキムジウさん、発音が完璧すぎて日本人がいるみたいでした。

 
イムヘヨンちゃんのシベラも見たかったなぁ。彼女、小悪魔的なかわいさがあるのよね。

 

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そういえば本作、キスシーンもいくつかあるのですが、今回は全てキスしてるのが見えないように角度を変えていたんですよね。恐らくコロナでキスシーンも非接触にするため、この宝塚方式(勝手に命名になったのだと思いますが、色々気を遣うところが多くて大変ですね。

 

あとはお城の見学の時にアンサンブルの人が「距離を保って!」みたいなアドリブをしたり、もらった硬貨を直接触らないように服を使って受け取っていたり、コロナ禍だからこその遊びもあって、舞台って時代や時事を反映するものだなぁと実感しました。でも時勢に左右されすぎて、上演できなくなるのは困る(T_T)

 

韓国ミュージカル界も休演せざるを得なくなったりで大変ですが、配信がある限りは見るので、ぜひとも続けてくださいまし!我々の命を繋ぎ止めているものは、もはや配信しかありませぬゆえ(T_T)

 

以上!

 

 

 

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WELCOME TO TAKARAZUKA, ピガール狂騒曲で洋の東西の粋を味わふ

 

 

★★★★★

 

・2020年11月21日(土)15:30

東京宝塚劇場

月組

 

またまたご縁があり、一年ぶりの月組公演。

今回は2階席だったので色んな舞台装置やフォーメーションがよく見えて、それはそれで面白かったです。B席でしたがあんなにちゃんと見えて3,500円なら、全然お得感あります。

 

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🗻WELCOME TO TAKARAZUKA

 

和物と聞いていたので、「能みたいなのを小一時間見せられたらどうしよう、耐えられるかしら」と心配していたのですが、実際見ると全然そんなことなく、エンターテインメント性が高くて最高に面白かったです(能が悪いと言っているわけではなく、高尚すぎて私にはまだちょっと難しい)。

 

オープニングはいつも通りTAKARAZUKAワールド全開で、素人にはついていくのが若干大変なノリなのですが、その後のナンバーはどれもとても芸術性が高くて良かった。

 

オープニング直後の月城かなとさんのソロ舞(ボキャ貧)は凛々しくて、鳳凰を模したような衣装の神々しさが素敵でした。ところで私は彼女みたいな顔が好きなんですよね(聞いてない

 

次の鳥居が印象的なナンバーは、深々と雪が降る中、ヴィヴァルディの四季の『冬』がドラマチックに流れていて、そのコントラストが秀逸でした。

赤い人と白い人(雑w)は動きは多くないのに、その佇まいからは何か深いストーリーを生きてきた二人、というのが表現されていたように思います。

和服ってやっぱり美しいなぁとしみじみ思いました。あとこれはどうでもいいけど円盤が回る上で逆行して走るの、楽しそう。w

 

その次の黒ずくめの大人数でのナンバーもとても良かった!!!序盤の、高い位置に立つトップをみんなで囲むスタイルはバレエのボレロみたいで、

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photo:Laurent Philippe / Opéra national de Paris

 

中盤以降の群舞のフォーメーションは、白鳥の湖の群舞を彷彿とさせるところが多々ありました。

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Mariinsky Ballet-Alexander Demianchuk/Reuters

 

ここで使われていた曲も何かクラシックの名曲だったような。クラシック方面の教養が足りなくて分かりませんが…。

 

それ以外でもチャイコフスキーの花のワルツが使われていたりと、和物の中でクラシックが多用されているのがいいサプライズでした。洋の東西の芸術をうまく折衷させた、素晴らしい舞台だったと思います。

 

 

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🥖ピガール狂騒曲

・ジャック(ヴィクトール):珠城りょう
 ガブリエル:美園さくら
 シャルル:月城かなと
 ウィリー:鳳月杏
 レオ:暁千星

 

序盤でジャックが実は女だという事実が明らかにされ、これでヒロインとくっついたら、つ、つ、遂に宝塚も同性愛モノ解禁かっ!?!?とわくわくしたのですが、まぁそうはなりませんよね。笑

しかし最終的には男性が二人くっついた、みたいな画になっていたので、逆の意味でダイバーシティが完成していました。ダイバーシティ万歳。

 

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WTTの作りこまれ方と重厚さと芸術性の高さをぜひもう一度味わいたいのに比べたら、私の中ではピガールは、正直一度観ればよいライトな位置づけでしたが、それでも知ってるシャンソンが多かったし、ダンスも充実しているしで楽しく観ました。ラインダンスが2回?3回?も観られるのはお得感満載!

最後はトップさん以下3名、立派な羽根で出てこられたので、素人としては「宝塚見たぞー!」という満足感で一年の観劇ライフが引き締まりました。

 

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来年もさっそくまた宝塚を見る予定があるので、楽しみにしたいと思います。

本業の韓国ミュージカル生観劇はいつになるやら…(T_T)

 

以上!

 

 

 

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プロデューサーズには大体一人しかイケメンがいない

 

 

★★★★★

 

・2020年11月19日(木) 18時

・シアターオーブ

・マックス:井上芳雄

 レオ:吉沢亮

 ウーラ:木下晴香

 フランツ・リープキン:佐藤二朗

 

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いつか見たいと思っていたプロデューサーズ、明るくてコミカルでいい作品でした!

 

吉沢亮がキャスティングされてるのに驚いたのですが、せっかくなので見にいってみることに。イケメン俳優キャラなので、結構キモめ要素強いレオをやるイメージかなくて…。しかも歌うたえる人なの?と。まぁ芳雄さんが出てるので、そこは安心できるかなと思ってましたが、総合的には良かったです。

なんせ久しぶりのミュージカル、いいもの見たい(T . T)

 

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結果として吉沢亮は、綺麗な顔して普通にキモくてよかったです(褒めてる

火山が爆発のくだり(下ネタ)とか芳雄さんも引いてたよw

演技はもちろんうまいのですが、歌にもう少し抑揚というか、演技を乗せることができれば、かなりいいミュージカル俳優になるのではと思いました(上から

そういうのって場数を踏んでなんぼなところもあると思うので、もう何作か極めたころにまた見にいってみたいです。

 

その点芳雄さんったらやっぱり素晴らしかった!演技にも歌にも余裕があり、細やか。オム・キジュンを見てる時の安心感(伝われ)というの?今回はなんだか顔まで似てる気が。笑

監獄での走馬灯ソングではさすがに途中で息も絶え絶えになり、ベットに座って「ちょっと休憩」とゼエゼエしてました。そんなのも生オケのいいところ!やっぱり生オケいいよ音が違うよ臨場感!

 

ウーラ役木下晴香ちゃんも、綺麗で可愛くて歌もダンスもうまかったわん。艶やかで艶めかしい、お茶目なウーラがとってもよく似合ってました。お若いのにあのお色気が出せるのはすごい!今回は歌う場面があまり多くなくて残念だったけど、今後他の役も見てみたくなりました。

 

佐藤二朗さん、芳雄さんとアドリブしすぎwww 「エゴサしてアドリブしすぎを批判されて傷つく話」とかにまでなってたw あとオーディションの場面で相変わらずアドリブしてたら、脇にいたカルメンとロジャーが笑っちゃって、その拍子に話したいこと忘れてたww

 

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ロジャー&カルメンのコンビも面白くてよかったし、ホルドミー・タッチミー始めおばあちゃん軍団も息ぴったりだったし、最後の『ヒトラーの春』も素晴らしかった(語弊)ので、ミュージカル復帰作としては満足度高かったです。

映画版の『ヒトラーの春』は映像のアドバンテージを存分に活かした撮影方法でしたが、舞台で見てもまったく見劣りしない構成だったし、ビールとソーセージとプレッツェルの女神みたいのが大真面目に出てくるのは何度見ても好き。自分ならビールの女神やりたい。そして話変わるけど2005年映画版の"Springtime for Hitler"ではJohn Barrowmanがイケメンすぎて「ここだけ失敗する気ないキャスティングやろ」と思います。なんせこの映画唯一のイケメン。

 

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春とはあなたのことですか

 

とりあえずスピンオフで『ヒトラーの春』を一つの作品として制作してほしいです。主演はフランツではなくもちろんロジャーで。

 

あとカーテンコールが珍しくめちゃめちゃあっさりしてるのが最高だった!!

 

以上!

 

 

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はいからさんが通るでかれいに劇場復帰

★★★★★

 

・2020年10月11日(日)15:30

東京宝塚劇場花組

・伊集院忍:柚香光

 花村紅緒:華優希

 青江冬星:瀬戸かずや

 鬼島森吾:水美舞斗

 高屋敷要:永久輝せあ

 

 

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コロナ後、初の生観劇―――!!!

 

なぜか一般発売でも席が取りやすかったので、チャーンス!!と思って迷わず取りました。劇場ってやっぱりいいですね。舞台のチケットが取れて、それがちゃんと当日見られるということがこんなにも有難いことだったなんて(T_T) 最後までコロナに脅かされずに公演できますように。

 

 

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さて「はいからさんが通る」ということで、原作読んだこともなかったのですが、これを機に電子版を買って読んでいきました。と言いつつ読了できなかったので、終盤の紅緒と編集長が結婚したあたりからの急展開に全くついていけませんでした。笑

しかし同行者は原作さえ読んでいなかったので、一幕でまさかの主人公が死ぬという展開に脳内「!?!?!?」だったそうです。そりゃそうだw

 

 

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ではとりとめもなく感想を言わせていただくと、

・あの長い話を綺麗にまとめていてあっぱれ

・紅緒逮捕劇の解決法は、そう来たか!

・キャラも原作に忠実でブレがない

・歌もダンスも無理なく挿入されている

・歌が気持ち少ない気がしたけど、歌よりビジュアルを楽しむ顔ぶれな気もする

・ロシア貴族という言葉が似合う日本人を初めて見た

・アジトでの戦いの時に軍帽をフリスビーのごとく舞台袖に飛ばす元ロシア貴族

・それはまぁかれいであった

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あまりのロシア貴族ぶりに、僭越ながら…

・男役さんたちみんな背が高くて素敵

・衣装がほぼ固定だから見分けやすくて助かる

・なおフィナーレのダンスシーンではトップと2番手以外分からず

・宝塚素人あるある

・宝塚素人あるあるをもう一つ

・拍手のタイミングが不明

・ご登場したら拍手

・銀橋に出てきたら拍手

・でも拍手しない時もある

・大階段にてトップ「ハッ!」も拍手

・とりあえず周りに合わせて拍手

・ラインダンスとパレードは手拍子

・お屋敷の使用人たちのシーンがレベッカマンダレー

・ラインダンスの衣装が衝撃的

・趣向を凝らしたのは伝わってきたが本当に衝撃的

・なんというか、これとこれが↓

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こう↓

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宝塚って毎回何かしら「すごいな!(センスが)」と思う衣装に出会うのですが、これは個人的に今まで見た中でも最も独特というか、想像力豊かだなと思いました。なぜかイラストにしたら実物よりも変に感じない…。

 

衣装と言えば、どうしてトップさんしか羽根背負ってなかったのでしょう?

・羽根でウイルスが舞いやすくなるから

・衣装を着せるスタッフが増えて舞台裏が密になるから

・休演してたから経費削減←

色々あるんだと思いますが……素人はやはりド派手な羽根が見たいぴえん(単純

 

でも柚香さんのパレード衣装、桃色かがったベージュがとても素敵でした。顔が濃いから濃い色が似合うかと思いきや、ああいう薄い色も似合うんですね。というか美形はもはや何色でも似合うんでしょうね!

 

久々に劇場の雰囲気を堪能出来て、良い宝塚でした。

 

以上!

 

 

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모차르트!/モーツァルト!配信でセルフどん引き号泣の巻

 

 

★★★★★

 

・8月9日(日)~11日(火)

・オンライン配信(録画)、日本語字幕あり

・9日メインキャスト

 モーツァルト:パク・ウンテ

 コンスタンチェ:ヘナ

 コロレド:ソン・ジュノ

 ヴァルトシュテッテン夫人:シン・ヨンスク

・10日メインキャスト

 モーツァルトキム・ジュンス

 コンスタンチェ:キム・ソヒャン

コロレド:ミン・ヨンギ

ヴァルトシュテッテン夫人:シン・ヨンスク

・11日メインキャスト

 モーツァルト:パク・ガンヒョン

 コンスタンチェ:キム・ヨンジ

 コロレド:ミン・ヨンギ

 ヴァルトシュテッテン夫人:キム・ソヒョン

 

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キャストスケジュール

 

 

韓流ぴあによるモーツァルト3夜連続配信!!!ファビュラス!!!

もちろん全キャスト見ました。渡韓できないので心が潤った。感謝。

 

 

モーツァルトが頭から取り出した塊をアマデに向かって投げるの、アンパンマンかな?

投げ方が三者三様で面白い。ウンテ氏は優しいボーリング、ジュンスオーバースロー気味、ガンヒョン氏はフリースタイル連投。

 

 

🎼第1回:パク・ウンテの回

・ビール瓶を口でブォーンと鳴らす

・コンスタンツェにチュー顔を向ける

・三人見た中でウンテ氏は一番ここが光ってたな、という場面は狂気の場面。気が振れるところ。本当に声や仕草までレオポルトに似ていて、余計に狂気を感じました。憑依型狂気のウンテ氏の回を一番に見ていたから、ここが父親の口調だと分かったけど、他のキャストだったらすぐには把握出来なかったかもしれない。

オポルトって現実にはどういう父親だったのか分からないけど、この劇を見る限りでは「世間体の良し悪し=ヴォルフガングの幸せ」という考えに固執していて、「ヴォルフガング自身が考える幸せ」がどういうものかは全く考えようとしない人だったのだなぁと悲しくなります。

・ピアノに座ってレクイエムを書いているヴォルフガングの後ろに立つアマデがほくそ笑んでいたような気が。アマデからしたら「やっとやる気を出してくれた!」という感じなのでしょうか。アマデをコントロールしきれずに、最後は心臓をひと突きにされて果てるモーツァルトは、自分の才能に殺されたのよね。死に至るほどの才能ってどんなものだろう。モーツァルトを題材にする作品を観る度に想像してみるけど、想像できない。

・シンヨンスクさんの黄金星がやっぱり一番

・コロレドの執務室がオズ

・ソンジュノさんイケてるぅ〜。貫禄あり。険しいコロレドの顔から、カーテンコールでは優しいお兄さん顔になっていてほっこり。

・というかカーテンコールで皆が出てきた瞬間に「これ現地で見たかったぁああぁぁああぁ韓国に行かせろ劇場に行かせろぉおぉおぉぉ」と自分でもどん引きするくらい号泣しましたww 泣きながら自分にどん引きしてさらに悲しい気持ちになりましたw

 

 

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🎼第2回:キム・ジュンスの回

・やんちゃ!

・シカネーダーの曲でジュンス氏、踊るもののおどけすぎて「終わったか?」と聞かれるw(ウンテ氏→カクカクした踊りをして「こいつダンスはできないんだな」と呆れられるw)

・ウンテ氏よりキス少なめ。ウンテ氏の女慣れしてる感は垂れ流れてるからな…。

・「影を逃れて」が三人の中で一番印象的だった。ジュンス氏も、才能あるのに思うようにいかない時期もあっただろうし、色々苦労しただろうけど、そういうのも今となっては演技の糧になってるんだろうなぁ。

・あとはシャウトさえマスターしたら完成する人。本当にいいミュージカル俳優として脂が乗ってきていると思います(何様

・チョンスミさん、こういうおしとやかな役の方が似合ってていいね!

 

 

🎼第3回:パク・ガンヒョンの回

・ガンヒョン氏が無礼ってありえるのかしら?と思ってたけどちゃんと無礼(ちゃんとって何だ

・ガンヒョン氏の歌うま度合いには毎度ながら感服。でもこの日はシャウト出し切れてなくて、調子悪かったのかしら。

・一番小さいアマデ、皇后の膝にジャンプするのもギリギリで可愛いw

ウェーバー家と出会うシーンで唯一、アロイジアだけでなくコンスタンチェの方を見た!好感度高し!!(ウンテもジュンスもコンスタンツェはガン無視)

・キムヨンジさん、ジュンスと組んだらハスキー声祭りで面白そう

・ミンヨンギさん、ジュンスの回より張り切ってる気がする

 

 

字幕のおかげか、演出が変わったからか、前に見た小池修一郎演出版よりもずーっとストレスなく楽しめました。特に場面転換と舞台芸術が前回より全然いい。ケバくない。生で見たかったなぁ、見たかったなぁ( ノД`)

 

 

以上!

 

 

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KAI Musical Gala Concert / カイ氏が誘う甘美なるミュージカルトリップ

 

 

★★★★★

 

・2020年7月23日(木・祝)19時

・naverTV live

・ボーカル:카이(KAI)

 ピアニスト:양종우(ヤン・ジョンウ)

 

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🖥セットリストはこちらです!歌い上げパーリーナイ!

 

0. ピアノメドレー(ザ・ラストキス)

1. 갈 수 없는 길 (ザ・ラストキス)

2. 내일로 가는 계단(ザ・ラストキス)

3. 내 앞에 펼쳐진 이 길 (エクスカリバー

4. 왕이 된다는 것 (エクスカリバー

5. 너의 꿈속에서(フランケンシュタイン

6. 난 괴물(フランケンシュタイン

7. Over the rainbow (ピアノソロ)(オズの魔法使い

8. 이룰 수 없는 꿈 (マン・オブ・ラマンチャ

9. 지금 이 순간 (ジキル&ハイド)

10. 그 어디에(ファントム)

11. 운명 (ベン・ハー

12. You Raise Me Up

 

 

以下、実況。

オンライン配信はメモりながら見られるのがいいですね!

 

2. 내일로 가는 계단(ザ・ラストキス)

カイ氏の朗々とした歌い方がこの曲にぴったりだわ〜。楽しそうでこちらも楽しくなる(*゚▽゚*)

 


3. 내 앞에 펼쳐진 이 길 (エクスカリバー、4. 왕이 된다는 것 (エクスカリバー
ワイルドホーンならではの声量を生で感じられなくて残念だ(´・ω・`)

どっちもこんな曲あったっけって最初なった。もっとメジャーな曲あったような…

そして力が篭るとラ行がよく巻き舌になるカイ氏w

 

 

5. 너의 꿈속에서(フランケンシュタイン

この曲もう来たか!早い!!そしてやはり泣ける!!!

 


6. 난 괴물(フランケンシュタイン

もうフランケン上演するってなったら絶対韓国行く!入国拒否されても行く!(落ち着け

そしてこの曲やっぱり辛いよなぁ…カイ氏も苦しそうや…

オジェッバム(昨晩優しく抱かれる夢を見た…みたいなところ)から、役に入りすぎててトークに戻るのが大変そう…苦しそう…

 


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 と思いきや、

 

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曲が終わるとコロッと切り替えてトーク始めるカイ氏。笑

 

 

8. 이룰 수 없는 꿈 (マン・オブ・ラマンチャ

こういう朗々とした曲が本当に合うなぁカイ氏は(2回目

 

 

9. 지금 이 순간 (ジキル&ハイド)

めっちゃ発音がはっきりしてて聞き取りやすくて、韓国語の勉強に使えそう!(そこ

 


10. 그 어디에(ファントム)

どわー!!やっぱり好きだこの曲!!

「チョンサーーーー!!!」のところが鳥肌立つくらい好きなんです、分かりますか、最後の方の「チョンサーーーーー!!!」

 

 

11. 운명 (ベン・ハー

ベンハーで終わるって重いなーーー!笑

コロナ禍という運命共同体ということでシメるつもりなのかしら…

 

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と思ってたら、

 


12.You Raise Me Up

さっきのベンハーで「最後の曲です」って言ってたのに、もう一曲歌ってくれた!そうかこれがアンコールか!

途中でピアノソロもあって、その際にピアニストの紹介してて丁寧。

明るい曲で締まって、よきでした。

 

 

 

🖥オンラインコンサートのありがたいところ

 

1時間という短い時間でしたが、トークが少ないためテンポよく12曲盛り込んであって、自宅からでも見やすかったです。コンサートでも基本的にトークいらない派なので、どんどん歌ってくれてよかった。

 
ミュージカルコンサートって今までであれば、「コンサートでミュージカル曲を単発で聞かされても、結局舞台が見たくなって欲求不満になるのよ!!」と思っていたため、避けることもあったのです。しかし、こういうご時世でミュージカルを見ること自体叶わなくなると、少しずつであっても色んな作品を味わせてくれて、束の間でも甘美なミュージカルトリップに連れていってくれる、コンサート形式に感謝です。

 

 

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しかし、これが無料っていいのですか!!このクォリティのものを無料で楽しんでしまうの、とても恐れ多い。

私はプロには対価を払うべきというスタンスなので、有料であってもクォリティが保証されているものなら全然払う。今回の適正価格ってどれくらいなんだろう、オンライン・ライブ・1時間・ソロ・ピアノ1台という諸々のことを考慮すると、2,000~2,500円くらいなら払うと思います。コストとか利益とかは分からないので、単純に自分の気持ちとして。こういう配信系の相場ってまだよく分からないので、全然見当違いかもしれないけど…。

 

 

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何はともあれ、渡韓できない我らハンミュ難民に、これからもどんどん機会をくだせえ!!!チェバル!!!

 

以上!

 

 

 

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쓰릴미/スリル・ミーの基本形はこうなのだと思う

 

 

★★★★☆ 

 

・2020年2月2日(日)18時

・Yes24 Stage Hall

・私:김우석(キム・ウソク)

 彼:구준모(ク・ジュンモ)

 

 

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この渡韓中にスリル・ミーは2回見ていたのですが、1回目の公演が衝撃的過ぎて、こちらはかなり平凡なスリミに見えてしまいました…。と言ってもそもそものストーリーが激ヤバであるスリミが「平凡」ということはありえないので、それだけキム・ヒョンジン私がぶっ飛んでいたということだと思います。

 

ということで大変申し訳ないのですが、特段印象に残ったことはなく…私も彼も穏やかな方だったと記憶しています。

 

当時のメモを見ると、

 

・放火の曲の時に、私が彼の前にしゃがんでいたが、私が目の前にある彼の股間を凝視していた。あれは大丈夫なのか?

・言動が穏やかな彼だが、一度だけ私をぶっ飛ばしていた。

 

しか書かれていませんでしたw

 

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二人の何が悪いというわけではなく、「初めて見るのがこの二人だと基本パターンが押さえられていいかもな」という、オーソドックスな演技だったと思います。スリミはともすると狂人カーニバルになりがちなので、「元の素材はこれです」というのがこの公演を見ると分かります。

 

以上!

 

 

 過去のスリミたちはこちら↓

 

 

  

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